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【2024年】日焼け止めスプレーのおすすめ7選!メリット・デメリットや選び方もご紹介
日焼け止めには、クリームやジェルなど、多くの種類があります。そのなかでも、シュッと吹きかけて使うスプレータイプは、全身の紫外線対策を手軽にできるのが魅力のアイテムです。
この記事では、日焼け止めスプレーを使うメリットやデメリット、選ぶときのポイントを解説します。おすすめのアイテムも7つご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お手軽だけどどうなの?日焼け止めスプレーのメリット・デメリットとは
日焼け止めスプレーのメリット
まず、日焼け止めスプレーのメリットは、手軽に使えることです。シュッと吹きかけることで、手指を汚すことなく顔*や体に使えるため、忙しい朝も時短しながら紫外線対策ができます。
また、通常のスキンケアだけではなく、メイクの上から使えることもポイントです。
通常、日焼け止めは、外出時やスポーツ・レジャーなどで汗をかいたり、手で触ったりこすれたりすることで効果が薄れてきてしまうため、こまめに塗り直す必要があります。
しかし、日焼け止めスプレーはメイクを落とすことなく塗り直しできるので、外出先でも紫外線対策したい方におすすめです。
* 顔に使用するときは、顔から15cm程度離したうえで、必ず目と口を閉じてご使用ください
日焼け止めスプレーのデメリットと対策
日焼け止めスプレーのデメリットとして、周囲に飛び散りやすいことが挙げられます。そのため、使用するときには周りに人がいないか確認し、風向きにも注意して使いましょう。
また、塗りムラができやすいことも気をつけたいポイントです。塗りムラができると、不自然に日焼けしてしまう可能性があります。そのため日焼け止めスプレーを使用する際は、直接肌に噴霧するのではなく、一度手の平に適量を噴霧してから肌になじませるようにしましょう。
とくに肌が乾燥していると、日焼け止めスプレーの塗りムラが起こりやすくなります。使用する前には化粧水や乳液を使い、肌をきちんと保湿しておくとよいでしょう。
日焼け止めスプレーを選ぶときの3つのポイントは?
ポイント①:SPFやPAの強さ
一般的な日焼け止めには、どの程度紫外線をカットするかが「SPF」と「PA」と呼ばれる指標で表示されています。
下の表で、具体的にどんな違いがあるのか確認してみましょう。
指標 | 概要 |
---|---|
SPF | ・UV-B(皮膚表面まで達し直接作用する紫外線)に対する効果を現す指標 ・SPF30、SPF50など数字で表され、数値が大きいほどUV-Bを防ぐ効果が高い ・SPF50より日焼け止め効果が高い場合はSPF50+と表示される |
PA | ・UV-A(皮膚の角層まで達し、シミやシワの原因になる紫外線)に対する遮光効果を示す指標 ・PA+~PA++++の4段階で示され、+の数が多いほどUV-Aを防ぐ効果が高い |
基本的に、外出しない日や在宅ワークの日など、紫外線を直接浴びる予定がない日は、SPF30・PA++程度の日焼け止めで十分でしょう。
一方、スポーツやレジャーを予定している日や、通学や通勤であっても屋外を長時間移動するような場合は、SPF50+・PA++++など高い数値の日焼け止めをおすすめします。
とくに、日焼け止めスプレーは、外出時の塗り直し用として使用されることが多いアイテムです。そのため基本的には、できるだけ紫外線防御効果が高いアイテムを選んでおくとよいでしょう。
実は少し前まで、SPFやPA値が高い日焼け止めは、紫外線吸収剤による肌への負担が懸念されていました。しかし近年、技術が進歩したことから、SPFやPAの数値が高くても、肌への負担が少ない仕様の日焼け止めも増えてきています。
そのため、SPFやPA値が高いアイテムを、肌によくないからといった理由で避ける必要はありません。
ポイント②:紫外線防御以外の効果
日焼け止めスプレーには、紫外線からの防御だけではなく、美白*効果や保湿効果など、さまざまな美容効果が期待できるアイテムも多く販売されています。ご自身の肌の悩みに合わせ、プラスアルファの効果が望めるアイテムを選んでみるのもおすすめです。
とくに日焼け止めスプレーには、メイク崩れを防ぐ工夫が施されたものが多くあります。そういったタイプをメイクの上から使用すれば、サラサラとした仕上がりを維持しやすくなるでしょう。外出先での化粧直しの頻度を減らせるのもメリットです。
アイテムの説明や成分表示をチェックして、希望する効果が備わったものを選んでみてくださいね。
* メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐこと(薬用美白化粧品の承認許可が下りているアイテムのみ)
ポイント③落としやすさや刺激性
敏感肌の方は、なるべく低刺激で落としやすい日焼け止めスプレーを選ぶことを心がけましょう。
ウォータープルーフタイプの日焼け止めスプレーは、高い紫外線防御効果が期待できますが、その一方で落とすのに時間がかかったり、強いクレンジングが必要になったりと、肌に負担をかけてしまう可能性があります。
スポーツやレジャーをしないのであれば、本当にウォータープルーフが必要かよく検討してみましょう。
また、紫外線のエネルギーを吸収することで日焼けを防ぐ「紫外線吸収剤」が使用されている日焼け止めは、敏感肌の方には刺激が強い可能性もあります。そのため、敏感肌の方は、紫外線を反射することで日焼けを防ぐ「紫外線散乱剤」が配合された日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
日焼け止めスプレーのおすすめ7選
【紫外線予報】直接肌に触れにくい設計なので1歳から使える
「紫外線予報 透明UVスプレー」は、服や靴にかかってもOK*なほど透明で、髪・顔・体を1本でまとめて紫外線ケアできるSPF50+・PA++++の日焼け止めスプレーです。肌刺激になりやすい紫外線吸収剤は、シルクカプセルに100%インしています。
直接肌に触れづらく、負担が少ない設計なので、敏感肌の方でも使えます。汗や水にも強いウォータープルーフなのに、石けんで落とせるのもうれしいポイントです。
* 衣類用ではありません。衣類の素材によってはシミになることがありますのでご注意ください
【石澤研究所 紫外線予報 透明UVスプレー】
2,035円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【LA ROCHE-POSAY】水に強い設計なのに使用感が軽い
「アンテリオス UVプロテクションミスト」は、直接顔にスプレーできる、SPF50・PA++++の日焼け止めです。肌を整えるカルノシン*¹や、 肌をやわらげ、肌本来の機能をサポートする成分として「ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター」*¹を配合しています。
さらにロングUVA防御テクノロジーと独自のUVフィルターシステムを採用しており、日焼けによるシミ・そばかすを防いでくれるアイテムです。
水に強いウォーターレジスタント*²なのにベタつきにくく、軽い使用感で、洗顔料で落とせます。
*¹整肌成分
*² ラ ロッシュ ポゼ調べ。個人差があります
【LA ROCHE-POSAY(ラ ロッシュ ポゼ) アンテリオス UVプロテクションミスト】
3,300円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【シロノサクラ。】メイクの上から使える日焼け止め
「Sun Crush!UV spray ~透百合~」は、美容液としても使えることにこだわった、SPF50+・PA++++の日焼け止めです。アスタキサンチンやトコフェロールなどの整肌成分やヒアルロン酸やスクワランなどの保湿成分を配合し、紫外線ダメージ*をケアしてくれます。
また、パラベンや合成色素、タルク、タール系色素、サルフェート、合成着色料を使用しておりません。2種のブルーライトカット成分が、室内の紫外線ともいわれるブルーライトもカットします。
* 乾燥による肌のザラつきやキメの乱れ
【シロノサクラ。 Sun Crush!UV spray ~透百合~】
2,200円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【MIEUFA】場所を問わずに使いやすい無香料の日焼け止めスプレー
「フレグランスUVスプレー」は無香料なので、場所を選ぶことなくどこでも使いやすいSPF50+・PA++++の日焼け止めスプレーです。保湿成分として、ブドウ種子油などのオーガニック成分を配合しており、肌や髪にうるおいを与えてくれます。
6種類の香りと無香料の7種類があり、好きな香りを見つけやすいのも特徴です。
【ナプラ MIEUFA(ミーファ) フレグランスUVスプレー<クリア>】
1,320円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【shushupa!】日焼けとメイク崩れを同時に防ぐ日焼け止めスプレー
「UVカット&メイクキープスプレー+」は、日焼けとメイク崩れを同時に防いでくれるSPF50+・PA++++の日焼け止めスプレーです。配合された12種の保湿成分*¹と3種の保湿オイル*²が、紫外線だけではなく冷房によるダメージを受けやすい肌をケアしてくれます。
