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「酵素洗顔」の使い方って?使う時の注意点や洗顔後のスキンケアなどについても解説!
毛穴ケア、くすみやゴワつきのケアに人気「酵素洗顔」の使い方を解説!パウダー状で使い方にコツがいる酵素洗顔の基本的な使い方や泡立て方を詳しくご紹介します。
酵素洗顔は使い方、扱い方を間違えると肌に悪影響を及ぼすことも。酵素洗顔のデメリットや使う頻度の見極め方、酵素洗顔後のスキンケア方法など、あなたの肌を守るために必要な情報もお届けします。
酵素洗顔のメカニズムと酵素洗顔を使うべき人
酵素が肌トラブルの原因にアプローチ!
酵素洗顔は、その名の通り酵素が配合された洗顔料のこと。酵素は水分に弱い性質があることから、多くの商品はパウダー状になっています。弾力の強い大きな泡ができなくても大丈夫。
通常の洗顔料は、泡が汚れを吸着して落とします。一方、酵素洗顔は汚れそのものを分解するため、通常の洗顔料では落としきれない汚れにもアプローチしてくれます。
酵素洗顔はこんな人におすすめ
・脂性肌(オイリー肌)の方
・毛穴の黒ずみや角栓が目立つ方
・肌のゴワゴワやくすみが気になる方
・ニキビ肌の方
・年齢による肌の変化を感じている方
酵素洗顔は、毛穴にアプローチするものと肌の角質にアプローチするものの2種類に分けられます。
このことから、酵素洗顔は「毛穴汚れや、毛穴汚れが原因である肌トラブルが気になるタイプ」と、「ターンオーバーのペースダウンや皮脂によるごわつきやくすみが気になるタイプ」の2つの肌タイプにおすすめできるアイテムです。
酵素洗顔の選び方・おすすめ成分
配合されている酵素の種類で選ぶ
酵素洗顔に含まれる酵素には、主に2種類あります。1つは皮脂を分解する酵素、もう1つはタンパク質を分解する酵素です。
毛穴の黒ずみや角栓に悩んでいる方、オイリー肌の方は「皮脂分解酵素」が配合されているものを。肌のくすみやゴワゴワ感が気になる方は、「タンパク質分解酵素」が配合されたものを選ぶのがおすすめです。
酵素の種類の見分け方
皮脂分解酵素かタンパク質分顔酵素、どちらの酵素が配合されているかを見分けるために、それぞれの成分名をチェックしておきましょう。酵素洗顔には、主に皮脂分解かタンパク質分解、どちらかの酵素が1つから2つ程配合されていることが多いです。
皮脂分解酵素は、主にリパーゼやサンゴ。タンパク質分解酵素には主にパパイン酵素やパイン酵素、プロテアーゼ、リパーゼなどがあります。洗顔料のパッケージ裏にある、成分表を確かめてみて!
肌へのやさしさを重視して選ぶ
酵素は肌にある角質や皮脂を分解するため、毎日使える洗顔料よりも負担がかかります。そのため、肌へのやさしさを重視して作られた酵素洗顔を使うのがおすすめです。下記の3つのポイントを参考にアイテムを選んでみて!
洗顔料には洗浄成分が配合されていますが、洗浄成分の中でもアミノ系成分は負担が少なくておすすめ。パッケージ裏の成分表にはラウロイルグルタミン酸NaやココイルグリシンKなど、「ラウロイル〜」や「ココイル〜」から始まる名前で記載されています。
ポイント1.アミノ系洗浄成分を使用
洗顔料には洗浄成分が配合されていますが、洗浄成分の中でもアミノ系成分は負担が少なくておすすめ。パッケージ裏の成分表にはラウロイルグルタミン酸NaやココイルグリシンKなど、「ラウロイル〜」や「ココイル〜」から始まる名前で記載されています。
ポイント2.酵素成分が2種類以上配合されていない
商品によっては、上でご紹介した酵素が2種類以上配合されているものがあります。基本的には、酵素は1種類でも十分。成分表をチェックして、酵素洗顔は何種類入っているかチェックしてみましょう。
ポイント3.「低刺激」「無香料」「無色素」の表示をチェック
肌質によっては、香料や色素などの添加物が肌トラブルの原因になることがあります。そのため、敏感肌・乾燥肌の方、また肌がデリケートだと感じるときは避けるのがベター。商品パッケージや成分表を見て、これらの成分が配合されていないか確認してみましょう。
色素は「赤2」「赤102」など「色+数字」で表示され、香料はそのまま「香料」と記載されていることが多いです。
酵素洗顔はパウダータイプがおすすめ
酵素洗顔はパウダータイプが多いですが、中には石けん状やペースト状などの商品もあります。しかし、商品の成分表を見るとわかる通り、石けんやペーストタイプの洗顔料には水が含まれています。
そもそも酵素洗顔にパウダータイプが多いのは、酵素が水分に弱いから。酵素の効果を最大限発揮させたいなら、パウダー状を選ぶのがおすすめです。