出典:adobestock
目元の悩みを解消したい!アイクリームの効果的な塗り方・使い方レクチャー
デリケートな目元周りは、シワやたるみなどの肌悩みが現れやすい部分。
ですが、アイクリームでのケアを継続することで老化を予防することは可能!そこで今回は、アイクリームの効果を実感するための「アイクリームの正しい塗り方」を解説します。
アイクリームの意外な効果、アイクリームを使うタイミングや肌悩み別のアイテムの選び方もチェックして、若々しい目元のキープに役立ててくださいね。
アイクリームは20代から使うのが理想
アイクリームは20代のうちから使い始めるのが理想です。
その理由は、ズバリ肌のコラーゲン量の変化にあります。まぶたのハリをキープするために重要な肌のコラーゲンは、約25歳から減少することがわかっています。
コラーゲンの減少を放っておくと、シワやたるみが目立つ目元になってしまう恐れも…。
美容大国と知られる韓国では、多くの女性が20代からアイクリームを使い始めます。
たとえ20代以降からでも、思い立ったタイミングですぐに使い始めることをおすすめします。
効果アップ!アイクリームの基本的な塗り方
アイクリームの基本的な塗り方は以下の通りです。正しい塗り方をしっかり覚えて、アイクリームの効果を高めましょう。各手順それぞれコツがあるので、そちらもチェックしてみてくださいね。
- 1.クリームを中パールほど出して、まぶたの上下に3点ずつ置く
- 2.薬指または中指を使い、目の下を目尻から目頭に向かってなでるように塗る
- 3.目頭まで塗ったら、そのまま目の上を目頭からこめかみに向かってシワを伸ばすイメージで塗る
- 4.指の腹でトントンとやさしく叩き、クリームを角質層まで浸透させる
- 5.手に余ったクリームを気になる部分に重ね付けすれば完了
アイクリームの塗り方(1)ゴーグルゾーンにクリームを6点置き
アイクリームに限らず、すべてのスキンケアアイテムはただ塗るだけでは効果が半減します。
正しい塗り方を実践してこそアイテム本来の力を発揮します。アイクリームの塗り方で重要なのは、塗る量と範囲、そして指の使い方!
まずは塗る範囲を確認しましょう。アイクリームを塗るのは、頬骨の上くらいから眉毛の下まで、そしてこめかみを含むゴーグルゾーンと考えてください。
クリームを中パールほど出して、まぶたの上に3点、下に3点クリームを置きましょう。
アイクリームの塗り方(2)目尻から目頭に向かって目の下に塗る
まずは目の下からクリームを伸ばします。薬指、または中指のお腹を使い、目尻から目頭に向かって指を動かします。
このとき、指が目に触れたりクリームが目に入らないように気をつけましょう。
キワまで塗れなくても、まばたきをするとクリームが広がります。
また、摩擦はくすみの原因になるため力を入れるのはNG。
アイクリーム以外のスキンケアを塗るときも、 「塗る」というより「なでる」イメージで行いましょう。
アイクリームの塗り方(3)目頭からこめかみに向かって塗る
下まぶたの目尻から目頭に向かって動かした指を、そのまま上まぶたへ。
目頭から目尻に向かって指を動かし、そのままこめかみまで塗りましょう。
指=シワを伸ばすアイロンをイメージしてみてください。
このとき、空いている手で目を上に引っ張りながら塗ると、まぶたの重みや二重、シワで折りたたまれている部分にもしっかりクリームを塗れます。
目を上に引っ張るとき、力を入れすぎるとたるみの原因になるため、軽く触るのがポイントですよ。
アイクリームの塗り方(4)塗ったクリームをやさしく叩き入れる
仕上げにタッピングを行うと、浸透率(角質層まで)がアップします!爪が当たらないよう、指の腹を使ってトントンと叩き入れましょう。
このとき、目のキワまでタッピングしなくてもOK。クリームをケチらずしっかり塗っていれば、まばたきでクリームがキワまで広がります。
商品によっては目に入るとしみるものもあるため、目に入らないように注意してください。
アイクリームの塗り方(5)余ったクリームは重ねづけ
手に余ったクリームは、気になる部分に重ねづけしましょう。シワができやすいまぶたの下や目尻に重ね塗りしてやさしく叩き塗るか、シワができやすいおでこやほうれい線に塗ってもOK。
アイクリームは、他のスキンケアと同じく継続が大事!変化を感じるまでは少なくても2〜3ヶ月はかかると考えて、コツコツ目元ケアを続けましょう。
正しい塗り方にプラスして、マッサージやこれからご紹介するツボ押しを併用するとより変化を感じられるかもしれません。
アイクリームの効果を上げる目元のツボ3つ
目元ぱっちりを目指すなら:晴明(せいめい)
アイクリームを使っているとき、同時にツボを押してみてください。ツボを押したときの刺激は、脳へと伝わりさまざまな効果をもたらします。
疲れ目対策になり、パッチリ目元を目指せるのが晴明(せいめい)というツボ。
目頭と眉間の間あたりにある、鼻筋のくぼみ部分が晴明です。指の腹でツボを押して、円を描くようにくるくると刺激してみてください。
親指と人差し指でつまんでも◎。目が疲れているとき晴明を押すと、目がスッキリしますよ!
血流促進でくすみ&疲れ目対策:攅竹(さんちく)
攅竹(さんちく)は、まぶたのたるみやくすみ、目の疲れやドライアイが気になる方におすすめのツボ。
攅竹は、眉頭の先端にあるくぼみ部分にあります。両手の中指や薬指のお腹を使って、ぐーっと徐々に力を込めるイメージで押してみてください。
円を描くように、くるくると刺激してみましょう。
攅竹には、めぐりを良くして眠気を覚ましてくれる効果も期待できます!
朝のスキンケア時や、仕事中にもおすすめです。
代謝アップでたるみ&シワ対策:太陽(たいよう)
太陽はデスクワークが多く肩が凝りがちな方や、肩こりからの偏頭痛や疲れ目が気になる方におすすめのツボ。
別名「眼医者ごろし」とも呼ばれます。刺激すると、スッキリして目がパッチリ開きますよ。
目尻から指2本分ほど離れた、こめかみより手前のくぼみ部分が太陽です。指のお腹をツボに当て、徐々に力を入れていくのがポイント。
このツボも、円を描くように指をくるくる回しながら刺激しましょう。深呼吸を忘れずに!