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「肌が汚い」その原因を改善する方法とは?スキンケア対策ですっぴん美人へ!
「肌が汚いかも。」と感じることはありませんか?女性の肌は年齢、お手入れ方法、環境やライフスタイルで刻々と変化するのが特徴です。汚い肌になるのを防ぐには日々の「お手入れ」が重要。肌が綺麗だと、それだけで若々しく清潔な印象を与えますよね。
肌が汚い原因はさまざまなので、肌悩み別に正しい対策をするのが綺麗の近道。
この記事では女性の肌が汚くなる原因と、肌悩み別の綺麗を叶えるスキンケア対策をご紹介します。
肌が汚い原因とは?綺麗な肌と汚い肌の特徴を解説
「肌が汚い」原因?代表的な色ムラと凹凸の肌トラブルとは
肌が汚いとメイクで隠すのも一苦労で、すっぴんに自信が持てず鏡を見るたびに気持ちも下がってしまいがち。まずは汚い肌と綺麗な肌の特徴を、具体的に知りましょう!
肌が汚いと感じる原因は、肌表面にトラブルが発生しているからです。肌トラブルには大きく2種類あります。ひとつめは色ムラの肌トラブル、ふたつめは凹凸の肌トラブルです。
具体的に色ムラの肌トラブルとは、くすみ、くま、シミなどを、凹凸の肌トラブルとは、毛穴、ニキビ、シワ、たるみなどを指します。
汚い肌と綺麗な肌の特徴は?大きな違いはここだった!
汚い肌の特徴とは、「本来あってほしくないさまざまなトラブルが肌にある状態のこと」です。色ムラも凹凸も顔にあるだけで肌が汚い印象になり、見た目年齢がプラスになるやっかいなトラブル。
逆に、綺麗な肌にはどんな特徴があるでしょうか?綺麗な肌は嫌なトラブルがひとつもない、赤ちゃんの肌のようなイメージです。赤ちゃんの肌はうるおいと透明感で満ち、肌触りもなめらか。赤ちゃんのような肌の女性は若々しさや清潔感が出るので、見た目の印象アップにつながるのも特徴です。
【汚い肌を綺麗にしたい】トラブル別スキンケア改善方法
汚い肌になる色ムラトラブルとは、「肌本来の血色感や透明感が失われている状態」です。色ムラトラブルの特徴的なものはくすみ・くま・シミなどがありますが、その原因となるものをいくつかご紹介します。
肌が汚い原因がひとつの方もいれば、数種類当てはまる方もいるでしょう。原因によりスキンケアでの改善方法を見極める必要があります。
汚い肌になる色ムラトラブルが起こる原因とは
<色ムラトラブルの原因1>汚れの蓄積
正しい洗顔ができていなかったり自分に合わないアイテムを使っていたりすると、汚れが充分に落ちないこともあります。肌がザラザラ・ゴワゴワとした質感になっている方は汚れの蓄積が汚い肌の原因かもしれません。
毎日のメイク残りやアカ、余分な皮脂などが蓄積すると、汚れで肌がくすむ原因に。
<色ムラトラブルの原因2>肌表面の乾燥
肌が乾燥すると肌表面の角層部分にあるうるおいのもと、NMF(天然保湿因子)や細胞間脂質が逃げやすくなります。
とくに秋・冬は冷え空気の乾燥により、肌表面からうるおいのもとが逃げやすい季節。肌表面のうるおいが不足するとツヤが感じられなくなり、くすんで見えてしまうのが特徴です。
<色ムラトラブルの原因3>過剰なメラニン
日光は紫外線をはじめとした、肌によくない種類の光線が含まれています。日光を浴びると肌表面がやけどのような状態になり炎症を起こすので、肌荒れを起こしやすい状態に。
さらに紫外線はシミのもとメラニンの生成をうながすので、浴びれば浴びるほどくすみやシミの原因になります。
<色ムラトラブルの原因4>血行不良
ライフスタイルではとくに血行不良が要注意です。冷え・ストレス・睡眠不足などは、血のめぐりを悪化させます。
血のめぐりが悪化すると肌内部に酸素、栄養素、熱が充分に運ばれず血色感が失われて、くまやくすみの原因に。
色ムラが原因で肌が汚い!スキンケアでの改善方法とは
(1)ていねいな洗顔で日々の汚れを綺麗に取り除く
