目元は、人の顔の印象をかなり左右する部分です。日本では、二重の目元に魅力を感じている人が多く、アイプチなどで二重にしたり、元から二重の人も二重幅を広げてアイメイクをしたりすることもあります。 
しかし近頃は韓国の影響で、一重でも自分自身の元々の目の形を活かしたメイクが徐々に人気になってきました。一重まぶたのすっきりと涼しげな印象の目元も素敵ですよね。 

一重は、すっぴんだとナチュラルでかわいらしい印象で、メイクをするとクールにもセクシーにも変身します。メイクで色々なイメージに変われるのが魅力的。 
今回は一重メイクの魅力に迫り、一重の多い韓国美人のメイクをお手本にしてメイクを真似しちゃいましょう。涙袋メイクや眉毛メイクについてもご紹介します。 
初心者でもできるので安心してください。きっと自分の目元が好きになって、メイクが楽しくなること間違いなしです。 

韓国には一重を活かしたメイクの人が多く、むしろチャームポイントだと考えている方もいます。アイラインが特徴的なメイクが多い韓国ですが、一重だとアイラインをとくに活かせるメイクができます。 
目を開けているときは見えないけれど、閉じたときにチラッと見えるアイラインがエキゾチックで魅力的。切れ長でつり目のタイプや丸くて大きいタイプの一重など、自分の目の形を研究して魅力を引き出すメイクをしています。 

韓国は元々アジアンビューティーな一重美人が多い印象ですが、「TWICE」のダヒョンさんや「Red Velvet」のスルギさんなど、ここ数年で一重まぶたが可愛らしいアイドルや女優やオルチャンが大活躍し、より一層人気が高まりました。
SNSで一重が印象的な韓国女優やアイドルのメイクは、とても参考になりますよ。
最近は、ぼんやりしがちな目元の印象を強めるために、陰影を強調したメイクが人気です。

目の周りにアイシャドウやアイラインで彫りを作ると、目元の印象が強くなります。
色を乗せすぎるとまぶたの腫れぼったさか目立ち、かえって目が小さくなるので、バランスを見て少しずつ陰影をつけてくださいね。
また、まつげはカールを付けすぎないやり方が韓国風。マスカラで長さを強調すると少し伏せた目元になり、清楚な魅力があります。

韓国風の基本のアイラインは、線を引くというよりは、まつげの隙間を点で埋める方法。そうすることで、細い線が引けます。 
まぶたの上にたくさん色を乗せすぎると目の腫れぼったさが強調されてしまうので、薄く細く引くのがおすすめです。まつげの隙間が埋められて、自然に目の形を強調してくれます。粘膜もブラックのジェルライナーなどを使って、細く埋めてください。 
アイラインの引き方によって印象はガラリと変わってくるので、印象別のやり方をそれぞれ見ていきましょう。

韓国っぽいアイメイクといえば、目尻から跳ね上がったアイラインを思い浮かべる方も多いですよね。一番目力を強くするのがアイラインです。 
一重の跳ね上げアイラインのやり方は、目尻側だけを太くします。目全体を太く引くと舞台メイクのように派手になりすぎてしまうので、目尻までは細く引きスッとアイラインを下げて太めに跳ね上げラインを引いてくださいね。目の印象がクールになり、華やかなアイメイクです。 

ナチュラルな目元が好きな方におすすめの引き方がこちら。黒目から目尻までの部分にアイラインを引くと、自然なデカ目を演出してくれます。目尻を長めに引くと、たれ目で可愛らしい雰囲気に。リキッドよりペンシルで引くと柔らかい印象です。難しいコツはいりません。 
また、上から濃いアイシャドウを重ねてラインをぼかすと、より自然になっておすすめ。これならミスしたアイラインも修正しやすいですね。 

まつげの隙間をリキッドなどのアイライナーで細く埋めたら、ブラウンや濃い色のアイシャドウを使い、細いブラシで目尻からアイラインをスッと引きます。アイライナーで引くより自然な印象に。 
リップメイクを目立たせたいときは、すべてのパーツをしっかりメイクすると濃くなるので「抜け感」が大切。そんなときに、このやり方でアイラインを引くと引き算されて抜け感がでます。韓国のコスメブランドの、イメージモデルのようなメイクです。