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化粧水をつけすぎるとどうなる?起こりうる肌トラブルや正しいつけ方を解説!
化粧水は、つければつけるほど肌がうるおうと思っていませんか?実は、化粧水をつけすぎると、さまざまな肌トラブルの発生につながるので、適量を守ることが大切です。
とはいえ、どのくらいの量がつけすぎといえるのか、適量とはどのくらいなのか、わからない方も多いかもしれません。
この記事では、化粧水をつけすぎた場合に起こりうる肌トラブルや、つけすぎのサインなどを解説します。化粧水の正しいつけ方や、肌悩み別におすすめの化粧水もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
化粧水のつけすぎがNGな理由とは?
基本的に、化粧水の役割は乾燥した肌をしっかり保湿することです。しかし、化粧水をつけすぎることにより過度な保湿をしてしまうと、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
理由として、肌が保湿されすぎると、本来の肌の保湿機能が働きにくくなり、角層のバリア機能が弱まるからです。肌のバリア機能が低下すると、肌は過敏になり、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。
また、化粧水をたくさんつけようとすると手やコットンが肌に触れる時間が長くなり、過剰な刺激を肌に与えることになることも問題です。場合によっては、角層がはがれてしまう可能性もあります。
このような理由により、化粧水のつけすぎはNGとされているのです。
化粧水のつけすぎで起こりうる4つの肌トラブル
肌トラブル①:乾燥
乾燥は、化粧水をつけすぎることによって起こりうる肌トラブルの一つです。
化粧水のつけすぎによって肌が乾燥する原因は、多くの量の化粧水を肌が吸収しきれず、余分な部分が蒸発するときに、肌に元々備わっていた水分まで持って行ってしまうからといわれています。
たくさん化粧水をつけたとしても、すべてが肌に吸収されるわけではありません。肌の乾燥や化粧水の無駄使いを避けるためにも、化粧水は適量を守って使いましょう。
肌トラブル②:ニキビ
化粧水を過剰につけると、肌が必要以上にうるおい、肌本来の水分と油分のバランスが崩れてしまうことがあります。水分と油分のバランスが崩れることによって皮脂が過剰に分泌されてしまい、その結果、ニキビになる可能性があるのです。
皮脂は通常、真皮にある皮脂腺から分泌され、毛穴を通じて肌表面に排出されます。しかし分泌が過剰になると、スムーズな排出ができず毛穴の詰まりができ、そこにアクネ菌が繁殖してニキビができます。
美しい肌を目指したいと思ってスキンケアをしているのに、化粧水の使いすぎによってニキビができてしまうのは避けたいですよね。とくに普段からオイリー肌でニキビができやすい方は、化粧水のつけすぎには注意しましょう。
肌トラブル③:毛穴の開き
通常、肌は乾燥すると、水分の蒸発を防ぐために皮脂を大量に分泌します。この反応は毛穴が開く原因につながるため、開き毛穴のケアにおいて化粧水による保湿は欠かせません。
しかし乾燥を防ぐために化粧水をつけすぎると、過剰な化粧水が毛穴に入り込み、本来であれば閉じるはずの毛穴が閉じられず開いたままの状態になってしまうことがあります。
毛穴が開いたままだと化粧ノリが悪くなり、毛穴の汚れが落ちにくくなることでニキビの発生にもつながることがあるため注意しましょう。
肌トラブル④:かゆみ
化粧水のつけすぎにより、肌がかゆくなることもあります。これは、過剰につけすぎた化粧水が肌のバリア機能を弱めてしまうことにより、外部からの刺激を受けやすくなったり、雑菌が入ったりすることがあるためです。
また、化粧水のつけすぎによって肌本来の水分と油分のバランスが崩れ、皮脂が過剰に分泌されると、肌表面に残った皮脂そのものが肌の刺激物となることもあります。
今回紹介した化粧水のつけすぎで起こる肌トラブルは、ほんの一部にすぎません。他にも、むくみやたるみ、肌の赤みやヒリヒリ感などの肌トラブルが生じる可能性もあります。肌を健やかな状態に保つためにも、化粧水はつけすぎないよう気を付けましょう。
化粧水の正しい使い方や使用量
化粧水の正しい使い方は?
化粧水のつけすぎで起こる肌トラブルについてわかったところで、ここからは、つけすぎをどうすれば防げるのか、化粧水の適正な使用量と使い方について解説していきます。
まず、化粧水の適正な使用量はアイテムによって異なるため、メーカーが推奨する適量を確認してみてください。
使用量の目安が単に「適量」となっている場合は、500円硬貨程度と考えて問題ありません。500円玉分を一度に出すと手からあふれてしまうので、何回かにわけて塗っていくとよいでしょう。
化粧水を肌になじませたら、やさしくハンドプレスします。肌がひんやりして手のひらに吸い付く感じがしたら、肌が十分保湿されているので、それ以上化粧水を重ねる必要はありません。
化粧水をつけすぎているサインは?
