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肌の保湿は化粧水から!プチプラからデパコスまでおすすめの保湿化粧水10選をご紹介
肌の乾燥が気になるときには、保湿性が高い化粧水を選んでスキンケアするのがおすすめです。この記事では、どんな保湿化粧水を選べばよいのか知りたい方に向けて、おすすめの保湿化粧水10選を、プチプラアイテムからデパコスアイテムまでご紹介します。
保湿化粧水に含まれる保湿成分の種類と特徴や、ご自身に合ったアイテムの選び方、保湿成分を逃がさないスキンケアの方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
化粧水に含まれる保湿成分はなにがあるの?
セラミド
セラミドは肌の「バリア機能」を守るために欠かせない成分です。角質細胞のすき間を埋めるセラミドは、角層に水分と油分を閉じ込め、水分の蒸発を防ぐ役割を果たします。
保水力が高く、メラニンの合成を抑えることでシミやそばかすを防いだり、乾燥や肌荒れなどを抑えたりする効果があるのも特徴です。
セラミドは加齢とともに減少していくため、化粧水などで外から補わないと肌のバリア機能が弱くなり、肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は細胞と細胞の間にあり、みずみずしい肌をつくるためには欠かせないゼリー状の成分です。細胞同士をつなぎ、まるでクッションのように肌の細胞を守る役割があります。
少しの量でたくさんの水分を蓄えられますが、角層までの浸透性は高くありません。代わりに、肌の表面の部分で保湿効果を発揮して、しっとりと吸い付くような肌にしてくれます。
ヒアルロン酸も加齢や乾燥、紫外線、摩擦などの外部刺激によって失われていくため、化粧水で補うことが大切です。
コラーゲン
コラーゲンは皮膚の構成成分の一つで、タンパク質の一種です。皮膚の約70%はコラーゲンでできており、水分を抱え込むことで肌にハリや弾力を与える役割を果たします。
加齢や紫外線などの影響を受け失われていく成分なので、コラーゲンが減ると、肌にはハリがなくなり、たるみやシミもできやすくなってしまいます。
コラーゲン配合の化粧水を使うことで肌内部のコラーゲンそのものが増えるわけではありません。しかし化粧水で補うことで、肌が保湿され、うるおいに満ちた肌へと整えてくれます。
自分に合った保湿化粧水の選び方
成分をチェックして選ぶ
保湿効果を期待して化粧水を選ぶときには、前章で紹介したようなセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が含まれているかをまずはチェックしてみましょう。
単に配合されているだけでなく、配合されている分量が多いものを選ぶと、より保湿効果が期待できます。化粧水のパッケージには、全成分が配合量の多い順番に記載されているので、保湿成分の優先順位を確認するとよいでしょう。
なお、実際に肌が乾燥してバリア機能が弱っていると感じる場合には、低刺激設計の保湿化粧水を選ぶようにしてくださいね。
肌の状態をよく観察して選ぶ
保湿化粧水を検討するときには、本当に保湿力を重視する必要があるか、ご自身の肌の状態をよく観察することも大切です。
肌がカサカサしている場合は、乾燥肌である可能性が高いため、保湿成分を重視して化粧水を選ぶとよいでしょう。ニキビができている場合は、オイリー肌と思ってしまいがちですが、実際には乾燥した古い角質が毛穴をふさぐ「乾燥ニキビ」である可能性も考えられます。
とくに、乾燥しやすい口まわりやあご、頬などにニキビができている場合は、オイリー肌ではなく乾燥肌である可能性が高いので、保湿ケアをするのがおすすめです。
好みのテクスチャーで選ぶ
好みのテクスチャーかを確認することも、保湿化粧水を選ぶうえで大切なポイントです。多くの化粧水は、「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」を用意しています。
さっぱりタイプは軽い使用感で素早く肌になじみ、アルコールが配合され清涼感があるものが多いことが特徴です。一方、しっとりタイプは肌にフィットしやすく、肌になじませてからも、もっちりとした感触が続く傾向があります。
両者は使用感が異なりますが、成分的には大きな違いはありません。基本的には好みのテクスチャーのものを選ぶとよいでしょう。
ただし、肌が敏感になっているときには、アルコール不使用で肌刺激が少ないタイプを選ぶのがおすすめです。
【プチプラ】おすすめの保湿化粧水5選
【ちふれ】とろりとなめらか!心地よいうるおいを与える化粧水
とろっとした肌あたりのよい、なめらかな感触の化粧水です。ヒアルロン酸・トレハロースなどの保湿成分と肌の柔軟性を保つ油性エモリエント成分*が配合され、じんわりなじんで気持ちよくうるおった肌が続きます。
無香料、無着色、ノンアルコールで低刺激なので、やわらかなつけ心地なのも魅力的なポイントです。肌にしっかりうるおいを与え、もっちりふっくらした印象へと導きます。
* 油性エモリエント成分:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
