コントゥアリングとは顔の立体感を出すためのメイク方法で、おもにハイライトやシェーディング、ファンデーションなどのアイテムを使い分けて輪郭を補正します。コントゥアリング前はのっぺりと平面的な印象ですが、メイク後は目元や鼻、輪郭に影ができ顔に奥行きが出ました。

外国人風メイクでは基本的にコントゥアリングをベースに取り入れ、自然と骨格をはっきりさせるのが成功するコツです。

ハイライトやシェーディングには、ペンシルやクリーム、パウダーなどさまざまな質感があります。簡単な使用感や自然な仕上がりを求めるなら、密着感の高いペンシルタイプがおすすめ。肌に密着する質感のアイテムをしっかりなじませると、もとから彫りが深いかのように自然な仕上がりになります。

ハイライトやシェーディングを使いこなして、外国人風な骨格をつくりましょう。

高く見せたい部分にハイライトをのせて、立体感を出しましょう。基本的なやり方は、Tゾーンと鼻先、頬骨や顎先などにハイライトをのせます。エラから口横までハイライトを入れると、さらに外国人風なメイクに仕上がりますよ。 使用するハイライトはパールの粒子が細かいタイプを選ぶと、自然になじませやすいのでおすすめです。

塗り終えたら、なにもついていないスポンジで塗り広げないようポンポンとぼかします。

ハイライトで高さを出したらシェーディングで影をつくり、彫りを深くしましょう。やり方は、高く見せたい部分の際や引き締めたいポイントにシェーディングをのせて、スポンジなどでしっかりなじませます。基本的には、眉の三角ゾーンや小鼻、頬骨の下に塗ると顔に立体感が生まれますよ。

顔を小さく見せたいときは、額の生え際やフェイスラインにシェーディングを入れるのもおすすめ。鼻下や唇下などの細かい部分にも影をつくると、より立体的になり外国人風メイクに近づけます。

外国人風アイブロウメイクは、眉を逆立てて意思強めの目元をつくりましょう。脱和風アイブロウの基本的なやり方は、ペンシルやパウダーで足りない部分を描き終えたら、スクリューブラシで眉を逆立てるだけ。眉頭から順に、真上→斜め上→横という流れで逆立てるのが簡単につくるコツです。

透明マスカラやアイブロウマスカラでコーティングすると、外国人風の逆立て眉をキープできます。

カットクリースとは、アイシャドウを駆使して二重の線を補正するメイクテクニックです。カットクリースをマスターすると、一重でも外国人風の彫りが深い目元になれますよ。やり方は、中間色をくぼみより少し狭めに塗ったあと、コンシーラーを目頭から線が欲しいところまで丸く入れます。

この2色の差が二重の線となるので、白めのコンシーラーを丁寧に入れるのがコツ。コンシーラーを塗った部分にハイライトや明るめのアイシャドウを塗り、二重の線に中間色をもう一度塗って自然な外国人風アイメイクに仕上げましょう。

奥二重を外国人風のアイメイクに仕上げるコツは、横幅を強調するのがポイント。やり方は、アイホールにアイシャドウを塗る際に横幅を広めにのせ、下まぶたも目尻長めに入れましょう。リキッドアイライナーでアイラインを長めに引くとより横幅が強調され、目が大きくはっきりします。

眉下にハイライトをしのばせて、目頭と黒目上部分にラメをのせると、目に立体感が生まれ外国人風の上品なアイメイクの完成です。

二重はまぶたにシェーディングを入れて、彫りの深い外国人風アイメイクをつくりましょう。基本のやり方は、アイホール全体にシェーディングをのせて腫れぼったさを抑えます。シェーディングは、腫れぼったさを感じさせないように赤みが少ない色を選ぶのがおすすめです。

中間色は目頭からしっかり入れ、下まぶたにも塗ってはっきりした目元をつくるのがコツ。締め色はアイライン状に描いて目尻を強調したら、黒目上にハイライトやラメを足して立体感をプラスします。リキッドアイライナーを跳ね上げ気味に描いたら、外国人風アイメイクのできあがりです。