出典:adobestock
身近な材料でうるツヤ唇に!簡単手作りリップスクラブの作り方とその使い方について
唇ケアにぴったりなリップスクラブは「頻度が少なくてなかなか減らない」「私には刺激が強いかも」と、結果的に使い切れなかったことはありませんか?
実は、リップスクラブはおうちでDIYが可能なアイテム。しかも必要なものは誰もが常備する「あの材料」なので、今すぐ簡単に手作りできます。
この記事では、少量から作れる【手作りリップスクラブ】の材料や作り方・正しい使い方までをご紹介。
おすすめの作り方をマスターして、いつでもうるツヤな唇を目指しましょう。
必要な「道具」も準備しよう
使用する道具
- ・ボウルや小鉢
- ・ティースプーン
- ・密閉容器
砂糖とお好みの保湿剤の用意ができたら、必要な道具も準備しておきましょう。
手作りリップスクラブは食品を使ったアイテムなので、基本的には1回で使い切るのがおすすめですが、余ってしまったら保存できるように小さめの容器があると便利です。
【簡単混ぜるだけ】手作りリップスクラブの作り方
「どれにする?」3種類のリップスクラブを比較
特徴 | 効果 | 粘土 | おすすめの人 | |
---|---|---|---|---|
はちみつ | 混ぜやすく唇に伸ばしやすい | 丁度よい保湿効果 | 適度な粘りがある | ・手作り初心者 ・ずぼらな人 |
オリーブオイル | 簡単に混ざるがテクスチャーが緩い | さっぱりとした保湿効果 | さらさらで砂糖の粒子をしっかり感じる | ・スクラブ効果重視 ・さっぱり仕上げたい |
ワセリン | 混ぜにくいため他材料を加えると◎ | 唇に膜をはるような保護効果 | 強い粘りで唇に密着する | ・乾燥敏感肌 ・スクラブの刺激が苦手 |
初心者にまずおすすめしたい材料は、はちみつを使ったリップスクラブです。適度な粘り気があるので、はちみつと砂糖の2つだけで簡単に手作りできます。 オリーブオイルとワセリンは、ほかの材料を混ぜて使用感を調整するとよりグッドです。
「はちみつシュガー」リップスクラブの作り方
材料
- ・はちみつ:ティースプーン1杯
- ・砂糖:ティースプーン1杯
はちみつシュガーのリップスクラブは3種類の中で最も作り方が簡単で、材料を1:1の割合で混ぜるだけ。
はちみつのとろっとした感触が砂糖を包み込むため、スクラブをしている最中に垂れてしまったり砂糖がポロポロ落ちたりする心配がありません。
リップスクラブがしっとり密着するので、適度に保湿しながらスムーズな角質ケアが可能です。
「オリーブオイルシュガー」リップスクラブの作り方
材料
- ・オリーブオイル:ティースプーン1杯
- ・砂糖:ティースプーン1杯
- ・※はちみつをお好みで
オリーブオイルシュガーのリップスクラブの作り方は、それぞれの材料を1:1の割合で混ぜ合わせます。
さっぱりとした仕上がりで洗い流しも簡単。はちみつのベタつきが気になる方は、こちらのオリーブオイルの作り方がおすすめです。
オリーブオイルは物によってはさらっとしすぎて使い方が難しい場合がありますので、はちみつ(ココナッツオイルも可)などの材料を混ぜて微調整するとよいでしょう。
「ワセリンシュガー」リップスクラブの作り方
材料
- ・ワセリン:ティースプーン1杯
- ・砂糖:ティースプーン1杯
- ・※オリーブオイルをお好みで
ワセリンシュガーのリップスクラブはとても混ぜにくいので、作り方を少し工夫すると扱いやすいです。
まずワセリンと砂糖を1:1の同量で混ぜ合わせます。スプーンではなくつまようじを使って練ると比較的簡単ですよ。
次に、このままでは質感が固すぎて使い方が難しいため、オリーブオイルで丁度よい固さに調整しましょう。
ワセリンシュガーは唇に油膜感を与え保湿効果が高いので、粒子の刺激を抑えたい方や、とくに荒れた唇にも安心して使えます。
【作り方応用編】リップスクラブの簡単アレンジ方法
基本材料を好きなものにチェンジ!
