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ファンデーションの種類ガイド!あなたに合う選び方と使い分けを徹底解説!
肌悩みをカバーして肌の質感をきれいに見せるために、メイクに欠かせないのが「ファンデーション」。しかし、種類がたくさんあって、選び方や使い分けが難しい…と悩んでしまいますよね。
今回は、そんなファンデーションの種類について徹底解説。種類ごとの特徴や魅力といった基本知識から、メイクのタイプに合わせた選び方、肌悩み別の使い分けテクニックまでを詳しくご紹介していきます。
ファンデーションの種類とは?
ファンデーションの種類は、大きく分けて5タイプです。ここでは、各種類の仕上がりや形状の違いなど特徴についてご紹介します。
(1)パウダータイプ
ファンデーションの種類でとくにベーシックなのが、パウダータイプです。微細なパウダーが肌にピタッと密着して、毛穴や色ムラなどの肌悩みをカバーしてくれます。サラサラとした使い心地なので、ベタつき感が苦手な方におすすめです。
なお、パウダーファンデーションは種類が2つあります。「プレストタイプ」は粉をプレスした固形状でマット寄りの仕上がりに、「ルースタイプ」は粉のままの状態でふんわりナチュラルに仕上がりますよ。
(2)リキッドタイプ
リキッドファンデーションは、とろりとなめらかなテクスチャーで、水分と油分がバランスよく配合されています。ファンデーションの種類の中でもとくに肌なじみがよく、スーッと広がる軽やかな使い心地が魅力です。うるおい感のあるツヤ肌に仕上がりますよ。
カバー力にも優れているため、シミやそばかすといった肌悩みをさりげなく隠してくれます。また、肌にしっかりと密着してくれるので、メイクの美しさを長く持続できるのも嬉しいポイントです。
(3)クリームタイプ
こってりクリーミーな質感をしているのがクリームファンデーションです。チューブやジャーなどの容器に入っているタイプが多く見られます。
ファンデーションの種類の中でもとくに油分量が多く、高い保湿力とカバー力が特徴です。しっかりめのメイクが好きな方や、シミや色ムラなど肌悩みを念入りにカバーしたい方にぴったりですよ。
リキッドタイプと同様に肌への密着力にも優れているので、メイクもより持続してくれます。
(4)クッションタイプ
クッションファンデーションは、パウダーとリキッドのメリットを兼ね備えた機能的なタイプ。ケースの中に液状のファンデーションを含んだスポンジが設置されており、専用のパフで染み込ませながら使います。
肌に嬉しい美容成分を配合しているため、メイクをすることで肌にうるおいを与え、ツヤ感たっぷりのみずみずしい肌に仕上げてくれますよ。
カバー力が高く、化粧下地などを省略して使える種類が多いので、時短メイクを叶えたい方からも人気を集めています。
(5)ミネラルタイプ
ミネラルタイプは、ファンデーションの形状ではなく使用している成分に特徴があります。主に天然由来の鉱物を原料にしており、パウダー、リキッド、クリーム、クッションとメーカーによってタイプはさまざまです。
クレンジングいらずで石けんのみでオフできる種類が多く、肌への負担や刺激になりにくいのが魅力。カバー力は弱めなものの、圧迫感のないつけ心地で素肌感のある雰囲気に仕上がるので、ナチュラルメイクが好きな方にうってつけですよ。
<肌タイプ別>ファンデーションの種類の選び方
最初におすすめしたいのが、肌タイプに応じたファンデーションの選び方です。ここでは、それぞれの肌タイプの特徴と、悩みをカバーするのに適したファンデーションの種類について解説します。
普通肌におすすめの種類
肌の水分と油分のバランスが取れている普通肌タイプ。肌荒れや乾燥といった肌悩みがほとんどないため、基本的にどのファンデーションの種類も快適に使えます。
肌の状態よりもメイクの仕上がりに合わせて、ファンデーションの種類を決める選び方をしてみましょう。テクスチャーやカバー力など、使い心地に着目して選ぶのもおすすめです。
ただし、体調や季節によっては普通肌でも肌悩みが出る可能性が。そのときの肌の状態に合わせた選び方も意識してみてください。
乾燥肌におすすめの種類
乾燥肌は、肌の水分と油分がともに不足している状態です。肌がカサついたり、つっぱり感があったりといった悩みが多く見られます。
そんな乾燥肌には、リキッドタイプやクリームタイプなど、メイクをしながら肌のうるおいを持続できるファンデーションがもってこいです。みずみずしい質感のクッションタイプも向いています。
水分や油分がないパウダーファンデーションを使うと、肌の乾燥がより目立ちやすくなるので注意してくださいね。
脂性肌におすすめの種類
皮脂の量が過剰で、テカリが目立ちやすいのが脂性肌の特徴。朝きれいにメイクをしても、時間が経つと肌がベタついてメイクがドロドロに崩れてしまう…といったケースが多く見られます。
脂性肌の方には、サラサラ肌に仕上げられるパウダーファンデーションがイチオシです。パウダーが余分な皮脂を吸着してくれるため、美しいメイクの仕上がりをより持続してくれます。
反対に、リキッドやクリームなどは、ベタつきが悪化してしまうので控えておきましょう。
混合肌におすすめの種類
混合肌は、乾燥肌と脂性肌それぞれの要素をあわせ持つ肌タイプを指します。「頬や目元は乾燥するけれど、Tゾーンや小鼻周辺はベタつく」といった状態です。
混合肌の場合、基本的には乾燥肌に合う種類のファンデーションを使うことをおすすめします。しっとりとした使い心地のリキッドやクリームをメインに使ってみましょう。ベタつく部分にはこれらのファンデーションを塗るのを控え、代わりにサラリとしたパウダータイプをのせてみてください。