一口に「二重まぶた」といっても、まぶたが厚い奥二重・目尻にかけて二重幅が幅広になる末広二重・二重幅が幅広くてくっきりとした平行二重の3種類あります。

以下で、それぞれの二重まぶたの特徴と、似合うメイクのポイントについて簡単に見ていきましょう。

まずは自分のまぶたがどのタイプなのかチェックして、似合うメイク方法を確認してみてください。

まぶたが厚い奥二重は二重幅に皮が被るうえ、まぶたの影によって目を開くと一重に見えることもあります。アイメイクがまぶたで隠れてしまったり、腫れぼったく見えてしまったり、メイク方法に悩んでいる女性も多いでしょう。

大人っぽくクールな印象の奥二重に似合うメイク方法は、二重幅を潰さないようアイラインは目尻のみ延長する、単色アイシャドウの使用のほか、下まぶたやまつ毛といったポイントを強調するなどしてください。

目頭から目尻にかけて二重幅が幅広になる末広二重は、メイク次第でクールからキュートまで印象を変えやすいタイプ。目頭部分の蒙古襞（もうこひだ）が張っていると末広型になりやすく、日本人に多いタイプの二重といわれています。

末広二重も奥二重と同様に二重幅を潰さないメイク方法が似合うため、アイラインは細めに引いてアイシャドウを縦割りグラデーションにしましょう。

涙袋を強調するとやさし気な印象を与えられます。

目頭から目尻にかけて二重幅が幅広く平行な平行二重は、くっきりとした大きな目元が魅力的な二重です。アイシャドウが綺麗に見えるためメイク映えしやすい一方、けばけばしくなりやすいという悩みを抱えている人も少なくありません。

平行二重でもナチュラルな印象を与えるメイク方法は、簡単に影を足せるブラウンカラーのアイシャドウによる横割りグラデーション。

さらに、目頭切開ラインやオーバーラインは控えめが似合うでしょう。

まぶたが厚い奥二重の場合、せっかく綺麗にグラデーションを作ってもまぶたに隠れてしまいがちですよね。瞬きをするたびにまぶたの皮が擦れるため、アイシャドウがヨレてしまうことも少なくありません。

時間が経っても綺麗な目元をキープするために、あえてグラデーションをせずに作りこまないメイク方法がおすすめです。ナチュラルなブラウンカラーの単色アイシャドウで、今っぽい抜け感を表現してみてはいかがでしょうか？

奥二重はアイラインを目頭から太めに濃く引いてしまうと、目を開いたときにアイラインによって二重幅が厚いまぶたで潰れてしまいます。

せっかくの二重幅を上手に活かすために、アイラインを目尻のみ延長して横幅拡張を意識したメイク方法を取り入れてみましょう。

さらに、ダブルライナーを使用して二重ラインを延長したり、目頭切開ライン・オーバーラインを描いたりすると、切れ長でくっきりした目元に見せられます。