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コンシーラーを使うタイミングはいつ?基本の順番から選び方まで正しく覚えておこう!
ファンデーションだけでは隠し切れない、シミやそばかすなどの肌悩みをカバーできる「コンシーラー」。ベースメイクをきれいに見せてくれると人気ですが、使う順番や塗り方の注意点を知っていますか?
今回は、メイクの基本として覚えておきたいコンシーラーを塗る順番を徹底解説。コンシーラーの使い方のコツや注意点、人気アイテムから自分に合うタイプを見つけるための選び方など、使う順番とあわせて役立つ情報をお届けします。
正しく使えている?コンシーラーは使う順番が大切!
間違った順番では肌悩みのカバー効果が半減!
ベースメイクアイテムのひとつであるコンシーラー、正しい順番で使えていますか?目元のクマやシミ、そばかすなど、さまざまな肌悩みを整えるのに便利なコンシーラーですが、間違った順番で使っているとカバー力を発揮できず、残念なメイクに仕上がってしまいます。
また、自分の肌に合わないアイテムを使うことも、コンシーラーのメリットを活かせない原因のひとつ。コンシーラーをより効果的に使うためには、基本の順番やアイテムの選び方を正しく覚えることが大切です。
コンシーラーを使う基本の順番
コンシーラーの順番は、使うファンデーションの種類によって異なります。ファンデーションのタイプ別で、コンシーラーを使う基本の順番をご紹介。
パウダーファンデーションを使う場合の順番
パウダーファンデーションを使っている方は、ファンデーションをつける「前」のタイミングでコンシーラーを塗りましょう。次のような順番でベースメイクを行うのが基本です。
- (1)日焼け止め・化粧下地
- (2)コンシーラー
- (3)パウダーファンデーション
コンシーラーを最後にすると、パウダーがヨレてしまうので注意が必要です。下地で整えた肌につけることで、コンシーラーが肌にしっかりと密着し、気になる悩みを効果的にカバーできます。
リキッド・クリームファンデーションを使う場合の順番
リキッドやクリームタイプをお使いの場合は、ファンデーションをつけた「後」のステップでコンシーラーを使うのがマストです。以下のような順番で、ベースメイクを仕上げてみてください。
- (1)日焼け止め・化粧下地
- (2)リキッド・クリームファンデーション
- (3)コンシーラー
- (4)フェイスパウダー
リキッドやクリームファンデーションは水分と油分を多く含んでおり、コンシーラーを先につけると肌になじまず、きれいにカバーできなくなってしまうので注意してください。
仕上げにフェイスパウダーで整えると、美しい仕上がりが長持ちしますよ。
クッションファンデーションやBBクリームを使う場合の順番
クッションファンデーションやBBクリームでベースメイクを仕上げるときも、コンシーラーはこれらの「後」のタイミングで使いましょう。順番は、リキッドやクリームファンデーションと同じと考えてOKです。 ベースメイクの基本は、「液状→粉状」の順番でアイテムを重ねること。
コンシーラーを使う順番で迷ったときは、この基本のやり方を振り返ってみてくださいね。
コンシーラーを使う順番と塗り方の注意ポイント5つ
コンシーラーを活用して美しいメイクに仕上げるには、使う順番だけでなく塗り方にも注意点があります。ここでは、順番とともにマスターしたい塗り方のコツと注意ポイントを解説していきます。
コンシーラーを使う前の「保湿」は入念に
コンシーラーは使う順番だけでなく、塗る前の下準備も大切です。メイクをする前に、まずは丁寧にスキンケアを行いましょう。
基本のスキンケアができていない肌にコンシーラーを塗ると肌にうまく密着せず、メイクのヨレや塗りムラにつながります。皮膚の乾燥やカバー効果が半減する原因にもなるので注意が必要です。必ず化粧水や乳液などでスキンケアをし、肌が十分にうるおった状態でベースメイクをしてください。
下地やコントロールカラーは丁寧に仕込む
コンシーラーを使うメイクでは、化粧下地やコントロールカラーを丁寧に塗ることも重要です。コンシーラーでカバーできるからといって、化粧下地などを塗る工程を省いてしまうと、厚塗り感が出て不自然な印象に。
化粧下地やコントロールカラーにも、気になる毛穴や色ムラを整える大切な役割があります。コンシーラーと一緒に順番に使うことで、厚塗りを防いでナチュラルな仕上がりを叶えられるので、念入りに仕込むようにしましょう。
コンシーラーをのせた後は強く擦らない
コンシーラーの塗り方にも、注意したいポイントがあります。基本的には肌に適量をのせた後、コンシーラーをつけた部分とつけていない部分の境目をぼかすように、ポンポンと軽いタッチでなじませましょう。
境界を目立たなくしようと強くこすると、肌に負担がかかったりコンシーラーがポロポロと浮き出たりしてしまいます。順番通りに使っても、塗り方がイマイチだと肌悩みをしっかりカバーできないので注意してくださいね。
ピンポイントに使うならブラシを活用する
小さなシミやニキビなどピンポイントでコンシーラーを使うときは、メイクブラシで塗る方法も人気です。メイクブラシは小回りが利きやすく、細かな部分までコンシーラーをのばしやすいため、指で塗る場合と比べてムラのない仕上がりを目指せます。
必要以上に力が加わりにくいので、皮膚が薄く繊細な目の周りの悩みをカバーしたいときにうってつけです。肌への負担に注意しながらコンシーラーを使いたい方は、ぜひ活用してみてください。