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ドライヤーを使う時間は短いほうがいい!短時間で乾かすコツやおすすめのドライヤーもご紹介

出典:adobestock

ドライヤーを使う時間は短いほうがいい!短時間で乾かすコツやおすすめのドライヤーもご紹介

ドライヤーをかける時間が長いと、髪が熱によるダメージを受けやすくなります。美しい髪を目指すには、できるだけ時間を短縮することが大切です。
そこで今回は、ドライヤーで髪を乾かす時間の目安や時間を短縮するコツ、短時間で髪を乾かせるドライヤーの選び方などを解説します。短時間で髪を乾かせるおすすめの商品もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

INDEX

ドライヤーで髪を乾かす時間の目安はどれぐらい?

ドライヤーで髪を乾かす時間の目安はどれぐらい? 出典:adobestock

ドライヤーで髪を乾かす時間は、ショートで3分~5分、ロングで7分~10分程度が目安です。
ただし、それぞれの毛量や髪質、使用するドライヤーなどによって適切な時間は異なります。毛量が多かったり剛毛だったりすると、毛量が少ない方や猫っ毛の方よりも乾きづらくなるため、乾かす時間は長くなるでしょう。

とはいえ、どのような場合でもドライヤーの時間は10分以内におさめ、できるだけ短時間で髪を乾かすことが大切です。その理由は、次章で詳しくご紹介します。

ドライヤーで髪を乾かす時間を短くしたほうがいい理由とは?

過度の熱による髪のダメージ

過度の熱による髪のダメージ 出典:adobestock

髪に長時間ドライヤーを当てると、表面温度が高くなりすぎ、熱によるダメージを受けてしまいます。熱によるダメージでキューティクルが開くと、髪内部の水分や栄養分が蒸発して流出し、髪がどんどん乾燥してしまうため注意が必要です。

さらに、髪内部のタンパク質構造が変化して空洞化すれば、髪のうねりや切れ毛などが発生することもあります。ヘアカラーが退色したり、パーマが落ちてしまったりといったトラブルにつながる可能性もあるでしょう。

そのようなトラブルを避けるためにも、ドライヤーの時間はできるだけ短くすることが大切です。また、アウトバストリートメントもドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれますので、ダメージが気になる方におすすめします。

頭皮の乾燥やフケ・かゆみ

頭皮の乾燥やフケ・かゆみ 出典:adobestock

ドライヤーを長時間使用すると、髪だけではなく、頭皮にも悪影響を与える可能性があるため注意しましょう。
ドライヤーで髪の根元を乾かすときは、頭皮にも熱風が当たります。頭皮に熱風が当たる時間が長すぎると、髪の水分だけではなく頭皮の水分まで奪ってしまうことになり、その結果、頭皮が乾燥してフケやかゆみなどが発生してしまうのです。

また、フケを放置すると毛穴が詰まり、頭皮が炎症を起こすこともあります。頭皮を健やかに保つためにも、ドライヤーはできるだけ短時間で済ませましょう。

ドライヤーの使用時間を短縮するコツ

タオルドライで髪の水分を十分に取ってから使用する

タオルドライで髪の水分を十分に取ってから使用する 出典:adobestock

ドライヤー時間を短縮するには、事前にしっかりとタオルドライしておくことが大切です。タオルドライの代わりに、吸水性が高いヘアターバンを髪に巻くのもおすすめです。

タオルドライは、髪の毛先の水分を吸い取ってから、中央、そして根元に向かって行いましょう。このとき、髪をゴシゴシとすり合わせるのではなく、ポンポンとタオルを当てて、水分を吸い取ることで、摩擦で髪が傷んでしまうことも防げます。

根元から毛先の順に温風で乾かす

根元から毛先の順に温風で乾かす 出典:adobestock

ドライヤーは、髪の毛が集中して乾きにくい根元から先に当て、そのあと毛先に向けて乾かしましょう。この順番はキューティクルの流れにも沿っているので、髪が傷みづらくなるメリットもあります。

その際、ドライヤーは冷風ではなく温風にすることが、時間を短縮させるポイントです。
また、ドライヤーを持っていないほうの手に吸水力が高い手袋をはめ、髪の水分を吸収させながら乾かすと、さらに時短につながります。

浴室から離れた場所でドライヤーをする

浴室から離れた場所でドライヤーをする 出典:adobestock

ドライヤーの時間を短くしたいときは、浴室からできるだけ離れた場所で乾かすことも大切です。
ドライヤーは周囲から吸い込んだ空気を温風として吐き出すため、湿度が高い場所よりも乾いた場所で使うほうが、髪が乾きやすい傾向にあります。

とくに浴室に隣接する脱衣所や洗面所は、浴室からの湿気で湿度が高い傾向にあるので、髪を乾かす場所として向いていません。タオルドライをしたら、リビングなどに移動してドライヤーを当てるとよいでしょう。

