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最新メイク《縦割りグラデ》でデカ目を叶えよう!基本のやり方とトレンドテクをマスター
まぶたをドラマティックに彩る「縦割りグラデ」は、今注目されているメイク方法です。美しいグラデーションを楽しめて目力アップも期待できるため、チャレンジしてみたい方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、縦割りグラデの魅力やメリット、3パターンの簡単なやり方を解説します。綺麗に仕上げる方法もご紹介するので、ぜひお気に入りのアイシャドウで実践してみてくださいね。
(4)切れ長で色っぽい印象へ
目尻を濃いめに仕上げた縦割りグラデは、目元を切れ長に見せ、どこかセクシーな雰囲気に仕上げます。目尻に重心を置くことで、落ち着つきのある凛とした表情を演出。赤みのあるピンクカラーでより女性らしさを追求したり、ダークカラーでクール系にまとめたりと、アイシャドウの色で違いを楽しむのもよいですね。
メインカラーを強調できる塗り方なので、存在感がある大人っぽいアイメイクを目指す方は、縦割りグラデに挑戦してみてくださいね。
縦割りグラデに適したアイシャドウカラー&必要なアイテムは?
アイシャドウのカラーの選び方
縦割りグラデにする場合は、濃い色・中間色・明るい色の3色を用意しましょう。自然なグラデーションに仕上げるコツは、3色を同系色で揃えること。パレットタイプなら相性のよいカラーが簡単に揃うため、その都度組み合わせる必要がありません。もちろん1色や2色でも縦割りグラデは可能ですが、3色あると色の違いによってより本格的に仕上がります。
明るい色はまぶたの色ムラを目立たなくしてベースを整える目的もあるため、肌なじみのよいベージュ系がおすすめです。
アイシャドウのテクスチャーによる違いは?
種類 | 特徴 |
---|---|
パウダータイプ | ・種類が豊富 ・質感を選べる |
リキッドタイプ | ・みずみずしい ・持ちがよい ・高発色 |
クリーム/バームタイプ | ・しっとり ・ツヤ感 ・1色でもぼかしやすい |
市販のアイシャドウには、さまざまなテクスチャーがあります。種類ごとに仕上がりや発色、持ちが異なるので、上記の特徴を参考にして自分にぴったりのものを選びましょう。
縦割りグラデ初心者の方は、最もポピュラーで使用方法が簡単なパウダータイプのアイシャドウがおすすめです。
アイシャドウのラメ入りとマットの違いは?
ラメ入りシャドウ | ゴージャスな印象でまぶたに立体感がでる |
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マットシャドウ | ナチュラルな印象でスッキリとした仕上がり |
ラメやパールが入ったアイシャドウは、簡単にツヤっぽさが出て華やかな目元になります。ラメやパールの粒子が細かいほど上品に、大粒になるほどゴージャスに仕上がるので、なりたいイメージに沿って選びましょう。
マットタイプのアイシャドウは肌なじみがよく、まぶたに陰影をプラスしたいときにおすすめ。落ち着いたフォーマルなアイメイクに仕上がるため、シーンを選ばずに活用できます。
縦割りグラデを上手に仕上げるメイクツールは?
ツール | 特徴 |
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アイシャドウブラシ | ・ぼかしやすい ・発色はブラシの種類で調整できる ・メイクの仕上がりがアップ |
アイシャドウチップ | ・ややぼかしにくい ・見たままの高発色 ・ピンポイントに塗れる |
指塗り | ・ややぼかしにくい ・発色がよい ・チップより広範囲に早く塗れる |
どんなメイクツールを使うかによっても、アイシャドウの仕上がりは異なります。今回ご紹介している縦割りグラデにする場合は、アイシャドウブラシが最適。色の境目をぼかしてグラデーションを作りたいときや、広範囲へふんわりと塗りたいときに使いやすいアイテムです。アイシャドウブラシは大きさや形もさまざまなので、自分に合うものを選ぶことでメイクが上達するきっかけにも。
濃い色をまぶたにのせる際は、アイシャドウチップや指塗りもおすすめです。2種類とも扱いが簡単なツールですが、はじめにのせた部分へ集中して色付くため、ぼかすときはややテクニックが必要になります。
アイシャドウベースを併用すると仕上がりが綺麗
アイシャドウを使用する際、発色がもの足りないと感じることはないでしょうか?そんなときにおすすめなのが、アイシャドウベースです。事前に仕込むことで、アイシャドウの粉やラメがしっかりフィットし、綺麗な発色を叶えます。さらに、アイテムによってはまぶたの色素沈着をカバーしたり余分な皮脂を抑えたりするプラスαの機能も。
プチプラのアイシャドウは時間が経つとよれやすいため、アイシャドウベースは1つ手元にあると便利なアイテムです。
縦割りグラデの簡単なやり方をレッスン
縦割りグラデのポイントは?
縦割りグラデのポイント
- 1.明るい色・中間色・濃い色の順に塗る
- 2.明るい色は全体に広げて、まぶたのベースを整える
- 3.最後はブラシを一旦拭き取ってから全体をぼかす
- 4.カラー同士の境界線はナチュラルにする
縦割りグラデは、上記のポイントに気をつけると簡単かつ綺麗なアイメイクに仕上がります。
濃い色を配置する部分によって完成したときの印象が異なりますので、自分のなりたいイメージに近い縦割りグラデの方法を選びましょう。今回は、「目尻濃いめ」「目頭濃いめ」「ヘイローアイズ」の3パターンのやり方をご紹介します。
縦割りグラデのやり方|目尻濃いめ
目頭濃いめの縦割りグラデ
- 1.明るい色を目頭側に塗り、全体にも広げる
- 2.中間色を中央に塗る
- 3.濃い色を目尻側に塗ってぼかす
目尻濃いめの縦割りグラデは、一番目立つカラーをまぶたの外側に配置することで目尻に重心を集め、やわらかい色っぽさを演出します。
目尻側はあまり広げすぎず、まぶたのくぼみまでの範囲を目安にすると、仕上がりがナチュラルです。
縦割りグラデのやり方|目頭濃いめ
目尻濃いめの縦割りグラデ
- 1.明るい色を目尻側に塗り、全体にも広げる
- 2.中間色を中央に塗る
- 3.濃い色を目頭側に塗ってぼかす
目頭濃いめの縦割りグラデは、目の位置がキュッと中央に寄っているように見せられ、知的でクールな印象を叶えます。より大人っぽくて頼れる女性を演出してくれるため、オフィスメイクとしても最適なメイク方法です。
目を開けた状態で3mm程度目頭の濃い色が見えるラインまで塗りましょう。
この記事を書いた人
佐々木ちか
大手エステ会社にてエステティシャンとして10年間従事。接客業の傍ら、店舗運営、広告モデル、技術教育に携わる。ライターに転身後、各種メディアにて美容・健康分野の執筆をスタート。現場経験を活かした濃厚で手触り感あるコンテンツを心がけている。こだわり深いコスメに目がない。東京下町にて夫と猫の3人暮らし。