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日焼けした肌はアフターケアが重要!後悔しない方法と部位別におすすめアイテムをご紹介
強い日差しを浴びたときはもちろん、日常生活においても、肌は思った以上に紫外線によるダメージを受けています。日焼けによる肌トラブルを防ぐためには、適切なアフターケアが欠かせません。
そこで今回は、日焼けした肌の正しいアフターケア方法を解説します。体の部位別のアフターケアのポイントやそれぞれおすすめのアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
日焼けした肌のアフターケアはなぜ大切なの?
紫外線を浴びたあとは、できるだけ早くアフターケアを進めましょう。
日焼けは、紫外線によって肌がやけどした状態です。紫外線を浴びた肌は、最短で4時間ほどで赤くなり始め、8時間~24時間程度で赤みがピークに達します。そのあと、約24時間~72時間後にはメラニンの生成が始まり、肌の色が黒くなることが多いです。
メラニンが増え続けて上手く排出できないと、シミの原因につながることもあります。それだけではなく、日焼けによって肌の乾燥やコラーゲンの減少が引き起こされると、シワなどのトラブルにもつながる可能性もあるのです。
紫外線によるシミやシワを極力防ぐためには、メラニンの生成が始まる前に、素早くアフターケアをする必要があります。
日焼けした肌の正しいアフターケア方法とは?
まずは肌を冷やす
日焼けした肌は、軽いやけどと同様に、紫外線によって炎症を起こしている状態といわれています。そのため、まずは冷やしてほてりを鎮め、炎症の進行を止めましょう。
肌を冷やすには、流水や濡れタオルのほか、氷や保冷剤を使うのも効果的です。ただし、氷や保冷剤は肌へ刺激を与える可能性があるため、直接肌に当てるのではなく、タオルに包んで使用することをおすすめします。
洗顔するときには、時間をかけすぎず、サッと済ませるのがポイントです。摩擦は肌への負担が大きくなるので、そっとやさしく洗うように心がけてみてくださいね。
十分に保湿する
日焼けした肌は、角層から水分が失われて乾燥した状態になっています。そのため肌を冷やしたあとは、化粧水でしっかりと保湿をすることが重要です。
その際に使う化粧水は、やさしい使い心地のものを選ぶとよいでしょう。肌に刺激を与えないよう、パッティングせずに優しくプレスするように塗布してみてください。
また、効果的に保湿したいときは、パックを使用するのもおすすめです。
ただし、日焼けした直後の肌は敏感になっているため、ビタミンCやアルコールが使用されていないアイテムを選びましょう。そうすることで、肌のダメージを最小限に抑えつつ、日焼けによる乾燥を防げます。
肌が落ち着いたら美白*ケアする
日焼けした肌が落ち着いてきたら、美白*効果のある医薬部外品の化粧水や乳液を使って、シミを予防する美白*ケアを始めましょう。
美白*ケアに適した成分としては、アルブチン、トラネキサム酸、プラセンタエキス、コウジ酸などが挙げられます。美白*効果を求めるなら、これらの成分が配合された化粧品を選ぶのがおすすめです。
ただし化粧品のなかには、上記以外の独自の美白*成分を採用しているものも多くあります。
美白*効果がうたわれているアイテムであれば問題なく使用できるので、アイテムの説明や成分表示をチェックして選びましょう。
* メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
食事にも気をつける
日焼けしたあとは、肌のダメージ軽減につながる食事を心がけることも重要です。
日焼けによって、肌は水分やミネラルが不足した状態になっています。そのため、まずは天然水やミネラルウォーターを積極的に飲み、体内から水分を補給しましょう。
また食事では、抗酸化作用がありメラニンの生成を抑制するビタミンA・C・Eやリコピン、ポリフェノールなどを積極的に摂取するのがおすすめです。
日焼けによるダメージは、外側からのケアだけではなく、内側からのケアも欠かせません。日頃から、バランスの取れた食事を心がけてみてくださいね。
日焼け時のアフターケアは何に気をつける?部位別に解説!
