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メイクしながら環境保護!エシカルコスメの魅力と選び方&おすすめブランドをご紹介

出典:adobestock

メイクしながら環境保護!エシカルコスメの魅力と選び方&おすすめブランドをご紹介

近年、環境への配慮や倫理的な消費に対する関心が、さまざまな業界で注目されていることを知っていますか?

美容業界でも、環境への持続可能な発展を目指す「サステナビリティ」への取り組みは、商品やサービスの大きな価値として消費者から評価されています。

その中でいま、とくに注目されているのが「エシカルコスメ」です。この記事では、サステナブルな美容に焦点をあて、エシカルコスメの特徴や魅力、選び方のポイントについて解説します。おすすめしたいブランドとアイテムもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

これから始める、エシカルなコスメブランド9選

これから始める、エシカルなコスメブランド9選 出典:adobestock

ここからはエシカルコスメを使ってみたい方向けに、手に取りやすいエシカルコスメブランドをご紹介します。ぜひ、自分にぴったりのエシカルコスメ探しの参考にしてください。

# ブランド名 特徴・エシカルな取り組み
1 Celvoke(セルヴォーク) ・「奥ゆきのある顔」を叶える日本のコスメブランド
・天然由来成分をベースに先進的テクノロジーを駆使したスキンケアと、洗練モードを追求したメイクアップを展開
2 アクア・アクア ・日本のオーガニックコスメブランド
・フルーツエキスや植物オイル、ミネラルなどの天然由来成分配合
・年齢やジェンダーの垣根を超えて使用できる
3 neo natural(ネオナチュラル) ・自然素材の特性を生かした日本のコスメブランド
・自社農場で原料を有機栽培
・イベント、セミナーなどでの環境保護の啓発を実施
4 bior organics(ビオールオーガニクス) ・天然由来100%、美容成分100%にこだわった日本のコスメブランド
・エコサートCOSMOS*¹認証取得
5 john masters organics(ジョンマスターオーガニック) ・オーガニック認証を取得しているニューヨーク生まれのヘアケア&スキンケアブランド
・リサイクル素材の包装パッケージや天然由来成分へのこだわり
・さまざまな環境保護活動を実施
6 ETVOS(エトヴォス) ・敏感肌向けの日本のコスメブランド
・肌が持つバリア機能に着目した製品づくり
・地球環境に配慮して、紫外線吸収剤不使用やサンゴの保護活動を実施
7 kuoca(クオカ) ・韓国生まれのナチュラルコスメブランド
・シェフの真心が込められた料理のような丁寧な製品づくり
・環境に配慮したパッケージを実現
8 AVEDA(アヴェダ) ・アーユルヴェーダに着想を得たアメリカのオーガニックコスメブランド
・1978年の創設以来、一切動物実験を行なっていない
・製造過程におけるエネルギーを風力やソーラーでまかなっている
9 Jurlique(ジュリーク) ・南オーストラリアのオーガニックコスメブランド
・オーガニック認証の自社農園で栽培した植物由来成分を配合
・農園では無農薬有機農法を採用、雨水やソーラー発電の利用で環境へ配慮

*¹ オーガニック、または天然化粧品の製品化を世界各国で可能にするもの

【おすすめブランド①】Celvoke(セルヴォーク)

【おすすめブランド①】Celvoke(セルヴォーク) 出典:Celvoke 公式画像

Celvoke(セルヴォーク)は、「奥ゆきのある顔」を叶える洗練された雰囲気が魅力の日本のコスメブランドです。
ナチュラルやオーガニックといった天然由来成分をベースに、バイオテクノロジーをかけあわせたブランドコンセプトで、スキンケアからメイクアップまで幅広い製品を展開しています。

その中でもエシカルな特徴としては、配合成分にサステナブルなオーガニック素材を採用した、環境に配慮した製品づくりが挙げられます。

そんなCelvokeの「カームブライトニング マルチWセラム」は、サステナブルなオーガニック素材でつくられた「Wウメコメ発酵エキス*²」を中心に、天然由来成分を贅沢に配合した美容液です。肌にうるおいを与えて、なめらかさとツヤを引き出してくれます。

*² (アスペルギルス/サッカロミセス)/(ウメ果実/コメ)発酵粕エキス(保湿成分)

無添加成分:界面活性剤・合成香料・合成着色料・合成ポリマー・パラベン・鉱物油・シリコン・動物由来成分

【Celvoke(セルヴォーク) カームブライトニング マルチWセラム】
4,950円(税込) 編集部調べ

2024年2月7日時点

【おすすめブランド②】アクア・アクア

【おすすめブランド②】アクア・アクア 出典:アクア・アクア公式画像

国産のオーガニックコスメブランドであるアクア・アクアは、日本生まれのフルーツや植物のエキスを配合したスキンケアやメイクアップアイテムを展開しています。

今回ご紹介する「オーガニックロングマスカラ」はまつげをいたわるフルーツ美容成分を配合したトリートメントタイプのマスカラ。使いやすい極細ブラシで、まつげをしっかりキャッチしてセパレートロングに整えてくれます。