短い時間で髪を乾かせるドライヤーの選び方

大風量タイプを選ぶ

大風量タイプを選ぶ 出典:adobestock

髪を早く乾かせるドライヤーを選ぶには、まず風量をチェックしましょう。ドライヤーの風量は、強ければ強いほどより多くの風が髪に当たるため、乾かす時間を短縮できます。
ドライヤーの風量は、1.3㎥/分程度が一般的です。短時間で髪を乾かしたい場合は、1.5㎥/分以上の大風量タイプと呼ばれる商品を選ぶとよいでしょう。
 
なお、最大風量が2.0㎥/分を超えるような商品については、ヘアセットが難しくならないよう、風量を調節できるモデルがおすすめです。

温度調整できるか確認する

温度調整できるか確認する 出典:adobestock

髪を早く乾かすには、ドライヤーの風の温度も重要です。基本的には、温度が高いほど髪は早く乾きます。
しかし、ドライヤー時間を短縮しようと高温の風を当て続けるのは、キューティクルが傷む可能性があるので望ましくありません。

ドライヤーで髪を乾かすときは、まず高温で全体の水分をおおまかに飛ばし、次に半乾きの状態になってから低温に切り替えましょう。そうすることで、髪のダメージを抑えることが可能です。
また最近では、髪の温度を自動で検知して調節してくれる商品や、100℃以下の低温でも乾きやすい商品が販売されています。このような温度調節機能が付いているかどうかも、確認して選びましょう。

ノズルが取り外し可能か確認する

ノズルが取り外し可能か確認する 出典:adobestock

ドライヤーの多くは、スタイリングしやすいようにノズルが付いていることが一般的です。しかし、ノズルが付いていないほうが、ドライヤーから吹き出る風が広範囲なため、髪が早く乾きやすくなります。

髪を乾かすときはノズルを外し、スタイリングをするときはノズルを付けられるように、ノズルの取り外しができるモデルを選ぶのがおすすめです。

軽量なドライヤーを選ぶ

軽量なドライヤーを選ぶ 出典:adobestock

いくら早く髪を乾かしたいと思っても、ドライヤーが重いと手が疲れてしまい、髪を乾かすことがストレスになってしまうこともあるでしょう。
しかし、髪が濡れている時間が長くなればなるほど、キューティクルが開いた状態が続くため、ダメージを受けやすい状態になってしまいます。

ドライヤーを購入するときには、手首に負担がかからないよう、なるべく軽量なものを選びましょう。
500g~800gの重さが一般的なので、500g以下を基準にして選ぶのがおすすめです。

短時間で髪を乾かせるおすすめドライヤー7選

ここからは、短時間で髪を乾かせる条件をクリアした、おすすめのドライヤー7種類をご紹介します。

  • ・風量1.3㎥/分以上
  • ・重さ500g以下

デザインや機能も確認しながら、ご自身に合うドライヤーを見つけましょう。

【Panasonic】速乾ノズルが時短をサポート!サラサラな髪*¹へ導くドライヤー

【Panasonic】速乾ノズルが時短をサポート!サラサラな髪*¹へ導くドライヤー 出典:Panasonic公式画像

「ヘアードライヤー イオニティ EH-NE4J-N」は、風量1.6㎥/分*²の大風量で、パワフルに髪を乾かしてくれるドライヤーです。
温風とマイナスイオンの吹き出し口が分かれているため、マイナスイオンに含まれる水分がドライヤーの熱から守られて、髪に届き、サラサラな印象の髪*¹を実現してくれます。

重さは約485gと比較的軽量で、速乾ノズルも取り外しできるのでスタイリング時も使いやすい商品です。

*¹ 使用環境(季節・温度など)や個人差で、効果は異なります
*² TURBO・ノズル装着なしのとき(同社基準2.8㎥/分)

【Panasonic(パナソニック) ヘアードライヤー イオニティ EH-NE4J-N】
4,590円(税込) 編集部調べ

2024年9月27日時点

【SALONIA】スピーディーに髪をほぐしながらしっっかり乾かすドライヤー

【SALONIA】スピーディーに髪をほぐしながらしっっかり乾かすドライヤー 出典:SALONIA公式画像

「スピーディーイオンドライヤーSL013」は、2.3㎥/分*¹の大風量で、髪を乾かす時間を短縮できるドライヤーです。カラーは、ホワイトとブラックのほか、期間限定色が出ていることもあります。

やわらかい温風でのスタイリングを実現する「SETモード」と、マイナスイオン機能が備わっているため、熱によるダメージを抑えつつ髪を素早く乾かすことが可能です。重さも約495g*²なので、比較的持ちやすいでしょう。