顔のアフターケアのポイント
日焼けした顔の肌は、普段以上に敏感になっています。刺激の少ないスキンケアアイテムを選び、丁寧に扱うことを心がけましょう。
洗顔料は低刺激なものを選び、優しく泡立ててから肌をこすらないように洗うことが大切です。ぬるま湯を使ってそっと洗い流せば、肌への負担を最小限に抑えられます。
なお、洗顔後は、肌に直接強い圧力をかけたり激しくマッサージしたりすると、日焼けした肌にさらにダメージを与えてしまうので注意が必要です。
低刺激の化粧水や乳液で保湿をすることも重要ですが、スキンケアの際には、手の平でやさしくハンドプレスしながら塗布するように意識してみましょう。
体(腕や脚、背中など)のアフターケアのポイント
アウトドアスポーツや海、キャンプなどで、腕や脚、背中を広範囲に日焼けしてしまった場合は、まず冷たいシャワーや水風呂でしっかりと体を冷やしましょう。
このとき、シャワーの勢いが強すぎると肌に刺激を与えてしまうため、水圧は弱めに調節してみてくださいね。
体を冷やしたあとは、日焼けした箇所を保湿することが重要です。ボディーローションやボディーミルクなど、塗り広げやすくたっぷり使えるアイテムを選んで、肌にうるおいを与えましょう。
日焼けした肌はバリア機能が大きく低下している状態なので、刺激の少ないボディーケアアイテムを使って丁寧な保湿を心がけることが大切です。
髪・頭皮のアフターケアのポイント
強い紫外線を浴びることで髪や頭皮もダメージを受けるため、適切なアフターケアが欠かせません。
紫外線によってキューティクルがはがれると髪が乾燥し、パサつきや枝毛、切れ毛の原因になることも。また、日焼けによる頭皮の炎症が原因で、抜け毛につながる可能性もあるので注意が必要です。
入浴時にはゴシゴシこすらずに、指の腹を使って頭皮をやさしくマッサージするように洗いましょう。ヘアトリートメントを使って栄養を与え、ダメージを軽減することも大切です。
頭皮ケアとして、頭皮用ローションを使うのもよいでしょう。
【部位別】日焼け時のアフターケアにおすすめのアイテム
顔に使えるおすすめアイテム
【FANCL】スピーディにすすげる!肌負担が少ない洗顔料
「ピュアモイスト泡洗顔料」は、ふわふわの泡が、肌が本来持つバリア機能を損なうことなく洗い上げる、乾燥肌・敏感肌向けの洗顔料です。泡もちがいいのにスピーディにすすげるので、日焼け後の肌への負担を軽減できます。
保湿成分として、高い保湿力をもつヒト型セラミドとユズセラミドをダブルで配合しているのも特徴です。桃葉エキスとアラントインを肌荒れ防止成分として配合しているので、肌荒れを予防しながら、うるおいあふれる肌印象へと導いてくれます。
【FANCL(ファンケル) ピュアモイスト 泡洗顔料】
1,320円(税込) 編集部調べ
2024年10月10日時点
【IHADA】やさしい使い心地で敏感肌の方でも毎日使える化粧水
IHADAの「薬用ローション」は、肌荒れや乾燥の再発を防ぐ成分である高精製ワセリン*¹を配合した薬用化粧水です。保湿成分のアクアシナジー成分*²とCE成熟保湿成分*³が角層まで浸透し、やわらかでなめらかな肌印象へと導いてくれます。
さらに、アラントインとグリチルリチン酸塩の2つの抗肌荒れ有効成分が、肌荒れやニキビなどを予防してくれるのも特徴です。アレルギーテスト済み・ニキビのもとになりにくい仕様*⁴で、敏感肌の方でも使用できます。
*¹ 肌のうるおいバリア保護成分
*² L-グルタミン酸ナトリウム、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、濃グリセリン(すべて保湿成分)
*³ エリスリトール、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、濃グリセリン(すべて保湿成分)
*⁴ すべての方にアレルギーが起きない、ニキビができないというわけではありません
【IHADA(イハダ) 薬用ローション(とてもしっとり)[医薬部外品]】
1,650円(税込) 編集部調べ
2024年10月10日時点
【PLuS】うるおうのに表面はさらりとした使い心地を実現する乳液
「プラセンタ モイスチュア ミルク」は、エモリエント成分のEGF*¹や保湿成分の ヒアルロン酸、整肌成分の浸透*²型複合アミノ酸*³やプラセンタ、ダイズ油などを配合した乳液です。
絶妙な割合で配合された水分と油分が、肌の角質をやわらかくしてうるおいをたっぷり与えてくれるので、モチモチしているのに表面がさらりとした使い心地を実現します。
香料・着色料・紫外線吸収剤不使用に加え、アルコールフリーなので敏感肌の方向け設計です。
*¹ ヒト遺伝子組み換えオリゴペプチド(エモリエント成分)
*² 角層まで
*³ パルミトイルペンタペプチド-4(整肌成分)
【PLuS(プリュ) プラセンタ モイスチュアミルク】
1,390円(税込) 編集部調べ
2024年10月10日時点
体(腕や脚、背中など)に使えるおすすめアイテム
【Cetaphil】うるおいに包まれ心地よい肌がずっと続くボディーローション
「モイスチャライジングローション」は、ナイアシンアミド*¹、パンテノール*¹、グリセリン*²の3つの保湿成分が配合された、乾燥肌・敏感肌向けボディーローションです。肌にうるおいの元を与えて満たし、水分を保って逃しません。
無香料・パラベンフリーで、バリア機能が弱って刺激に反応しやすい敏感肌の方でも使いやすいのが特徴です。パッチテスト*³、ノンコメドジェニックテスト済み*³、スティンギングテスト済み*⁴のため、敏感肌の方も使用できます。