カラーは7色展開。お湯や石けんでやさしくオフできるのも魅力的です。

無添加成分:石油系界面活性剤・鉱物油・紫外線吸収剤・フェノキシエタノール・合成香料・パラベン・シリコン

【アクア・アクア オーガニックロングマスカラ】
2,750円(税込) 編集部調べ

2024年2月7日時点

【おすすめブランド③】neo natural(ネオナチュラル)

【おすすめブランド③】neo natural(ネオナチュラル) 出典:Instagram(@chinzuko)ご提供

neo natural(ネオナチュラル)は、自然素材の特性を生かし、肌本来の自然な力を引き出すことをコンセプトにした日本のコスメブランドです。

化学成分は使用せず、自然素材に極力手を加えずそのまま利用することで、肌の「自ら美しくある力」を引き出す製品づくりをしています。

さらに、自社農場での原料の有機栽培や、イベント、セミナーなどでの環境保護の啓発など、環境問題や社会問題への積極的な取り組みを行っています。

そんなneo natural(ネオナチュラル)の「Natures for ボタニックセバムオイル」は、肌の皮脂の変化に着目した美容オイル。ワイルド&オーガニック99%以上のオイルを独自ブレンドし、サラッと伸びがよくべたつきにくいテクスチャーを実現しています。

無添加成分:石油系界面活性剤・パラベン、フェノキシエタノール等合成防腐剤・合成香料・合成着色料・シリコン等合成ポリマー・発泡剤・鉱物油・石油系BG・合成エタノール・紫外線吸収剤

【neo natural(ネオナチュラル) Natures for ボタニックセバムオイル】
3,850円(税込) 編集部調べ

2024年2月7日時点

【おすすめブランド④】bior organics(ビオールオーガニクス)

bior organics(ビオールオーガニクス)は、原料のトレーサビリティはもちろん、配合する・しない成分にこだわり、天然由来成分&美容成分100%を実現した日本のコスメブランドです。
スキンケア製品は、オーガニックの世界基準のひとつであるエコサートCOSMOS認証*¹を取得しています。

そんなbior organicsの「フィトセルVCローション」は、ロゼ有機JAS国産ダマスクローズから抽出した独自のオーガニックエキス*³を配合した化粧水です。自然由来のビタミンC誘導体*⁴も配合されており、肌のうるおいとハリを引き出します。

*³ ダマスクバラ花エキス・アルガニアスピノサ核油(ハリ、保湿、ツヤ)
*⁴ アスコルビルグルコシド(保湿)

無添加成分:パラベン・フェノキシエタノールを含む防腐剤全般・紫外線吸収剤・石油系界面活性剤・鉱物油・合成香料、シリコン、合成ポリマー、タルク

【bior organics(ビオールオーガニクス) フィトセルVCローション ロゼ】
4,950円(税込) 編集部調べ

2024年2月7日時点

【おすすめブランド⑤】john masters organics(ジョンマスターオーガニック)

【おすすめブランド⑤】john masters organics(ジョンマスターオーガニック) 出典:john masters organics公式画像

john masters organics(ジョンマスターオーガニック)は「地球に敬意を」をコンセプトに掲げるニューヨーク生まれのオーガニックヘアケア・スキンケアブランドです。

化学物質を極力使用しない製品づくりやリサイクル素材を使用したパッケージはもちろん、ビーチの清掃活動やイベントでの啓蒙活動など、さまざまな地球環境保護活動を実施しています。

USDA ORGANICやCOSMOS認証などを取得しており、動物実験は行っていません。

そんなjohn masters organics(ジョンマスターオーガニック)の「リップカーム」は、保湿効果の高いオーガニックオイルやミツロウを配合したリップクリームです。唇の上でとろけて、うるおいのベールで乾燥を防ぎます。

【john masters organics(ジョンマスターオーガニック) リップカーム】
1,760円(税込) 編集部調べ

2024年2月7日時点

【おすすめブランド⑥】ETVOS(エトヴォス)

【おすすめブランド⑥】ETVOS(エトヴォス) 出典:ETVOS公式画像

ETVOS(エトヴォス)は、日本生まれの敏感肌向けコスメブランドです。肌本来のバリア機能に注目し、バリア機能の正常化を保つアプローチを研究しています。

また、地球環境に配慮し、サンゴの白化の原因と考えられている「紫外線吸収剤(オキシベンゾンやオクチノキサート)」の不使用やサンゴの苗を寄付する活動、環境にやさしい包装素材の使用などを行っています。

