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ヘアアイロンの設定温度の目安は?髪を傷めない工夫やおすすめのアイテムもご紹介
ヘアアイロンは髪のスタイリングに便利なアイテムですが、使い方を間違えてしまうと、髪へ熱によるダメージを与えてしまう可能性があります。そのため、髪質や仕上げたいヘアスタイルに合わせて、正しい設定温度で使うことが大切です。
この記事では、髪質やスタイリング別の設定温度の目安から、細かく温度調節できるおすすめのアイテムまでをご紹介します。
さらに、髪を傷めないために工夫できる使い方もお伝えしていますので、ご自身に合ったヘアアイロンで理想のヘアスタイルをかなえましょう。
ヘアアイロンの設定温度はなぜ重要なの?
ヘアアイロンによる髪のダメージを最小限に抑えるためには、アイテムを適切な温度で使用することが重要だといわれています。
高温に設定すれば一度でヘアスタイルが作りやすくなる反面、髪のタンパク質が熱によって変性し、硬くパサパサした質感になってしまうリスクが高まるからです。
一方、低温に設定すると、髪への負担は軽減できます。しかし、何度もヘアアイロンをあてないと理想のヘアスタイルが作れず、結果的に髪にダメージを与えてしまうことにつながるため注意が必要です。
髪へのダメージを最小限に抑えたい方は、ご自身の髪質や目指すヘアスタイル、ヘアアイロンをあてる部位に合わせて、温度を細かく調節しましょう。
ヘアアイロンの設定温度の目安はどのくらい?
<髪質別>ヘアアイロンの設定温度の目安
ここでは、髪質別におすすめの設定温度の目安をご紹介します。
髪質 | おすすめの設定温度 |
---|---|
細くて柔らかい | ~150℃ |
通常~太くて硬い | 160℃~180℃ |
細くて柔らかい髪は、温度が低くてもくせが付きやすいので、150℃以下で使用するのがおすすめです。ダメージをさらに抑えたい場合は、毛束を細かくとってヘアアイロンをあてましょう。
一方、通常~太くて硬い髪は熱が伝わりづらく、温度が低いとスタイリングが決まりにくくなり、何度もヘアアイロンをあてることになります。スタイリングしやすく、かつダメージを避けるためには、やや高温の160℃~180℃でヘアアイロンをあてましょう。
また、パーマやヘアカラーの経験の有無によっても、適切な設定温度は異なります。パーマやヘアカラーの経験がない場合は、髪の水分量が多い傾向があり、くせが付きにくくセットしづらいことが特徴です。そのため、少し高めの設定温度にすることをおすすめします。
<スタイリング・部位別>ヘアアイロンの設定温度の目安
ここからは、スタイリングと部位に合わせたヘアアイロンの適切な設定温度をご紹介します。
スタイリング | 140℃~160℃ | 毛先の設定温度 | 前髪の設定温度 |
---|---|---|---|
ストレートヘア | 140℃~160℃ | 120℃~140℃ | 130℃~150℃ |
カールヘア | 130℃~150℃ | 110℃~130℃ | 120℃~140℃ |
ストレートヘアにヘアアイロンをかけるときは、滑らせるように短時間あてるため、比較的高温に設定してもダメージを受けづらくなります。
一方、カールヘアの場合は、ヘアアイロンを髪に巻いたまま一定時間キープする必要があるので、ストレートヘアよりも10℃~30℃低めの温度に設定するのがおすすめです。
部位別に見ると、ダメージを受けにくい根元はやや高温で、傷みがちな毛先は低温であてましょう。とくに前髪は顔に近い部位なのでやけどに注意し、低めの温度設定を意識することが大切です。
温度調節しやすいおすすめのストレートヘアアイロン4選
【SALONMOON】摩擦による髪ダメージ軽減の工夫がされたヘアアイロン
「チタニウム イオンストレート ヘアアイロン」は、髪にかかる余分な圧力を逃すクッション機能を搭載し、プレートとの摩擦による髪のダメージを大幅に減らしたヘアアイロンです。チタンでコーティングされたプレート幅は15mmと24mmから選べます。
マイナスイオンも搭載されているので、静電気の発生を抑え髪のパサつきを防ぎながらのスタイリングが可能です。温度は120℃~230℃の間で、ダイヤル式で調節できます。
【SALONMOON(サロンムーン) チタニウム イオンストレート ヘアアイロン】
3,990円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【SALONIA】さらさらのストレートヘアを簡単につくれるヘアアイロン
