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低温ドライヤーのおすすめ7選!特徴やメリット、選び方も解説
熱による髪へのダメージが気になる方や、髪を健やかに保ちたいと考えている方には、約60℃の低めの温度で髪を乾かす「低温ドライヤー」がおすすめです。
この記事では、低温ドライヤーを使うことによるメリットや選び方について詳しく解説します。おすすめの低温ドライヤー7選もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
低温ドライヤーとは?特徴やメリットをチェック
低温ドライヤーの特徴
通常のドライヤーの温度は約100℃~120℃で、なかには約140℃のものもあります。一方、低温ドライヤーは吹き出し温度が60℃程度と、一般的なものよりも低めに設定されています。
具体的にどのようなメリットがあるのか、次の章で詳しくみていきましょう。
低温ドライヤーのメリット
低温ドライヤーを使用するメリットのひとつは、髪の傷みを軽減できることです。
髪の成分であるタンパク質は、60℃で変性が始まり、熱によって硬くなります。その結果、髪の収まりが悪くなったり、ダメージにより枝毛になったりしてしまうこともあり、後天的にくせ毛になるケースもあるのです。
低温ドライヤーの温度が60℃程度に設定されているのは、そういったリスクを減らすことが目的です。とくに、やわらかくしなやかな髪質はダメージを受けやすいので、そのような髪質の方は低温ドライヤーを選ぶとよいでしょう。
低温ドライヤーはどう選べばいいの?
設定温度をチェックする
低温ドライヤーのなかには、60℃程度の低温だけではなく、高温に切り替えて使えるものもあります。
真冬の寒い日には、低温だと寒く感じてもう少し高温で使いたい方や、普段は高温で使っていても、真夏のお風呂上がりには低温でドライヤーを使いたい方もいるでしょう。
そのような場合に、切り替え機能がある商品を選ぶと、好みに合わせて温度をコントロールできるので便利です。
低温ドライヤーを選ぶときには、温度切り替えが可能か、またそれぞれの温度は何℃に設定されているのかをチェックしましょう。
風量が大きいタイプを選ぶ
ドライヤーは風量が大きいほど、髪に多くの風が当たるため早く乾きます。そのため、低温ドライヤーであっても、風のパワーが強ければ、効率的に髪を乾かすことが可能です。
一般的なドライヤーの風量は1.3㎥/分のため、大風量タイプを希望するのであれば1.5㎥/分以上の商品を選びましょう。
たとえ低温ドライヤーであっても、使用しているあいだは熱によるダメージを避けられません。風量が強ければ強いほど髪に熱が加わる時間を短くできるので、大風量タイプのドライヤーは、髪や頭皮へのダメージを軽減したい方におすすめです。
ヘアケア機能が備わったものを選ぶ
低温ドライヤーが気になる方は、髪のダメージをできるだけ抑えて美しい髪を目指したいと考えている方が多いのではないでしょうか。
そのような場合は、低温に加えて、マイナスイオン機能などの機能が付いたドライヤーを選びましょう。
マイナスイオン機能が付いていると、ドライヤーから出たマイナスイオン*がプラスの電気を帯びた髪に付着するので、乾かし過ぎの状態になるのを防いでくれます。
また、プラスに帯電している静電気を中和するので、静電気による髪の広がりを抑えてくれることもポイントです。
* 空気中の物質がマイナスに帯電し、微細な水分に付着したもの
おすすめの低温ドライヤー7選
【Lupilina】保湿しながら乾かす!遠赤外線機能搭載の低温ドライヤー
「遠赤外線×マイナスイオン ドライヤー」は、頭皮の奥まで届く熱を発するセラミックプレートを採用しており、遠赤外線で頭皮の根元からケアできるドライヤーです。1.9㎥/分の大風量で、低温でも素早く乾かすことができます。
設定温度はLow(送風)、Mid約70℃、High約105℃の3種類があり、マイナスイオンを搭載しているので、キューティクルを保護して絡まりにくい髪に仕上げてくれることもポイントです。
【Lupilina(ルピリーナ) 遠赤外線×マイナスイオン ドライヤー】
9,999円(税込) 編集部調べ
2024年10月1日時点
【Iletile】2.3㎥/分の大風量!遠赤外線で速乾を叶える低温ドライヤー
「キュアセラミックイオンドライヤー」は、最低35℃、最高65℃の低温*¹で、ダメージを最小限に抑えられるドライヤーです。2.3㎥/分の大風量と、Iletile独自の「キュアセラミック加工」によって発生する遠赤外線の温熱効果で、髪のうるおいを保ちつつ速乾を叶えます。
さらに、独自の超高濃度マイナスイオン「キュアイオン*²」も付いており、うるおいとツヤのある印象の髪に導いてくれる商品です。