【ちふれ 保湿化粧水 とてもしっとりタイプ】
770円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
【無印良品】天然水使用!敏感肌にも使える低刺激設計の化粧水
岩手県釜石の天然水を使用した、乾燥が気になる肌にたっぷりうるおいを与えて保護してくれる化粧水です。保湿効果が期待できる、ヒアルロン酸・リピジュアR(ポリクオタニウムー51)の他、肌を保護する成分として、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキスも配合しています。
無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリーで、敏感肌の方にもおすすめです。
【無印良品 敏感肌用化粧水 高保湿】
990円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
※パッケージはリニューアル前のものです
【ELIXIR】美容液級のうるおいを与えてくれる化粧水
ハリ・保湿成分の「M-バウンサーCP*¹」が配合されており、角層のすみずみまでうるおいを届け、ハリとうるおいに満ちた肌へと導いてくれる化粧水です。
水溶性コラーゲン・グリセリン配合で、乾燥による小ジワを目立たなく*²してくれます。香りは心地よいアクアフローラルで、アレルギーテスト済み*³です。
*¹ オトギリソウエキス、グリセリン
*² 効能評価試験済み
*³ すべての方にアレルギーが起きないというわけではありません
【ELIXIR(エリクシール) リフトモイスト ローション SPⅢ(とてもしっとり)[医薬部外品]】
3,300円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
【ONE BY KOSE】角層内をうるおいで満たせる化粧水
ヒアルロン酸とセラミドの複合体*¹配合で、季節や体調などで乱れやすい肌を整えてくれる高保湿化粧水です。肌の中にある、水のとおり道に着目し、モイストスプレッダー*²が、うるおいを角層のすみずみまで与えてくれます。
ベタつかず、心地よい使い心地で肌になじみやすいのもポイント。無香料、無着色、オイルフリーで敏感肌の方にもおすすめです。また、アレルギーテスト、パッチテスト、ノンコメドジェニックテストも済んでいます*³。
*¹ ヒアルロン酸Na・セラミドNG・ステア路いるメリルタウリンNa・イソステアリン酸PEG-8グリセリル・コレス-10(すべて保湿成分)
*² グリセリルグルコシド、アマチャヅルエキス、グリセリン(すべて保湿成分)
*³ すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起きない、刺激感がない、コメド(ニキビのもと)ができないというわけではありません
【ONE BY KOSE(ワンバイコーセー) ザ ウォーター メイト】
2,640円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
【ORBIS U】とろっとした使用感で角層まで浸透する化粧水
大人肌は小さなダメージ*¹を蓄積しやすく、バリア機能が低下してうるおいを維持できず、さらに外的刺激を受けやすくなります。そのような肌の負のスパイラルに対して、「うるおいの質*²」を高め、肌本来が持つうるおいやバリア機能にまでアプローチしてくれる化粧水です。
無油分、無香料、無着色、アルコールフリーで低刺激設計となっています。とろっとしながらもパシャパシャしたテクスチャーで、角層まですばやく浸透してくれるアイテムです。
*¹ 乾燥など
*² 肌にうるおいが満ち、維持されている状態
【ORBIS U(オルビスユー) エッセンスローション[医薬部外品]】
2,970円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
【デパコス】おすすめの保湿化粧水5選
【Dior】独自技術で発酵させた成分を採用した保湿化粧水
Diorの独自技術で発酵させた成分「マルチ ファーメンティッド ロンゴザ*¹」を含む保湿化粧水です。ヒアルロン酸*²も配合しており、角層までをうるおいで満たし、ふっくらと弾む肌印象へと導いてくれます。
テクスチャーは、みずみずしいのにまるで美容液のようにリッチ。使うたびキメが整い、肌に明るい輝きをもたらします。
*¹ アフラモムムアングスチホリウム種子エキス、乳酸桿菌培養溶解質、酵母発酵エキス(すべて整肌成分)
*² ヒアルロン酸Na(保湿成分)
【Dior(ディオール) カプチュール トータル インテンシブ エッセンス ローション】
9,350円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
【IPSA】みずみずしいテクスチャーの化粧水
IPSAの独自成分「アクアプレゼンターⅢ*¹」配合で、乾燥状態に合わせて肌に水分を与え、うるおいバランスを整えてくれる化粧水です。さらに、水分を逃がさないようにすることで、肌が水*²で満たされた状態を保ってくれます。