SALONIAの「ストレートヘアアイロン」は、髪の長さに合わせて15mm・24mm・35mmのプレート幅から選べるヘアアイロンです。ブラック・グレー・ネイビーは、滑らかで耐久性がよいチタンコーティング。ホワイトは、ひっかかりづらくスムーズにヘアアレンジできるセラミックコーティングが採用されています。
温度は120℃~230℃の範囲で調整可能です。マイナスイオン機能も搭載されているので、髪が乾きすぎるのも防げます。
【SALONIA(サロニア) ストレートヘアアイロン】
3,828円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【KINUJO】200℃でも水蒸気爆発を抑えてスタイリングできるヘアアイロン
「KINUJO W-worldwide model-」は、200℃でも水蒸気爆発を最小限に抑え、髪の水分を守りながらのスタイリングを実現する、独自開発のシルクプレート®が採用されたヘアアイロンです。
保湿力が優れているので、健康な髪に近い状態にキューティクルを整えて、美しいツヤのある印象の髪へと導きます。
プレート幅は24mm、温度は140℃~220℃の範囲内で5段階に調節が可能です。
【KINUJO(キヌージョ) W-worldwide model-】
16,500円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【ReFa】水・熱・圧をコントロールしレア髪を実現するヘアアイロン
「リファ ストレートアイロン プロ」は、低反発コートされたカーボンレイヤープレートが、髪をつぶすことなくマイルドに熱を伝えます。水分を過剰に飛ばすことなく、毛先までうるおいのあるツヤ髪をかなえてくれるヘアアイロンです。
プレート幅は約23mm、温度は140℃~220℃の間で5段階に調節できます。約325gと軽量なので、手が疲れづらいことも特徴です。
【ReFa(リファ) リファストレートアイロン プロ】
23,000円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
温度調節しやすいおすすめのカールヘアアイロン5選
【SALONIA】5℃ずつ細かく温度調節ができるヘアアイロン
「セラミックカール ヘアアイロン SL-008」は、引っかかりにくく滑らかで、スムーズなヘアアレンジをかなえるセラミックコーティングされたバレル(パイプ)を備えたヘアアイロンです。
バレル径は19mm・25mm・32mmの3種類あり、温度は100℃~210℃の範囲内で、5℃刻みで細かく調節できます。温度は赤文字でデジタル表示されるので、スタイリングしながらの確認もしやすいです。
【SALONIA(サロニア) セラミックカール ヘアアイロン SL-008】
3,828円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【CREATEs】遠赤外線効果で髪の水分バランスを整えてくれるヘアアイロン
「エレメアカール」は、プレミアムクレイツイオン®*による遠赤外線効果で、髪の水分の蒸散を抑えながらスタイリングできるカールアイロンです。髪内部の水分バランスを整えてくれるから、使うたびにうるおいとツヤが取り戻されます。
イオンチタニウムコーティングされたバレル径は、髪の長さに合わせて選べる26mm・32mm・38mmの3種類です。温度は40℃から220℃の範囲内で、10段階に調節できます。
* 数十種類のミネラルを含む天然鉱石から放出される「遠赤外線(育成光線)」の効果をさらに高めた、クレイツ独自の技術で開発した天然多元素含水ミネラル鉱物
【CREATEs(クレイツ) エレメアカール】
13,200円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【HOLISTIC cures】とろけるようなツヤのあるカールヘアを実現するヘアアイロン
「マグネットヘアプロ カールアイロン」は、ミクロパウダー化されたミネラルを含む数種類の天然鉱石を、アイロンのプレートとパイプ部に加工したヘアアイロンです。髪にうるおいを与えて、弾力とツヤのあるカールを長時間キープしてくれます。
バレル径は26mm・32mm・38mmから選べ、温度は120℃~200℃の間で5段階に調節できます。パイプ部には弾性にすぐれたシリコンラバーが施されているので、髪に適度なテンションをかけながらスムーズにスタイリングが可能です。
【HOLISTIC cures(ホリスティックキュアーズ) マグネットヘアプロ カールアイロン】
