出典:adobestock
美容液はどの順番で塗るのが正解なの?スキンケアの適切な使い方を覚えて美肌に
健やかな肌のために、通常のスキンケアにプラスして取り入れたい美容液。ですが、現在はさまざまなジャンルの美容液が豊富に展開されており、塗る順番や使い方に迷ってしまいませんか?
そこで今回は、正しい使い方や塗る順番、使う際に気をつけたいことなどを幅広く紹介。同時にいつものスキンケアの順番も見直して、今より美しい肌を目指しましょう。
美容液とは?特徴を知って一歩進んだスキンケアをしよう
肌悩みに合わせて集中的に気になる部分をケアできる
美容液は、シミ予防や乾燥など、自分の悩みに合わせて集中的にケアできる基礎化粧品です。ベーシックアイテムよりも、気になる部分によりダイレクトにアプローチしてくれるので、肌を効果的に整えられるとされています。現在はさまざまな種類のものが各メーカーからたくさん発売されているため、自分がケアしたいと思う肌悩みに作用してくれるものを自由に選ぶとよいでしょう。
化粧水との違いは水分と成分の配合量
化粧水との一番の違いは、水分量と美容成分の多さです。化粧水はほとんどの部分が水溶性成分で構成されており、角層に水分を与え皮膚を柔軟にする役割があります。
一方美容液は化粧水とは役割が違い、美容成分が多く配合されているのが特徴。乾燥なら保湿、シミ予防なら美白タイプなど、ケアしたい悩み別に選択します。
それぞれ働きが異なるため、両方使うことで美肌へと導いてくれるでしょう。
明確な決まりはないので自分に合うものを選んで
美容液は、肌に対する効能・効果が高いアイテムが多くあるものの、訴求成分の配合量は定義として決まっていません。化粧品につける名称はメーカーが自由に決められることになっています。そのため、美容液と称して販売されているものよりも、ベーシックアイテムの方が実は訴求成分がたくさん配合されていることもあります。
名称の違いにこだわりすぎず、自分に合うものを選ぶとよいでしょう。
美容液を塗る順番<種類・タイプ別>
種類によって塗る順番が変わるため注意
一口に美容液といっても、現在はさまざまな種類のものがあります。化粧水を塗った後に使う基本タイプから洗顔後最初に使うタイプ、乳液まで塗った後の肌につけるなど、使う順番は種類によってバラバラです。
ここからは、美容液を塗る順番を種類やタイプ別に紹介します。効果を最大限発揮させるために、使う順番をきちんと知っておくことはとても大切ですよ。
化粧水→乳液の順番で塗る
基本の順番は、「化粧水と乳液の間」です。この順番で使うと、水分が補給されて柔軟になった肌に美容液がしっかりと浸透し(角質層まで)、それぞれの効果が最大限発揮されます。
すべてこの順番とは限りませんが、全顔用の基本タイプは化粧水→美容液という順番で覚えておけばOK。しかし、まずはメーカーが推奨する使い方や塗る順番を守ることが大切なので、事前にしっかりチェックしましょう。
スキンケアの通り道を作るブースタータイプは洗顔後最初につける
全顔タイプの順番と違い、ブースター美容液は洗顔後最初の肌につけましょう。使用順序を洗顔後の最初に行うことで肌がやわらかくなり、その後に行うスキンケアの浸透(角質層まで)が高まるとされています。
また、洗顔では取りきれなかった皮膚の汚れや古い角質を取り除くとされる拭き取りタイプも、洗顔後最初に使うことが多いです。
油分過多や部分使い用は乳液後でもOK
油分を多く含むタイプの場合、乳液を塗った後に使うことが多いです。基本の全顔タイプやブースタータイプと違い、部分使いアイテムはこの順番になることがあります。
また、目元など皮膚が薄くデリケートな部分に使うアイテムの場合、成分の刺激が気になるときもありますよね。そのようなときでも、塗る順番が乳液後なら、乳液にクッションの役割を期待できるでしょう。