「ミネラルインナートリートメントリキッドコンシーラー」は、気になるシミやクマ、くすみをしっかりカバーするコンシーラー。乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済みです。ヒト型セラミドなどの保湿成分も配合されており、しっとりとした仕上がりになります。

無添加成分:石油系界面活性剤・鉱物油・合成香料・アルコール・タール系色素・シリコン・パラベン・紫外線吸収剤

【ETVOS(エトヴォス) ミネラルインナートリートメントリキッドコンシーラー】
3,850円(税込) 編集部調べ

2024年2月7日時点

【おすすめブランド⑦】kuoca(クオカ)

kuoca(クオカ)は、韓国生まれのナチュラルコスメブランドです。

ブランド名であるkuoca(クオカ)は、シェフを意味するイタリア語が由来になっており、大量生産ではないシェフの真心のこもったコスメを作るという想いが込められています。

主に天然由来成分を配合した製品づくりと、FSC認証*⁵の環境配慮型の包装資材や植物由来のソイインクの使用で、環境保護につながる活動をおこなっています。

「ワイルドピーチハンドクリーム」は、プロバンスの桃畑で太陽を浴びて育った野生の桃の果汁のようなフレッシュな香りと、テクスチャーが特徴のハンドクリームです。
ほろ苦いフレンチハーブの香りをプラスしたオリジナリティの高いアイテムとなります。

*⁵ 環境・社会・経済に対して持続可能な森林管理のもとつくられた製品を認証する制度。

【kuoca(クオカ) ワイルドピーチハンドクリーム】
2,700円(税込) 編集部調べ

2024年2月7日時点

【おすすめブランド⑧】AVEDA(アヴェダ)

【おすすめブランド⑧】AVEDA(アヴェダ) 出典:AVEDA公式画像

AVEDA(アヴェダ)は、アメリカ生まれのオーガニックコスメブランドです。アーユルヴェーダに着想を受け、ホリスティックな考え方を化粧品に取り入れています。

1978年の創設以来、一切動物実験を行わず、パッケージは100%リサイクル素材を使用。さまざまなリサイクル活動にも注力しています。

さらに、すべての製品の製造にかかる電力は風力により発電しており、製造設備の年間消費電力の50%はソーラー発電でまかなえると期待されているなど、エシカルコスメとしても第一線を行くブランドです。

そんなAVEDA(アヴェダ)のおすすめアイテムは、植物由来成分を配合したスカルプトリートメント。頭皮をやさしく洗浄し、毛穴の汚れをすっきりと取り除きます。ネロリ*⁶やレモン、スペアミントのアロマをブレンドしたさわやかな香りも魅力的です。

*⁶ 非常に品種の多いミカン科の植物の中でも特に「ビターオレンジ」の花から採られる精油を指します。

【AVEDA(アヴェダ) スカルプ ソリューション エクスフォリエイティング スカルプ トリートメント】
6,380円(税込) 編集部調べ

2024年2月7日時点

【おすすめブランド⑨】Jurlique(ジュリーク)

【おすすめブランド⑨】Jurlique(ジュリーク) 出典:Jurlique 公式画像

Jurlique(ジュリーク)は、南オーストラリアで誕生したオーガニックコスメブランドです。地球環境への尊重を背景に、自社で植物を栽培し、その植物由来の成分を化粧品に配合しています。

自社農園はNASAA(オーストラリア持続可能農業協会)の認定を受けており、創業時から無農薬有機農法による栽培を続けています。また、自社農園では雨水などをためた池の水を利用。

さらに、農園で使用する電力はすべて自家ソーラー発電でまかなっており、製造過程でも徹底した環境への配慮を実現するブランドです。

そんなJurlique(ジュリーク)の「スキンバランシングフェイスオイルN」は、厳選された9種類の植物オイルと10種類の植物エキスをブレンドした美容オイル。肌にハリとツヤを与え、輝くようなヘルシーな印象に導きます。

【Jurlique(ジュリーク) スキンバランシングフェイスオイルN】
8,580円(税込) 編集部調べ

2024年2月7日時点

地球と自分にやさしい美容を

日々の生活にエシカルコスメを取り入れると、美容と環境への配慮を同時に叶えられます。

成分へのこだわりや環境への取り組みが反映された商品は、美しさを追求するだけでなく、人と地球にやさしいライフスタイルを実現する手助けとなるはずです。

ぜひ、みなさんもエシカルコスメを取り入れて、環境にやさしい暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

RAXY Style編集部がセレクトした旬のコスメやメイクのHow to情報をお届けします。いつもより輝けるキレイのヒントをお届けしていきます★

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