基本の3種類のほかにも、リップスクラブに使える材料は食材からキャリアオイルまでさまざまなものがあります。
人によっては普段使う砂糖の種類にこだわり、お気に入りの美容オイルでリップスクラブを手作りしてみたいという方もいるでしょう。ぜひ自分なりの作り方を試してみてくださいね。
ちなみに黒糖やドライハーブなどそのまま使えない材料は、先にすり鉢で細かくしておくと上手な作り方ができます。
スクラブ剤 | 保湿剤 |
---|---|
・黒糖 ・きび砂糖 ・ココナッツシュガー ・ドライハーブ ・粒の細かい塩 |
・ホホバオイル ・アルガンオイル ・スクワランオイル ・ココナッツオイル ・シアバター ・メープルシロップ |
「トッピング」でもっと自分好みのレシピに
手作りリップスクラブに、お好みのトッピングを入れた作り方もおすすめですよ。
香り付けしたり、余った食材を入れてみたり、材料同士のコンビネーションを楽しめるのも手作りの醍醐味。
材料の例をご紹介しますので、オリジナルな作り方の参考にしてみてください。
リップスクラブのトッピング例
- ・レモン果汁
- ・バニラエッセンス
- ・紅茶・ハーブティー・コーヒーの出がらし
- ・すりおろした野菜やフルーツ
- ・ココアパウダー
- ・シナモンパウダー
リップスクラブの正しい使い方【4ステップ】
使い方(1)唇を温めてやわらかくする
まずは唇を温めて、水分を含んだ状態に整えます。皮膚が乾燥し角質が固くなった状態でリップスクラブをおこなうと、刺激が強くなってしまいますので大切な工程です。
蒸しタオルで30秒程度口元を温めるか、お風呂上がりのタイミングでケアするとよいでしょう。
指で触れてみて、角質がやわらかくなっていたらOKです。
使い方(2)手作りリップスクラブで1分間マッサージ
手作りリップスクラブを指に取り、唇の上下にポンポンとまんべんなく置きます。スクラブの粒子が固まらないよう、できるだけ全体に行き渡らせましょう。
マッサージをする際は片手で口角を横に引き、唇のシワを伸ばしながらおこなうのが使い方のポイント。指1本で砂糖を転がすようにして、ゆっくりやさしくマッサージしましょう。
やりすぎると唇がヒリヒリするので、30秒〜1分程度を目安にしてください。
使い方(3)軽く拭き取ってから、ぬるま湯で洗い流す
マッサージが完了したら軽く拭き取りましょう。濡らしたコットンやティッシュで押さえるようにして、簡単にリップスクラブを取り除きます。
このときの注意点はこすらないことです。ベタついて取りにくい場合もありますが、角質ケア後の唇はとてもデリケートですので気をつけましょう。
残ったリップスクラブはぬるま湯で軽く洗い流してください。
使い方(4)リップクリームでたっぷり保湿
最後はリップクリームで仕上げます。
リップスクラブに含まれる保湿剤で唇がしっとりしても、その後乾燥しないように保湿することは必要不可欠な方法です。
いつもよりもたっぷりとリップクリームを塗って十分な潤いを与えたら、見違えるようなツヤツヤの唇に。つるんとしたなめらかな塗り心地も感じてみてくださいね。
【ひと手間プラス】リップパックでふっくら唇に
リップクリームを塗布したらそのままでも十分ですが、さらに上質な唇を目指したい方におすすめなのがリップパックをする方法です。
リップクリームを塗った唇の上から小さく切ったラップを貼り、5分程度パック。スクラブに残ったオイルなどをパックに活用しても、無駄のない使い方ができていいですね。古い角質が取り除かれているので保湿成分がスムーズに浸透※し、ぷるぷるで魅力的な唇に導きます。
※角質層まで