一般的に、化粧水は肌が手のひらに吸い付くようになるまでなじませるとよいといわれています。しかし、その見極めが難しいために、結果として化粧水をつけすぎてしまうこともあるかもしれません。
化粧水をつけすぎているかどうかは、スキンケアしたあとの肌の状態を観察して判断してみてください。
化粧水でスキンケアした直後に肌がベタベタするのであれば、適量以上の化粧水をつけています。一方、スキンケア直後は問題なく、しばらく経過してからベタつく場合は、化粧水のつけすぎではなく、皮脂の分泌過多が原因です。
スキンケアした直後に肌がベタつき、「化粧水をつけすぎたな」と感じた場合は、肌トラブルの発生を防ぐためにも、余分な化粧水をティッシュオフすることをおすすめします。
正しいつけ方と一緒にチェック!肌悩み別におすすめ化粧水をご紹介
【SK-II】うるおいのあるなめらかな肌を目指す化粧水~乾燥に悩む方向け~
『フェイシャル トリートメント エッセンス』は、独自成分ピテラ™*¹で、うるおいのあるなめらかな肌を目指す化粧水です。うるおいで肌をバリアし、乾燥による赤ぐすみや外的刺激によるダメージ*²から肌を守ってくれます。
毛穴目立ちやキメ、乾燥、小じわなどの肌のゆらぎを整えてくれるのも魅力的なポイントです。毛穴の目立たない、うるおいのあるなめらかな印象へと導いてくれるでしょう。
*¹ 特別な酵母の株から、独自のプロセスで発酵させ生み出した、SK-IIだけの天然由来成分(SK-II独自のガラクトミセス培養液:整肌保湿成分)
*² 乾燥・肌荒れなど
【SK-II(エスケーツー) フェイシャル トリートメント エッセンス】
75ml 12,650円(税込)/ 160ml 23,100円(税込)/ 230ml 29,150円(税込) 編集部調べ
2024年6月17日時点
【IPSA】みずみずしい感触の薬用化粧水~ニキビに悩む方向け~
『ザ・タイムR アクア』は、IPSA(イプサ)独自の保湿成分「アクアプレゼンターIII*¹」が、肌の表面にうるおい成分を抱えた水*²の層をつくることで、みずみずしい感触が続く薬用化粧水です。
肌が水*²で満たされることでうるおいバランスが整い、さらに有効成分(炎症抑制効果)*³が肌荒れや大人の肌ニキビも防ぎます。また、ニキビができにくい「ノンコメド仕様」であるかを判定するテスト「ノンコメジェニックテスト」済み*⁴です。
*¹ アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液
*² うるおいに対するイプサのイメージ表現
*³ トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム
*⁴ すべての方にニキビができないわけではありません
【IPSA(イプサ) ザ・タイムR アクア[医薬部外品]】
100ml 2,640円(税込)/ 200ml 4,400円(税込) 編集部調べ
2024年6月17日時点
【DR.CI:LABO】高浸透ビタミンC*が含まれた化粧水~毛穴に悩む方向け~
『VC100エッセンスローションEX』は、高浸透ビタミンC*配合で、毛穴やキメが整ったうるおい肌を目指す化粧水です。
ビタミンCには種類があり、角層まで届かずに、肌表面に留まるものもあります。このアイテムは、化粧水内に含まれる高浸透ビタミンC*が角層までしっかりアプローチし、肌にたっぷりのうるおいとツヤを与えてくれるのがポイントです。
* パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、3-O-エチルアスコルビン酸(整肌成分)
【DR.CI:LABO(ドクターシーラボ) VC100エッセンスローションEX】
28ml 1,045円(税込)/ 100ml 3,729円(税込)/ 150ml 5,170円(税込)/ 285ml 8,580円(税込) 編集部調べ
2024年6月17日時点
【Curél】スプレータイプでお風呂上がりにも使いやすい化粧水~かゆみに悩む方向け~
『ディープモイスチャースプレー』は、微細化したセラミド機能成分*が、肌の角質層まで浸透し、うるおったやわらかな肌を保ってくれる化粧水です。消炎剤(有効成分)配合で、肌荒れを防げる効果も期待できます。
スプレー式なので、メイクの上からでもうるおいの補給が可能です。顔だけでなく、ケアしづらい背中や腰など、全身に使えます。
* ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド
【Curél(キュレル) ディープモイスチャースプレー[医薬部外品]】
60g 990円(税込)/ 150g 1,980円(税込)/ 250g 2,750円(税込) 編集部調べ
2024年6月17日時点
化粧水は適切な量を守って正しく使おう
化粧水は、つければつけるほど肌がうるおうように思いますが、実際はそうではありません。化粧水のつけすぎは、さまざまな肌トラブルを引き起こすので、メーカーが推奨する適量を守ることが大切です。
化粧水によるスキンケアをした直後にベタベタするなら、つけすぎているサインと判断できます。一度に大量につけずに、適量を何度かにわけて肌になじませていくとよいでしょう。
少しずつ重ねづけすることを繰り返し、ご自身の肌にちょうどよい量を見極めてくださいね。