ハリケアのおすすめ成分としてレチノールやビタミンCを紹介しましたが、どちらも敏感肌には少し刺激が強い成分です。レチノールやビタミンCが合わない人には、「ナイアシンアミド」がおすすめ。

ナイアシンアミドは肌にハリや透明感※を与えてくれて、レチノールやビタミンCよりも刺激が少なく使い心地がよいです。ただし、人によってはナイアシンアミドが合わない可能性もあります。いろんな成分を使ってみて、自分に合う成分を見つけましょう。

油分=ニキビなどの肌トラブルの元と思われがちですが、大人女子の美容に油分は欠かせません。加齢で肌に油分がなくなってくると、ツヤも失われるからです。使い方のコツさえ掴めば、肌を保湿できるうえツヤも作れますよ。

基本の油分ケアには、クリームがおすすめです。スキンケアの仕上げに塗るだけで、簡単に肌にうるおいとツヤを与えられます。クリームの保湿だけでは乾燥してしまう人は、美容オイルも使ってみましょう。

保湿クリームの使用方法は、化粧水・美容液のあとに塗るだけです。スキンケアの最後に油分で蓋をすることで、肌から水分が逃げにくくなります。

保湿クリームの選び方ですが、乾燥肌さんは油分が多いクリームがおすすめです。一方で、脂性肌さんは油分が少なめの水分クリームを選びましょう。また、季節によっても肌の乾燥具合が変わるので、夏と冬で保湿クリームを変える方法もおすすめです。

乾燥肌さんが手軽にツヤを作る方法に「美容オイル」があります。顔に美容オイルを数滴なじませるだけで、内側から輝いているようなツヤ肌を作れますよ。

ただし、オイルは使いすぎると毛穴に詰まってしまうので使用バランスに注意してくださいね。美容オイルの使い方は、スキンケアアイテムやファンデーションに1〜2滴混ぜるだけです。たった数滴で十分な保湿とツヤ感が得られるので、「肌が乾燥でツヤがない…」と悩んでいる人はぜひ試してください。

がっつりメイクとナチュラルメイクで同じクレンジングを使っていませんか？洗浄力の強いクレンジングはメイクや汚れだけでなく、肌のうるおいまで落としているかもしれません。メイクの濃さに合ったクレンジングを選ぶことがとても大切です。

とくにオイルクレンジングは洗浄力が強いので注意！オイルクレンジングはメイクの濃い部分or濃い日だけに使って、ナチュラルメイクの日はミルククレンジングなどを使用するのがおすすめです。

スキンケアをするときに肌を擦ってしまうのは、肌からツヤや水分を奪ってしまうのでNG行為です。スキンケアをする際は、化粧水や乳液を手のひらで軽く温めてから乾燥が目立つ部分からつけましょう。そのあと、手のひらで顔全体をやさしく包み込むようにつけていくのがコツです。

スキンケアアイテムは必ず適量を使い、極力肌を擦らないように心がけましょう。