深みのあるカラーのお花を使ったこちらのデザインは、お花以外の部分の色味を抑えることでクラシカルなお花が際立っています。かわいらしさよりも大人っぽく、大柄の花柄デザインが好みの人にぴったり。

フレームのように爪を囲むことで、まるで額縁に飾られた写真のようにも見えておしゃれなデザインです。 

セルフでフラワーネイルを綺麗に仕上げるにはいくつかコツがあります。

トレンドのぷっくり感があるフラワーを作るには、硬めのクリアジェルを使うのがポイント！粘度が低い柔らかいクリアジェルだと、厚みを出しにくく広がってしまいやすいため、ある程度のスキルが必要となります。慣れないうちは硬さのあるクリアジェルを使うのがおすすめです。 

硬めのジェルと同じく重要なのが筆の太さ。ぷっくりとした立体感を綺麗に作るには、細い筆を使いましょう。

さらに筆の毛質が柔らかすぎないものを選ぶことで、硬いジェルをしっかり取れます。細い筆は細かなアートを描く際にも役立ちますので、1つ持っておくと便利ですよ。 

立体的で綺麗なお花の描き方のコツは、上下左右の花びらから描いてバランスを見ながら間に花びらを追加していくことです。上下左右は大きめにし、間の花びらを小さくすることで、より立体感のあるフラワーアートに仕上がります。

筆にジェルを取る際には、筆全体ではなく筆先にジェルが溜まって水滴のようになればベスト！あとはそのまま爪にのせ、中心に向かって細くなるように描きましょう。 

クリアジェルをいきなりのせて花びらを作るのは失敗しそうで不安という人におすすめの描き方が、先にカラージェルで花びらのベースを作ってあげること。

ベースの上にクリアジェルをのせ、なぞりながら立体感を出していくので簡単です。1度で立体感が出なければ、ジェルを重ねてみてくださいね。クリアで作るお花と違い、ベースの花びらの色が出るので、繊細な色の変化を楽しめますよ。 

ネイルはポリッシュ派という方は、ネイルシールを使うのが簡単でおすすめです。ポリッシュを使ってぷっくりとした立体的な花柄を作るには、厚みを出すのが難しく、セルフネイルでは難易度が上がります。

そのため、ぷっくり感のあるシールを使ったり存在感のあるデザインのシールを選んだりすることで、トレンドのフラワーネイルアートを取り入れてみましょう。ネイルシールを使う際には、あらかじめデザインを決めてから爪にのせるのがポイントです。 

フラワーネイルはかわいらしい印象が強いですが、アレンジ次第で大人っぽくも仕上がる万能デザイン。お花の種類で季節感が出せますし、立体なのか平面なのかでも印象はがらっと変わります。

手元に花柄があるだけで気分までウキウキしてきませんか？今回紹介したデザインを参考に、可憐なフラワーネイルで指先から華やかさをまとってみてくださいね。