*¹ 皮膚コンディショニング成分
*² 保湿成分
*³ すべての方に皮膚トラブルやコメド(ニキビのもと)が起きないというわけではありません
*⁴ ピリピリ、ヒリヒリといった使用直後の刺激感を確かめるテスト
【Cetaphil(セタフィル) モイスチャライジングローション】
1,980円(税込) 編集部調べ
2024年10月10日時点
【Curél】赤ちゃんの肌にも使えるボディーローション
「キュレル ローション(乳液タイプ)」は、保湿成分であるユーカリエキス*¹が、角層まで浸透し、カサついいた肌もしっとりとうるおしてくれるボディーローションです。消炎剤が配合されているので、荒れ性の方でも使えます*²。
弱酸性・無香料・無着色・アルコールフリー(エチルアルコール無添加)で、デリケートな赤ちゃんの肌にも使えるやさしい使い心地です*²。
*¹ セラミド機能成分
*² すべての方に刺激が起こらないというわけではありません
【Curél(キュレル) キュレル ローション(乳液タイプ)[医薬部外品]】
1,430円(税込) 編集部調べ
2024年10月10日時点
髪・頭皮に使えるおすすめアイテム
【fino】わずかな髪の傷みも見逃さない!集中補修してくれるヘアマスク
「プレミアムタッチ浸透美容液ヘアマスク」は、髪を保湿するローヤルゼリーEX*やツヤを与えるスクワランなどの成分が、髪の内側まで浸透するインバストリートメントです。シャンプー後になじませれば、髪の根元から毛先まで同じなめらかさに仕上げてくれます。
香りは上品で心地よいグレースフローラルで、上質なお手入れを実現できるアイテムです。
* ローヤルゼリーエキス、ソルビトール
【SHISEIDO(資生堂) fino(フィーノ) プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアマスク】
926円(税込) 編集部調べ
2024年10月10日時点
【cocorogami】頭皮トラブルを抑えて健やかな頭皮をかなえるスキャルプトナー
「ボタニカルスキャルプトナー」はオーガニック植物成分*を配合しており、頭皮の乾燥やニオイが気になる方、フケやカユミなどの頭皮トラブルを抑えたい方向けの頭皮用の化粧水です。
保湿効果があるリンゴ幹細胞やプラセンタエキス、頭皮のニオイを抑えるカキタンニンなどが配合されています。
お風呂上がりにシュッと一吹きしてマッサージすると、デリケートな頭皮・乾燥しがちな頭皮にうるおいを与えてくれるアイテムです。
* リンゴ果実細胞培養エキス、プラセンタエキス、カキタンニン、オタネニンジン根エキス(すべて保湿成分)
【cocorogami 心髪(ココロガミ) ボタニカル スキャルプトナー】
2,310円(税込) 編集部調べ
2024年10月10日時点
【番外編】 日焼けする前に使って欲しいおすすめ日焼け止め
ここまで日焼けのアフターケアアイテムを紹介してきましたが、まずは日焼けを防止するということも大切です。
朝のスキンケアのルーティンに日焼け止めを取り入れると、毎日忘れずに紫外線対策を行えます。ただし、日焼け止めは皮脂やこすれで落ちてしまうことがあるので、2時間~3時間おきの塗り直しが必要です。
外出時には、メイクの上からでも使えるスプレータイプやパウダータイプの日焼け止めを携帯しておきましょう。
それでは、日焼けする前に使って欲しい日焼け止めをご紹介していきます。
【紫外線予報】外出先でも手指を汚さず紫外線ケアできる日焼け止めスプレー
「紫外線予報 透明UVスプレー」は、直接肌に触れないよう、紫外線吸収剤を100%シルクカプセルに包んであるため、SPF50+ PA++++でも肌負担を軽減できる日焼け止めスプレーです。服や靴にかかってもOK*なほど透明で、顔はもちろん髪や体もまとめて紫外線対策ができます。
汗や水に強いウォータープルーフである一方、石けんでオフできるのもうれしいポイントです。無色素・無香料・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリーで、お子さまでも使えます*。
* 衣類用ではありません。衣類の素材によってはシミになることがあるのでご注意ください
* すべての方に刺激が起こらないというわけではありません
【石澤研究所 紫外線予報 透明UVスプレー】
2,035円(税込) 編集部調べ
2024年10月10日時点
【TRANSINO】ふんわりと使い心地のよいパウダータイプの日焼け止め
「薬用UVパウダーn」は、きめ細かいパウダーが肌にフィットする、SPF50+ PA++++の日焼け止めパウダーです。ひと塗りすれば紫外線を防げるのはもちろん、色むらや凹凸まで自然にカバーしてくれます。
持ち運びしやすく、日中の塗り直しやメイク直しにも便利なプレストタイプなのもうれしいポイントです。汗や水にも強い仕様に作られています。
【TRANSINO(トランシーノ) 薬用UVパウダーn[医薬部外品]】
3,580円(税込) 編集部調べ
2024年10月10日時点
日焼けした肌は、部位ごとに正しいアフターケアをしよう
日焼けした肌のダメージを最小限に抑えるためには、できるだけ早くアフターケアをおこなうことが大切です。肌を冷やして十分に保湿し、部位ごとに適切なアイテムを使用してケアしましょう。
また紫外線から肌を守るためには、普段からの紫外線対策も欠かせません。日焼け止めを毎日使用して、紫外線の影響をできるだけ受けないよう工夫しましょう。
今回の記事を参考に、正しいアフターケアと日頃の紫外線対策を行い、健やかな肌を保ってくださいね。