女性は自分のモチベーションを高めるために、ネイルを重視することや、普段とは違うコスメを使うなどで工夫することがあります。香水ももちろんその役割を担っており、高価な香水を適量身にまとうだけで気持ちが高まるでしょう。

また、身にまとうだけではなく、香りをかぐことで感覚が刺激されるので、やる気へ結びつきやすい特徴があります。ここぞというときの「勝負香水」などをもっておくと、ゲン担ぎの意味でもおすすめです。

香水を選ぶときのポイントは2点！

まず1点目は、一度に何個も試さないこと。たくさんつけてしまうと鼻が麻痺してしまったり、どの香水をどこに付けたのかが分からなくなったりします。色々試したい気持ちは分かりますが、右手や左手など、2種類程度に留めておきましょう。

2点目はムエット（試香紙）で香りを試して気に入ったら体にも付けてみて、一日過ごしてみましょう。付けた時の香りと時間が経ってからの香りは異なることが良いので、少し様子を見るのがおすすめ。自分で香りが分からなくなった場合は、友人や家族に嗅いでもらうのも◎。

香りを和らげて仕事にもつけやすい香水にしたい場合は、水で薄める方法が最適です。水道水は、含まれている塩素で香料を変質させる可能性があるのでNG。精製水がおすすめです。

香水8、水2の割合など好みに応じて希釈しましょう。混ぜるときはアトマイザーに香水を入れてから、水を足して調節してください。ただし、トップノートやミドルノートのバランスは崩れる可能性があります。

無水エタノールはいわゆる消毒用アルコールで、香水などにも使われる液体です。精製水で薄める方法と同様、8：2などの割合で好みに応じて希釈しましょう。

エタノールで希釈した場合、トップノートが消えてしまうことが予想されます。また適量を使ってもエタノール臭が強く残ってしまうこともあるようです。体に吹きかけてみて香りの具合を確かめてから普段使いをしましょう。

精製水は変質しやすいため、1週間以内で使い切れる適量を希釈します。無水エタノールの場合は変質の心配はありませんが、時間の経過とともに香りの変化が感じられることもあります。

変化のスピードはそれぞれ異なりますが、数日以内に使い切れる適量を希釈するのがポイントです。とくにアルデヒド系やムスク系の香水は希釈のタイミングに注意しましょう。

香水は部屋のインテリアとして楽しむ方もいらっしゃいますが、実は注意が必要な点がいくつかあります。

最も大事なのが、直射日光や高温多湿を避けて保管すること。香水の物質が変化してしまい、劣化に繋がってしまうことがあります。そのため家の中では、冷暗所に保管するのがおすすめ。抵抗がない方は冷蔵庫で保管するのも手です。

瓶内部の空気が増えるほど香りが変質しやすくなるため、開封後はなるべく1年以内に使い切りましょう。

香水は第三者に自分の印象付けや、女性が自分らしくあるために使うアイテムとして最適です。

しかし、適量を守らずつけすぎてしまうことや、タイミングを逃した付け方はTPO的にもNGです。基本を守って気持ちよく香水がある生活を送れるとよいですね。

香水の種類に適した付け方を学んで、誰からも好かれる香り使いができると、女子力がさらに高まりますよ。