顔や体、髪の紫外線対策も行えて、白くならずに透明でサラサラした仕上がりを実現できるのがポイント。無鉱物油、パラベン、石油系界面活性剤は不使用のため、敏感肌の方でも使いやすいアイテムです*³。
*¹ リン酸アスコルビルMg、ヒアルロン酸Na、グルコシルセラミド、フラーレン、3重らせんコラーゲン、加水分解コラーゲン、ソメイヨシノ葉エキス、セイヨウサンザシ果実エキス、ツボクサ葉/茎エキス、セイヨウハッカ葉エキス、キュウリ果実エキス、ヘチマ果実/葉/茎エキス(すべて保湿成分)
*² アボカド油、ホホバ種子油、マカデミア種子油(すべて保湿成分)
*³ すべての方に刺激が起こらないというわけではありません
【shushupa!(シュシュパ) UVカット&メイクキープスプレー+】
1,430円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【紫外線予報】朝のキレイを守ってくれる日焼け止めスプレー
「紫外線予報 メイクを守るUVスプレー」は、メイクの仕上げにシュッとひと吹きで、汗や皮脂で落ちやすいメイクをキープしてくれる、SPF50+・PA++++の日焼け止めスプレーです。肌の負担につながりやすい紫外線カット成分(紫外線吸収剤)をシルクカプセルに閉じ込め、直接肌に触れないように設計されています。
さらに、無色素、無香料、無鉱物油、パラベンフリー、アルコールフリーのため、敏感肌の方も使用できるアイテムです*。
さわやかなオレンジ精油を香りとサラサラした仕上がりを楽しめます。
* すべての方に刺激が起こらないわけではありません
【石澤研究所 紫外線予報 メイクを守るUVスプレー】
1,650円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
【Ajuste】乾きやすく、サラサラに仕上がる日焼け止めスプレー
「エアリータッチ UV スプレー NF 無香料」は、乾きやすくベタつかない、SPF50+・PA++++の日焼け止めスプレーです。顔だけではなく、髪など全身の紫外線対策ができ、朝の忙しい時間帯にも役立ちます。
7種の保湿成分*が配合されており、肌の老化やシミの原因になる紫外線をカットしつつ、うるおいを保つのが特徴です。クレンジングを使わなくても、石けんで落とせます。
* ツボクサエキス・イタドリ根エキス、オウゴン根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス(すべて保湿成分)
【Ajuste(アジャステ) エアリータッチ UV スプレー NF 無香料】
100g(160ml) 990円(税込)/ 200g(320ml) 1,518円(税込) 編集部調べ
2024年10月21日時点
日焼け止めスプレーは髪にも使える?使用頻度や使い方のコツを解説
肌だけではなく髪にも使える
日焼け止めスプレーは、肌だけではなく髪にも使用できます。
髪に日焼け止めスプレーを使う際は、一部分だけ集中的にスプレーがかかるのを防ぐために、髪に近づけすぎないようにしましょう。髪全体に行き渡るようにするためには、髪から10cm~15cm程度離し、まんべんなくかけるのがおすすめです。
なお、髪の生え際やえり足などは、塗り残しが発生しやすい部位といわれています。日焼けによるダメージを防ぐためにも、これらの部分はとくに意識しながら使ってみてくださいね。
こまめに塗り直す
日焼け止めは、SPFやPAの値が高くても、塗ったあと永続的に効果が続くわけではありません。これは、時間の経過とともに、汗や皮脂、こすれなどによって部分的に落ちてしまうことが理由です。
そのため、紫外線対策を確実に行うためには、2時間~3時間おきに日焼け止めを塗り直しましょう。日焼け止めスプレーを持ち歩けば、手指を汚すことなく塗り直せるのでおすすめです。
また、日焼け止めの効果をできるだけ長く持続させるには、朝の準備段階でしっかりとケアすることが大切です。日焼け止めスプレーを塗る前には、肌に付いた汗や皮脂などの汚れをスッキリと落としましょう。
そのあと、化粧水や乳液できちんと保湿したうえで、日焼け止めを塗ることが大切です。
日焼け止めスプレーで外出先でも日焼け対策を行おう!
日焼け止めスプレーは、外出先でも手軽に使えるのが最大の魅力です。選ぶ際は、SPFやPAの強さ、紫外線防御以外の効果などを確認するとよいでしょう。
肌ダメージが気になる方は、落としやすさや刺激の少なさもチェックするのがおすすめです。
今回ご紹介したアイテムは、どれもオンラインで購入できます。ご自身に合ったアイテムを選んで、手軽に紫外線対策を始めてみてくださいね。