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眉毛の黄金比とは?最新トレンドや輪郭別の描き方をマスターして理想の美眉へ
眉毛はメイクのなかでも「難しい」と感じやすいパーツ。顔の印象を大きく左右する重要なパーツでもあるので、より苦手意識を持つ方が多いのではないでしょうか。しかし、眉毛にはバランスのよい形を導き出す「黄金比」が存在します。この黄金比を理解することで、誰でも簡単に理想どおりの美眉に近づけるのです。
そこで今回は、眉毛の黄金比のポイントや基本の描き方を徹底レクチャー。ほかにも輪郭別に似合う形や、トレンドを押さえた今どきの眉毛の描き方なども解説します。
眉毛に黄金比があることを知っていましたか?
眉毛の黄金比とは、顔の骨格やパーツをもとにバランスのよい形を導き出す比率のこと。この黄金比を押さえてメイクをすることで、簡単に美眉が手に入ります。基本的な眉毛の黄金比のポイントは以下の4つです。
- ・眉頭は小鼻の延長線上
- ・眉山は黒目の外側から目尻の間
- ・眉尻は小鼻と目尻を結ぶ延長線上
- ・太さの目安は目の縦幅の1/2から2/3
眉毛の黄金比とは?
眉毛は形によって、顔の印象を大きく左右するパーツ。なりたい印象に合わせて形や濃さを変えることで、理想に近い雰囲気の顔に仕上がります。ですが同時に、左右が揃わなかったり思い通りの形にならなかったりと、メイクをするのが難しいと感じやすいパーツでもあるのです。
実は、眉毛には黄金比が存在します。黄金比とは、顔の骨格やパーツをもとにバランスのよい眉毛の形を導き出す比率。この黄金比を理解することで、どんな方にも似合う美しい眉毛が描きやすくなり、メイクの失敗を減らせます。
眉毛の高さと長さの黄金比
美しい眉毛に仕上げるためには、高さや長さ、太さのバランスが重要です。まずは、眉毛の高さと長さの黄金比を見ていきましょう。眉毛の高さや長さは「眉頭」「眉山」「眉尻」の3ヶ所の位置がポイントです。
それぞれの基本の位置は、以下を参考に描いてみてください。
- ・眉頭:小鼻の延長線上
- ・眉山:黒目の外側から目尻までの間(眉頭から眉山までの長さと、眉山から眉尻までの長さは2:1が理想)
- ・眉尻:小鼻と目尻を直線で繋げたときの延長線上
眉毛の太さの黄金比
眉毛の高さと長さの黄金比がわかったら、次はバランスがよく見える太さをチェックしましょう。眉毛は細めにすると大人っぽく色っぽい印象に見え、太くすると若々しく凛とした印象に見えます。ですが、どちらもやりすぎると不自然な仕上がりになるため、似合う太さを見つけることが大切です。
細めにするときは目の縦幅の1/2の太さ、太めにするときは目の縦幅の2/3の太さがバランスのよい眉毛の目安だといわれています。また、眉毛は眉頭から眉尻に向かって少しずつ細くなるのが美しい形。眉頭:眉山:眉尻が3:2:1の太さの比率で描くのが理想です。
理想の美眉に!黄金比バランスを押さえた基本の眉毛の描き方
ステップ1|スクリューブラシで毛流れを整える
眉毛は必ず、毛流れを整えてから描きはじめましょう。毛並みが整うことで眉毛が描きやすくなり、仕上がりもきれいに見えます。
毛流れは、生えている方向に整えていくのがポイント。スクリューブラシを使い眉頭は下から上に、眉山までの中央部分は外側に向かって真横に、目尻部分は斜め下にとかしましょう。最近は、自然な毛流れを活かすアイブロウメイクが流行っているので、毛並みを整えておくことで今っぽい眉毛に仕上げやすくもなります。
ステップ2|眉毛の黄金比に合わせて眉頭・眉山・眉尻に印を描く
毛の生えている方向に毛並みを整えたら、先ほど説明した基本の黄金比に合わせて、眉頭・眉山・眉尻の位置に印を付けておきましょう。いきなり眉全体を描くよりも、この3ヶ所の位置を事前に決めておくことで、ガイドとなって左右対称でバランスのよい形に仕上げやすくなります。
印は濃く付けると全体を仕上げたときに目立ってしまうので、点で薄く描くのがポイントです。
ステップ3|眉山から眉尻を描く
黄金比に合わせて眉頭・眉山・眉尻の位置に点を付けたら、その印のガイドに沿って眉尻を描いていきます。ペンシルを使い、眉山と眉尻の点を繋げるように眉毛の上のラインを引きましょう。続けて眉山から眉尻部分の下のラインも引いてください。
眉尻部分はキュッと細く描くとメリハリがつき、横から見られても美しい眉毛に仕上がります。鏡で横顔もチェックしながら、バランスよく描きあげることが大切です。
ステップ4|眉毛の上下の外側にラインを引き輪郭を描く
眉尻が描けたら、眉山までの外側の上下ラインを描きます。眉頭は、がっつりラインを引くと眉毛が凛々しくなりすぎてしまうので、少し間を空けて印よりも外側(眉山側)から描きはじめるのがポイントです。
ラインはしっかり引こうと思わず、下書きのようなイメージで描いてください。ぼかしやすく薄いラインが引けるパウダータイプのアイブロウを使うのがおすすめです。
ステップ5|輪郭のなかを埋めていく
眉頭の少し外側から眉山までの輪郭が描けたら、ラインの内側を埋めるように色をのせていきます。このとき使うアイブロウアイテムは、ふんわりとした自然な眉毛に仕上がるパウダータイプがおすすめです。
パウダーを塗るときは、ただ同じ方向にブラシを動かしてもきれいに色がのらず、ムラっぽく仕上がる原因になります。ブラシは左右に小刻みに動かし、毛の間にもしっかりパウダーが入り込むように塗りましょう。
ステップ6|残ったパウダーで眉頭に色をのせる
最後に、眉頭にパウダーを塗っていきます。眉頭は色が濃くなるほど仕上がりが不自然になってしまうので、淡くパウダーをのせるのがポイント。ステップ5で使ったブラシを、パウダーを付け足さずにそのまま使ってください。残ったパウダーでほんのり色を足す程度でOKです。下から上に向かってブラシを縦にした状態で、毛流れに沿うようにサッと色味を足していきましょう。
仕上げにスクリューブラシで毛並みを整え、眉全体を軽くぼかして色味をなじませたら完成です。
この記事を書いた人
shimmy
美容やコスメをこよなく愛する2児の母。好きなことを仕事にしたい!という思いから美容やコスメについて一から勉強し、コスメコンシェルジュの資格を取得。現在はその知識を活かすため美容ライターとして活動中。
最近はブログでアラサーならではの肌悩みや美容についてマイペースに発信中。