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【目指せ艶髪】ダメージヘアをつやつや髪に導く毎日の習慣とは?簡単自宅ケアで女子力UP
「髪は女の命」といわれることからも、女性は髪質やヘアスタイルを整えるだけで大きく印象が変わります。とくに髪質は重要で、つやつやでしなやかな髪は健康的で若々しい印象に導く「綺麗な女性」に欠かせないポイントのひとつ。
そこで今回は、ダメージヘアをつやつや髪に導くポイントや毎日の注意点、そして自宅で簡単にできるヘアケアの改善点などを徹底紹介していきます。
そもそも「つやつや髪」の条件って?
つやつや髪とはキューティクルが整った状態
そもそもつやつや髪とはどんな状態のことを指すのでしょうか?髪がつやつやに見えるというのは、髪の毛のキューティクルが整い、引き締まっている状態のこと。
髪の内部が水分で潤っているうえにぴったりとキューティクルが閉じていると、髪の表面が滑らかになります。その滑らかな表面が光を反射し、つやつやと輝いて見えるのです。
キューティクルっていったい何?
キューティクルとは、髪を覆っている表面の組織のこと。髪は芯の部分からメデュラ~コルテックス~キューティクルという3層構造になっており、キューティクルは一番外側でうろこ状に重なっているのが特徴です。
内側のメデュラとコルテックスに含まれる水分や栄養分をキープする役割があり、ダメージから守って綺麗なヘアを保ってくれています。
つやつや髪の大敵は「ダメージ」
光を反射するつやつや髪に必要なキューティクルですが、その一番の大敵はダメージです。
キューティクルは少しの摩擦にも弱く、タオルや枕によるこすれはもちろん、カラーやパーマなどの薬剤ダメージ、アイロンやドライヤーの熱ダメージなどで、うろこ状の部分が簡単に開いてしまうもの。そうすることで髪の内部から水分や栄養分が流れ出し、切れ毛や枝毛、ぱさつきの原因になってしまいます。
加齢によってもつやつや髪が失われる
つやつや髪のもうひとつの敵は、加齢です。髪が作られる大元である毛穴が加齢とともに老化すると、乾燥や血流不良を引き起こしがち。そうすると十分な栄養が行き届かなくなり、根元から健康的な髪が作られないばかりでなくキューティクルの枚数が減り、キューティクルの厚さ自体も薄くなります。
キューティクルは自己修復できないので、つやつや髪を守るためにも一日でも早い改善ケアが重要です。
くせ毛だとつやつや髪になりづらい?
クセがありまとまりづらい髪だと、もとは艶髪だとしても光が乱反射しツヤがあるように見えないのがお悩みですよね。ただ、くせ毛だとしてもつやつや髪を諦めることはありません。
正しいシャンプーで毛穴のつまりを取り除いて根元から頭皮環境を改善することで生えグセを整えたり、トリートメントやブローなどを注意して行ったりすることでつやつや髪に改善できますよ。
つやつや髪の大敵!ヘアダメージの原因と注意点
つやつや髪の大敵、ヘアダメージの原因と注意点をチェック
つやつや髪を損なう一番の要因は、キューティクルを開かせてしまうヘアダメージ。そこで、つやつや髪の大敵といえるヘアダメージの原因と注意点をしっかり把握しておきましょう。
毎日自然に過ごしているだけで蓄積していってしまうヘアダメージですが、どんなときにダメージを受けるか分かっていると大切な髪を守れます。ダメージリスクのある行動を避けて、綺麗な髪をキープしましょう。
ヘアダメージの原因と注意点(1)ヘアカラーやブリーチ
美しい髪をつくるためのヘアカラーやブリーチですが、残念ながらつやつや髪を阻むヘアダメージの原因のひとつです。
もともとヘアカラーは髪の内側にあるメラニン色素を薬剤で分解し、色を変化させるもの。そのため、髪の内側まで浸透するようキューティクルを剥がす成分が配合されています。綺麗な髪を守るためには、適切な頻度でのカラーや、アフターケアを行いましょう。
ヘアダメージの原因と注意点(2)高熱のアイロンやドライヤー
熱も、キューティクルを傷つけるヘアダメージの大きな原因のひとつ。キューティクルはケラチンタンパクというタンパク質でできているため、熱を加えすぎると卵がゆで卵に変わるように変質してしまいます。
継続して高温を当て続けるとごわごわとした手触りのつやのない髪になってしまうので、ケアの際には注意が必要です。
ヘアダメージの原因と注意点(3)自然乾燥
キューティクルは髪が濡れた状態だと、うろこ状のひだが開く性質があり、そのままにしておくと髪内部の水分や栄養素が自然と流れ出やすくなる原因に。さらに濡れて柔らかくなったキューティクルは外部からの刺激に弱く、少しの摩擦でも剥がれる原因につながります。
ダメージを進行させないためにも、濡れた髪はすぐにドライするようにしましょう。