17,600円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【KINUJO】髪の水分を守るシルクプレート®搭載のヘアアイロン
「カールアイロン KC028/KC032」は、独自開発されたシルクプレート®が、高熱による髪の水蒸気爆発を抑制。水分を守ることで髪が受けるダメージを最小限に抑え、うるツヤ美髪を実現するヘアアイロンです。
バレル径は28mm・32mmの2種類あり、温度は100℃~200℃の間で10段階に調節できます。優れた保湿力が健康な髪のようなキューティクルへと整え、美しい印象の髪へと導いてくれるでしょう。
【KINUJO(キヌージョ) カールアイロン KC028/KC032】
19,800円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【ReFa】サロン帰りのようなやわらか立体カールをかなえるヘアアイロン
「リファカールアイロン プロ」は、髪にムラなく熱を伝えるカーボンレイヤープレートを使用したヘアアイロン。マイルドに熱を伝えるので水蒸気爆発が起こりづらく、髪を傷つけにくいのがポイントです。プレートには低反発コートも施されているので、髪をつぶすことなくやわらかなカールヘアを実現できます。
バレル径は、19mm・26mm・32mm・38mmから選べ、温度は120℃~180℃の範囲内で4段階に調節可能です。マルチボルテージ仕様なので、海外でも変圧器不要で使えます。
【ReFa(リファ) リファカールアイロン プロ】
25,000円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
温度調節の他にも!髪を傷めないためのヘアアイロンの使い方
濡れた状態で使わない
髪のダメージを防ぎたい場合は、濡れた髪にヘアアイロンを使うのは避けましょう。濡れた髪にヘアアイロンを使うと、髪の内部の水分が一気に熱せられて水蒸気になり、髪の内部構造を破壊してしまうタンパク質変性が起こるためです。
髪は熱に非常に弱く、濡れた状態では60℃~70℃前後の比較的低い温度でもタンパク質の変性が起こります。髪のタンパク質が変性すると、パサパサに乾燥したり、枝毛や切れ毛の原因になったりと、深刻なダメージを与えることになりかねません。
そうならないためには、寝ぐせ直しや時間のない朝でも、ドライヤーで完全に髪を乾かしてからヘアアイロンを使うことが大切です。
ヘアアイロン用のスタイリング剤で髪を保護する
ヘアアイロンを使用する前にスタイリング剤を付けると、髪が傷むのを防ぎやすくなります。スタイリング剤を選ぶ際には、ヒートプロテクト機能が備わった、アイロン専用のものを選びましょう。
ヒートプロテクト機能とは、スタイリング剤に含まれる成分が髪の表面で保護膜を形成し、ヘアアイロンの高温から髪を守る機能のことです。この保護膜により、熱によるタンパク質の変性や水分の蒸発を防ぎ、ダメージを最小限に抑えられます。
なお、ヘアオイルやヘアミルクは髪に油膜をつくってしまい、ヘアアイロンの熱が髪に伝わりにくくなるため、スタイリングがうまくいかない可能性があります。
そのため、ヘアアイロンの使用時には、ヘアオイルやヘアミルクなど油分の多いスタイリング剤は避けて、ウォータータイプを使うのが無難です。
同じ部分に長時間あてないよう注意する
同じ部分にヘアアイロンをあて続けると、髪が熱によるダメージを受けてしまいます。ストレートヘアアイロンを使う場合は2秒以下、カールヘアアイロンなら3秒~5秒以下に留めるよう心掛けるとよいでしょう。
とはいえ短時間だと、ヘアスタイルが決まらない場合もあります。そんなときには、ヘアアイロンに挟む毛束の量を減らしたり、設定温度を見直したりするなど工夫が必要です。
例えば、毛束を細かくすると、熱が髪全体に素早く伝わるため、スタイリングがしやすくなります。
温度調節しやすいヘアアイロンで髪へのダメージを軽減しよう
ヘアスタイルをつくりやすいヘアアイロンの温度は、髪質や髪の状態によって人それぞれ異なります。ご自身に合った温度を見つけるには、まず低温から始め、徐々に温度を上げていくのがおすすめです。そうすれば、髪が受けるダメージを最小限に抑えながら、最適な温度を見極められます。
ヘアアイロンを選ぶ際には、なるべく細かい温度調節ができるタイプを選ぶことが大切です。
本記事でご紹介したポイントを参考に、髪質やスタイリングに合ったヘアアイロンを選び、理想のヘアスタイルを実現してみてくださいね。