*¹ TURBO時(同社測定による)
*² ノズル・コード込み

【SALONIA(サロニア) スピーディーイオンドライヤー SL013】
5,918円(税込) 編集部調べ

2024年9月27日時点

【mod’s hair】細かな温度調整ができ速乾だけでなく地肌ケアもできるドライヤー

【mod’s hair】細かな温度調整ができ速乾だけでなく地肌ケアもできるドライヤー 出典:mod’s hair公式画像

「アドバンススマート ダブルイオンヘアードライヤー MHD-1246」は、2.3㎥/分*¹の力強い風で素早く乾かすことができるドライヤーです。

髪や地肌の状態に合わせて、風量は2段階、温度は3段階に調節できます。重さは約464g*²と軽量です。ダブルマイナスイオンも搭載のためツヤとまとまりのある仕上がりを実現します。

*¹ ノズルなしのとき
*² ノズル装着時

【mod’s hair(モッズ・ヘア) アドバンススマート ダブルイオンヘアードライヤー MHD-1246】
5,940円(税込) 編集部調べ

2024年9月27日時点

【TESCOM】静電気を抑制し2.3㎥/分*¹の大風量で美髪へ導くドライヤー

【TESCOM】静電気を抑制し2.3㎥/分*¹の大風量で美髪へ導くドライヤー 出典:TESCOM公式画像

「プロテクトイオン ヘアードライヤー TID2400」は、風量2.3㎥/分*の、大風量ドライヤーです。TESCOM独自のプロテクトイオンが、髪の乾燥や髪同士の摩擦による静電気の発生を防ぎ、髪の広がりを抑えてくれます。

ハイパワーなのに重さは495gで、500mlのペットボトルよりも軽いので、腕が疲れることなく快適に髪を乾かせるでしょう。

* スイッチポジションTURBO使用時(同社測定法)

【TESCOM(テスコム) プロテクトイオン ヘアードライヤー TID2400】
7,700円(税込) 編集部調べ

2024年9月27日時点

【KOIZUMI】大風量で速乾しながらうるおう美髪ケアを叶えるドライヤー

【KOIZUMI】大風量で速乾しながらうるおう美髪ケアを叶えるドライヤー 出典:KOIZUMI公式画像

「イオンバランスドライヤー KHD-9960」は、風量2.3㎥/分*で、髪を素早く乾かせるドライヤーです。静電気を抑制し、うるおった印象の髪へ導いてくれる「イオンバランステクノロジー」を搭載しています。

重さは約500g(風の幅を調節できるフレックスノズル含む)で、風量は6段階、温度は5段階に調節することが可能です。温風と冷風を一定の間隔で自動に切り替える温冷自動切り替えモードも搭載しています。

* ノズルなしの場合(同社測定方法)

【KOIZUMI(コイズミ) イオンバランスドライヤー KHD-9960】
12,210円(税込) 編集部調べ

2024年9月27日時点

【KINUJO】大風量なのにコンパクト!遠赤外線が速乾をサポートするドライヤー

【KINUJO】大風量なのにコンパクト!遠赤外線が速乾をサポートするドライヤー 出典:KINUJO公式画像

「ヘアドライヤー KH202」は2.2㎥/分の大風量で、熱のダメージから髪や地肌を守りつつ、素早く髪を乾かせるドライヤーです。
吹き出し口には「超!遠赤外線*」を発生させる特殊な鉱石を採用しており、髪の内部から熱を生み出して速乾をサポートします。

重さは約363gと軽量です。マイナスイオン発生機能も付いており、うるおいやツヤのある印象の髪へ導いてくれます。

* 直進性、浸透性、透過性を持ち、物質を貫通する周波(テラヘルツ波)のため体や髪の芯に作用するとされている

【KINUJO(キヌージョ)ヘアドライヤー KH202】
33,000円(税込) 編集部調べ

2024年9月27日時点

【YA-MAN】独自モーターが「低温×大風量」での速乾を実現するドライヤー

【YA-MAN】独自モーターが「低温×大風量」での速乾を実現するドライヤー 出典:YA-MAN公式画像

「リフトドライヤー HC-20N」 は、2.2㎥/分の大風量と直進性のある風が髪を根元から乾かし、ふんわりした仕上がりを叶えてくれるドライヤーです。温度は約60℃・75℃・90℃から選べます。

重さは約414gと軽量ながら、YA-MAN独自の「ブラシレスDCモーター」が大風量を実現するので、ドライ時間の短縮が可能です。熱に頼ることなく風の力で根元から髪を乾かすため、髪ダメージを抑えられます。

【YA-MAN(ヤーマン) リフトドライヤー HC-20N】
55,000円(税込) 編集部調べ

2024年9月27日時点

ドライヤー使用時間を短縮して美髪に近づこう!

美しい髪を実現するには、しっかりタオルドライする、乾燥した場所で乾かすなどして、ドライヤーの時間をなるべく短縮することが大切です。大風量で乾かせる商品を選ぶと、さらなる速乾を実現できます。
今回おすすめしたモデルはすべてネットで購入できるので、比較しながらご自身に合う商品をぜひ見つけてみてください。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

RAXY Style編集部がセレクトした旬のコスメやメイクのHow to情報をお届けします。いつもより輝けるキレイのヒントをお届けしていきます★

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