ベタつきやニキビの原因になるので嫌われがちな油分ですが、ツヤ肌には欠かせない成分です。とくに乾燥肌では油分が不足しているため、クリームなどの油分は必須アイテムのひとつ。

ツヤ肌になるには、スキンケアの最後に乳液やクリームを塗って蓋をしましょう。うるおいが逃げずに、日中もツヤ肌&保湿が持続するようになりますよ。

乾燥肌も脂性肌も、肌に「水分」が足りていない状態です。スキンケアの最初に化粧水をたっぷり塗って、肌に水分補給をしましょう。

化粧水の基本の使い方は、洗顔後の肌に手かコットンを使って塗るだけです。コットンを使う場合は、摩擦を避けるためにたっぷりの化粧水をコットンに染み込ませて。化粧水は2〜3度に分けて、ハンドプレスしながら肌になじませます。化粧水を丁寧に塗るだけで、透明感※のあるツヤ肌に近づけますよ！

スキンケアを使い心地や人気だけで選んでいませんか？スキンケアで一番重視すべきなのは「成分」です。「しっかりスキンケアしているのに肌が乾燥する」と悩んでいる人は、スキンケアの選び方を見直してみて。

保湿におすすめな成分は「セラミド」と「ヒアルロン酸」です。セラミドは肌の細胞間に存在する成分で、肌から水分が逃げにくいようにしてくれます。一方で、ヒアルロン酸はたくさんの水分を抱えられる成分で、うるおいケアには必須です。

キメが乱れた肌は光がバラバラに反射するのでNG！肌のキメを整えるには、発酵成分入りスキンケアがおすすめです。コメヌカ発酵エキスや乳酸菌培養液などが代表的な成分で、肌のキメを整える以外にも肌バリア機能を高める、年齢による肌悩みケアといった特徴があります。

また、発酵成分入りスキンケアは浸透力※を高め、肌にうるおいを与えてくれるのでツヤ肌仕込みにおすすめ。肌のキメを整える&乾燥から肌を守るといった、二つの面からツヤ肌作りに役立ちます。

ふっくらした弾力のある肌が、ツヤ肌には欠かせません。真皮でコラーゲンやエラスチンといった繊維が肌を支えてくれているので、肌に弾力やハリが生まれます。しかし、コラーゲンやエラスチンは20代を境にだんだんと減少傾向に…。
肌に弾力やハリがなくなるとツヤがなくなり、シワや毛穴、くすみが目立つようになります。また、メイクノリが悪くなって老けて見られがちに。若い肌をキープするためには、ハリケアの美容が欠かせません。

 ハリケアの基本的な成分は「レチノール」と「ビタミンC」です。どちらもエイジングケア※に人気の成分で、たくさんの種類のアイテムが発売されています。

おすすめの選び方は、ハリ+小ジワにアプローチしたい場合はレチノールを、ハリ+毛穴が気になる方はビタミンCを選びましょう。ビタミンCは肌の油分水分バランスを整えてくれるので、毛穴や肌トラブルに悩む方におすすめの成分です。一方で、レチノールはビタミンAの一種で、肌のヒアルロン酸産生を促してくれます。