ウォータートリートメント（水トリートメント）とは、水のようにサラサラとした液体状の、韓国発の新感覚トリートメントのこと。SNSでも話題になっており、現在は導入している美容室も増えているアイテムです。
髪になじませると熱を帯びるアイテムが多く、配合されている成分が髪の内側まで浸透しやすいという特徴があります。

塗布から10秒ほどで洗い流せるアイテムが多いので、放置時間を短縮できるのもメリットのひとつです。
これらの特徴から、ウォータートリートメントは以下のような方におすすめといえるでしょう。

当てはまるものがある場合は、ぜひウォータートリートメントを使ってみてください。

ウォータートリートメントは、髪の悩みや状態によっておすすめの成分が異なるため、まずは配合されている成分をチェックしましょう。

例えば、カラーやパーマによるダメージが気になる場合は、アミノ酸やタンパク質などの補修成分が配合されているアイテムを選びましょう。

ウォータートリートメントを選ぶ際には、「インバス」か「アウトバス」かもチェックしましょう。インバスとアウトバスでは、使用するタイミングや使い方が異なるためです。

ウォータートリートメントの主流はインバスタイプで、アミノ酸やタンパク質などの補修成分、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されていることが多く、ダメージの集中ケアをしたい方におすすめです。
アウトバスタイプは、スタイリング時のダメージケアや髪表面を整えて、髪を守りたい方に向いています。

インバス・アウトバスともに、ウォータートリートメントは、水のようにサラサラとしたテクスチャーなので、髪に直接塗布するのが正しい使い方です。クリーム状のトリートメントのように、手に取ってから髪に塗布すると、トリートメントが流れ落ちてしまう可能性があります。

ウォータートリートメントの効果を最大限にするためにも、順番や放置時間など、正しい使い方を知っておきましょう。

ウォータートリートメントを使う順番は、インバス（洗い流すタイプ）とアウトバス（洗い流さないタイプ）によって異なります。
インバスタイプのウォータートリートメントを使う順番は、以下が主流です。

ただし、アイテムによっては、ウォータートリートメントの前にコンディショナーを済ませる場合もあります。
またアウトバスタイプのウォータートリートメントの場合は、お風呂上がりにタオルドライした状態の髪に直接塗布し、そのままドライヤーで乾かして使うのが一般的です。
パッケージに記載されている内容をチェックし、正しい順番で使いましょう。

インバスタイプのウォータートリートメントの場合、一般的な放置時間は10秒程度です。ただし、アイテムによっては、1分～2分の放置が推奨されるものもあるので、パッケージをチェックしてみてください。
シャンプー後の濡れた髪に、ウォータートリートメントを直接塗布し、軽く泡立つまで揉み込みます。放置時間が経過したら、すすぎ残しがないようによく洗い流しましょう。

一方アウトバスタイプのウォータートリートメントは、3分～5分程度放置してから、ドライヤーで髪を乾かすのがおすすめです。

ウォータートリートメントの使用頻度は、週に2回～3回がおすすめです。ただし、推奨されている回数はブランドによって異なるため、パッケージを確認してみてください。
なお、髪のダメージが気になる方は、ウォータートリートメントを毎日使っても問題はありませんが、コストが高くなってしまうため、ご自身の髪のダメージを確認しながら使用しましょう。

『ウォータートリートメントミラクル10』は、SNSで話題になり、ウォータートリートメントブームの火付け役ともいえるアイテムです。加水分解タンパク質*が配合されており、髪にツヤを与えます。
フローラル＆ムスクのほのかに甘い香りも、注目されているポイントです。

【moremo（モレモ） ウォータートリートメントミラクル10】
2,508円（税込） 編集部調べ

L'ORÉAL PARiSの『ウォータートリートメント』は、夜の8秒ケア（平均塗布時間）で、なめらかな指通りの髪へと導いてくれるウォータートリートメントです。
ヒアルロン酸やPGなどの保湿成分が配合されているため、乾燥・パサつき・うねりが気になる髪にもうるおいを与えてくれます。

【L'ORÉAL PARiS（ロレアル パリ） ウォータートリートメント】
1,980円（税込） 編集部調べ

『ハニー&マカデミア ミラクルダメージケアウォータートリートメント』は、アミノ酸やタンパク質などの毛髪補修成分が配合されているため、深刻なダメージのケアにおすすめのウォータートリートメントです。
ハチミツエキスやマカデミア種子エキスなどの保湿成分により、エンジェルリングができる健康的なツヤのある印象の髪へと導いてくれます。

【KUNDAL（クンダル） ハニー&マカデミア ミラクルダメージケアウォータートリートメント】
2,300円（税込） 編集部調べ

『ウォーターサロン シルク トリートメント』は、加水分解ケラチンや加水分解シルクなどの保湿成分がダメージをケアし、サラサラな印象の髪へと導いてくれるウォータートリートメントです。
シリコンフリー＆パラベンフリーで、やさしい使い心地のヘアケアができます。

【saranara（サラナラ） ウォーターサロン シルク トリートメント】
2,140円（税込） 編集部調べ

『温感ヘッドスパトリートメント』は、水と混ざると液体からクリーム状に変化することで、髪の1本1本にトリートメントが密着するアイテムです。
17種類のボタニカルエキス*¹を配合しているため、頭皮ケアも同時に行えます。また、髪と頭皮にこだわった8つのフリー仕様*²により、やさしい使い心地です。

【Tricore（トリコレ） 温感ヘッドスパトリートメント】
54ml 1,390円（税込）/ 200ml 5,390円（税込） 編集部調べ

『ソワン クロマグロス クロマアブソリュ』は、髪表面をコーティングして艶やかな印象の髪に導いてくれる、カラーヘアのためのウォータートリートメントです。
ヘアカラーの色落ちを穏やかにしたい方や、カラーによるダメージケアをしたい方におすすめのアイテムといえるでしょう。

【KÉRASTASE（ケラスターゼ） ソワン クロマグロス クロマアブソリュ】
4,180円（税込） 編集部調べ

『ウォータートリートメント EXスムース』は、美髪オイル「18-MEA OIL*」や、加水分解コラーゲンなどの保湿成分が、熱や摩擦によるダメージから守ってくれるアイテムです。
傷んで絡まりやすい髪にはEXスムース、広がるパサつく髪にはナチュラルモイストと、仕上がりに合わせて2タイプが選べます。持続型ウォーターヴェールが、なめらかなサラツヤ髪を持続させてくれるでしょう。

【Essential（エッセンシャル） ウォータートリートメント EXスムース】

『インナーリペア ウォータートリートメント』は、製品の90％以上を水溶性の保湿成分やトリートメント成分で構成*した、特別な日のためのウォータートリートメントです。
水溶性ハチミツ・水溶性セラミド・水溶性ケラチンなどの保湿成分が、髪をうるおいで包み込んでくれます。

【ululis（ウルリス） インナーリペア ウォータートリートメント】
1,540円（税込） 編集部調べ

ウォータートリートメントには、成分を髪の内部まで浸透しやすくしたり、ヘアケアの時間を大幅に短縮したりできるなど、多くのメリットがあります。
髪のダメージでお悩みの方や、手のかかるヘアケアが続かない方におすすめです。

今回ご紹介したアイテムも参考に、髪悩みや髪質に合ったウォータートリートメントを選んで、サラっとした印象の髪を手に入れましょう。