*¹ 噴出口から約15cm離れた位置で計測
*² ドライヤー内部で約1億3000万個以上のマイナスイオンを生成し、最大5000万個以上を放出する機能
【Iletile(アイルティル) キュアセラミックイオンドライヤー】
22,800円(税込) 編集部調べ
2024年10月1日時点
【SHARP】熱ストレスを抑制!低温・大風量の風で髪を優しくドライ
「プラズマクラスタードライヤー IB-NP9」は、髪が受けるドライヤーによる熱ストレスを抑えるため、1.8㎥/分の大風量で髪を乾かすドライヤーです。温度は50℃、75℃(髪の表面温度を55℃以下に抑えて乾かす)、95℃の3種類から設定できます。
水分子に包まれたプラスとマイナスのイオンが、髪の表面をうるおいでコーティングする「プラズマクラスター機能」も付いていることもポイントです。なめらかで健康的な印象の髪へと導いてくれます。
【SHARP(シャープ) プラズマクラスタードライヤー IB-NP9】
【YA-MAN】熱に頼らず風の力でドライ!ツヤ髪に仕上げる低温ドライヤー
「リフトドライヤー HC-20」は、軽量・コンパクトでありながら、2.2㎥/分の大風量を実現する「ブラシレスDCモーター」が付いたドライヤーです。設定温度は60℃、75℃、90℃の3段階で、熱に頼ることなく、風の力で根元から髪を乾かします。
「Wイオナイザー*」が、髪ダメージの原因となり得る静電気を約95%除去するので、ブローブラシを使ったようなツヤのある印象の髪に仕上がります。
* マイナスとプラスイオンをバランスよく同時発生させる技術
【YA-MAN(ヤーマン) リフトドライヤー HC-20】
37,840円(税込) 編集部調べ
2024年10月1日時点
【Panasonic】低温ケアモード*¹搭載!Wマイナスイオンで美髪を実現
「ヘアドライヤー イオニティ EH-NE7L」は、約65℃の低温ケアモード*¹が搭載されているドライヤーです。モードを「TURBO」に変えれば、約90℃にも設定できます。低温で熱によるダメージを抑えながらも、1.6㎥/分の大風量の速乾モデルなので、素早く髪を乾かすことが可能です。
さらに、ミネラルマイナスイオン*²(ダブル外吹出し)が髪の静電気を抑制し、サラサラとした印象の髪へと導いてくれます。
*¹ ミネラルマイナスイオンを発生させながら、体温で乾かせるモード
*² 亜鉛電極を含む放電ユニットから発生されるマイナスイオン
【Panasonic(パナソニック) ヘアドライヤー イオニティ EH-NE7L】
9,521円(税込) 編集部調べ
2024年10月1日時点
【Shark® Beauty】低温から高温まで温度調整できる!マルチユースなドライヤー
「FlexStyleマルチスタイリングドライヤー HD434J」は、約55℃(±5℃)の低温モード搭載で、ワイドノズルも付いた速乾ドライヤーです。設定温度は中温約78℃(±5℃)、高温約87℃(±5℃)へ変更でき、環境や髪の状態によって使い分ければ、熱によるダメージを与えることなくしなやかな印象の髪へと導いてくれます。
ローラーブラシやカーラーなども付いており、スタイリングにも使いやすい商品です。マイナスイオンも搭載されているので、静電気を軽減し、まとまった印象の髪へと仕上げてくれます。
【Shark® Beauty (シャークビューティー) FlexStyle マルチスタイリングドライヤー HD434J】
34,980円(税込) 編集部調べ
2024年10月1日時点
【Sarlisi】大風量で速乾!毎秒100回温度を検知しコントロール
「速乾ドライヤー SAHK06」は、約26℃、約56℃、約70℃*の温度を設定でき、2.6㎥/分の大風量で髪を乾かす低温ドライヤーです。1秒に100回温度を検知する技術で、温度を自動で制御してくれます。さらに、温風と冷風が自動で交互に切り替わる温冷リズム機能が付いていることも特徴です。
吹き出し口からは、約3億個/cm³のマイナスイオンを瞬時に放出し、水分がキューティクルのすき間に浸透して、髪のうるおいやツヤを保ってくれます。
* 付属のノズルを使用すると、高温モードの風温を約93℃まで上げられます
【Sarlisi(サーリシ) 速乾ドライヤー SAHK06】
12,980円(税込) 編集部調べ
2024年10月1日時点
低温ドライヤーで熱によるダメージを防ごう!
低温ドライヤーは、熱によるダメージを防いで健やかな印象の髪へ導いてくれるアイテムです。低温でも風量が大きいタイプのものを選ぶと、ドライヤー時間を短縮してくれます。また、うるおいとツヤのある印象の髪を目指したいなら、マイナスイオン機能が備わったものがおすすめです。
今回ご紹介したドライヤーはどれもネットで購入できるので、ぜひお気に入りの商品を探してみてくださいね。