色ムラのトラブル対策には、まず正しい洗顔ができているか見直しましょう。洗顔が不十分で汚い肌の状態だと、そのあとのスキンケアの効果も薄れてしまいます。
洗顔料は充分にキメ細かい泡をつくり、すみずみまで丁寧に汚れを落としましょう。一日の終わりにクレンジング・洗顔をすることはもちろん、朝も洗顔料を使用して寝ている間の汗や皮脂などを綺麗にするとよいです。
(2)うるおいをたっぷり与えて透明感を引き出す
乾燥が原因でも色ムラトラブルが発生するので、スキンケアではたっぷりとうるおいを与えましょう。通常の使用量よりやや多めに丁寧にプレスしながら化粧水や乳液を使用し、夜はクリームをプラスするのがおすすめ。乾燥対策として、保湿アイテムはしっとり系を使用するのがよいでしょう。
またシミ、くすみの改善を目指すなら美白に特化したアイテムを取り入れるのもおすすめです。美容液やシートパックなど美白成分が入っているものを選ぶと改善スピードがアップします。
(3)オールシーズン紫外線対策をぬかりなく
紫外線対策をおこたると、日焼けによって色ムラが発生しやすくなります。色ムラ改善のために日焼け止めは真夏だけでなく、オールシーズン使用しましょう。
ちょっとした外出でも顔に日焼け止めを忘れずにつける習慣を。真夏以外の日常使用であれば日焼け止めの数値はSPF30・PA+++程度で充分でしょう。
汚い肌になる“凹凸”のトラブルが起こる原因とは
肌が汚い原因となる凹凸とは“肌にあってほしくないふくらみやへこみがある状態”を指します。凹凸トラブルの特徴的なものといえば、毛穴やニキビなど。毛穴やニキビは「肌が汚い」印象に直結するので、原因を正しく知ってスキンケアでの対策を考えましょう。
<凹凸トラブルの原因1>過剰な皮脂分泌
毛穴系のトラブルの代表的な原因は、過剰な皮脂分泌です。皮脂は天然の保湿クリームといわれ、私たちの肌に必要なものですが、過剰に分泌されると問題に。
皮脂はベタつきやすいので、肌に汚れがつきやすくなるという特徴があります。過剰な皮脂分泌を対処しないと毛穴が詰まり、角栓・ニキビなど汚い肌の原因になるのです。
<凹凸トラブルの原因2>肌表面の乾燥
毛穴系のトラブルは、乾燥でも引き起こされます。肌が乾燥すると肌表面の角層部分がかたくなり、皮膚の柔軟性が失われると毛穴の出口が詰まりやすくなるのが特徴。さほど皮脂がでていなかったとしても、毛穴の出口がふさがれていると角栓やニキビの原因になります。
<凹凸トラブルの原因3>老化による肌ゆるみ
Vゾーン(頬など)の毛穴の目立ちは皮脂が原因の毛穴と違い、ハリ不足で毛穴が重力に負けて涙型をしているのが特徴です。涙型の毛穴は、肌が老化し始めているサインかもしれません。
加齢やお手入れ不足などにより、肌の弾力を決めるコラーゲン繊維がおとろえると、重力に負けて顔の皮膚が下にたるんでいきます。すると毛穴も重力に引っ張られて、涙型に開いていくのです。
凹凸が原因で肌が汚い!スキンケアでの改善方法とは
(1)毛穴の汚れをマイルドに取り除くケアをする
毛穴トラブルの対策にはていねいな洗顔で、毛穴に詰まった汚れを取り除くのがマスト。とくに洗顔料は泡立てネットなどを使用し、キメ細かく弾力のある泡をたっぷりとつくるように意識しましょう。
過剰な皮脂による毛穴のつまりやニキビが気になる女性は、症状に合ったアイテムで取り入れるのもおすすめです。皮脂の吸着効果のあるクレイ(泥)配合の洗顔料や、酵素洗顔で毛穴の奥の汚れをクリアにしましょう。
(2)自分の肌に合った保湿アイテムを取り入れる
凹凸系のトラブルはベタつき、カサつきどちらが原因でも発生します。まずは自分の肌トラブルの原因を見極め、ベタつきが原因なら肌を引き締める収れんタイプやさっぱりタイプを、カサつきが原因ならうるおいをたっぷり与えるしっとりタイプの保湿を選ぶ対策を。
ベタつきとカサつきが混在している混合肌タイプは、部位によってアイテムを変えるのが理想です。