有効成分「トラネキサム酸」と「グリチルリチン酸ジカリウム」が、肌荒れや大人ニキビにもアプローチ。アルコールフリー*³、油分フリー、無香料、無着色で、ノンコメドジェニックテストも済んでおり、肌の刺激が気になる方にもおすすめです*⁴。
*¹ 保湿成分アクアプレゼンターIII:アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液
*² 水:うるおいに対するIPSAのイメージ表現
*³ エタノール無添加
*⁴ すべての方にニキビができないというわけではありません
【IPSA(イプサ) ザ・タイムR アクア[医薬部外品]】
100ml 2,970円(税込) / 200ml 4,730円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
【LANCÔME】うるおいに満ちた肌を目指す化粧水
肌が本来持つ、うるおいや生まれ変わりに関係する大切な存在である酵素に着目した保湿化粧水です。LANCÔMEの酵素研究30年の成果である、酵素の働きをサポートするブナの芽エキス*¹が配合されています。
みずみずしさに満ちたブナの芽エキス配合のエッセンスと、しっとりと肌を満たすエッセンスオイル*²を97:3のバランスで配合。約3秒化粧水を振ることによって混ざり合い、しっとりした使い心地を得られます。
*¹ ヨーロッパブナの芽エキス(整肌成分)
*² イソノナン酸イソノニル、ブドウ種子油(ともに整肌成分)
【LANCÔME(ランコム) クラリフィック デュアル エッセンス ローション EX】
150ml 13,530円(税込)/ 250ml19,250円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
【est】独自の保水研究で、うるおいを保ち続ける化粧水
砂漠の塩湖でも生き抜く微生物*¹が生み出す成分「エクトイン」の保湿力に着目し、開発された保湿化粧水です。
角質のケラチン繊維に水分を束縛するように抱え込ませる仕様により、うるおいをキープ。est独自の成分「ATPスピラル(保湿)*²」や保湿成分である「ユーカリエキス」「ショウキョウエキス」配合で、肌の角層までうるおいを与え、ツヤに満ちたなめらかな肌印象へと導きます。
*¹ エジプトの塩湖で発見されたHalomonas elongate(ハロモナス・エロンガタ)
*² ヒバマタエキス、月下香培養エッセンス(チューベロース多糖体)、グリセリン
【est(エスト) エスト ザ ローション】
6,600円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
【オイデルミン】生命感あふれる肌へ導く保湿化粧水
1987年に誕生したSHISEIDOの化粧水「オイデルミン」が、「オイデルミン エッセンスローション」として生まれ変わりました。独自のアクティブREDテクノロジー搭載*で、100分の1のサイズの微粒子が、角層にすばやく浸透します。
濃厚なのにベタベタしない使い心地も魅力的なポイント。使うたびに、うるおいのあるつややかな肌印象へと導いてくれるローションです。
* Remove、Recharge、Renewの3ステップに対応したテクノロジー
【SHISEIDO(資生堂) オイデルミン エッセンスローション】
9,680円(税込) 編集部調べ
2024年6月21日時点
保湿成分を逃がさないスキンケア方法
乳液や保湿クリームなどでフタをする
保湿化粧水をたっぷりつけると、肌がしっとりとうるおいます。しかしそこで満足し、化粧水だけでスキンケアを終えることは避けたほうがよいでしょう。
化粧水をつけたあとの肌はうるおったように感じますが、時間の経過とともに水分が蒸発していくため注意が必要です。肌の水分が蒸発して乾燥してしまうと、肌のバリア機能が弱ってしまい、せっかく保湿してもその成分をキープできなくなり悪循環になってしまいます。
そのため、保湿化粧水のあとは乳液や保湿クリームなどでフタをし、補った保湿成分を逃がさないスキンケアをおこないましょう。
肌の状態に合わせたアイテムを選ぶ
乳液と保湿クリーム、どちらを使えばいいのか迷う方もいるのではないでしょうか?
乳液と保湿クリームの役割はどちらも油分で膜をつくることですが、両者は水分と油分のバランスと使い心地が異なります。乳液は水分の比率が高くさっぱりした使用感、保湿クリームは油分の比率が高くしっとりした使用感があるのが特徴です。
そのため、乾燥肌の場合には、油分の比率が高くしっかりとうるおいを閉じ込められる保湿クリームをおすすめします。一方、肌の一部は乾燥しているけれども一部はオイリーな混合肌の場合は、基本的には乳液を使い、乾燥が気になる部分に保湿クリームを併用するとよいでしょう。
保湿化粧水は肌の状態をチェックして選ぼう!
肌が乾燥しているときの化粧水は、保湿力が高いタイプを選んでスキンケアをおこないましょう。しかし、オイリー肌と思っていても、実は乾燥肌だったという可能性もあります。化粧水を選ぶときには、ご自身の肌の状態をよく確かめることが大切です。
また、使用する保湿化粧水にどのような保湿成分が含まれているのか、しっかり確認することをおすすめします。今回ご紹介したアイテムを参考に、ぜひご自身に合ったアイテムをチェックしてみてくださいね。