出典:adobestock
ハンドクリームの使用期限っていつまで?保管方法や見方についても確認しておこう!
毎日のケアに欠かせないハンドクリームは、香りや質感の違うものを何本か一緒に使うこともありますよね。ただしほかの化粧品と同様に、ハンドクリームにも使用期限があることはご存じでしょうか?
この記事ではハンドクリームの正しい使用期限をチェックする方法と、開封後の劣化を見抜くポイントをお伝えします。何年も放置した使用期限切れを活用する方法もいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。
『いつまで使えるの?』ハンドクリームの使用期限をチェック
【チェック方法】ハンドクリームの使用期限を確認しよう
ハンドクリームは化粧品に分類されるため、基本的に使用期限の表示は必要ないといわれています。したがって、すべてのハンドクリームに使用期限が記載されているわけではありません。
ただ、使う際には一旦使用期限があるかどうかパッケージを確認する必要はあるでしょう。メーカーによって表示方法が異なりますので、見落としがないように主なチェック方法をご紹介します。
ハンドクリームの使用期限・表示例
- ・「EXP 月/年」「EXP 月/日/年」→海外製の表示方法
- ・「◯M」→開封後◯ヶ月間の意味
- ・「製造後◯ヶ月」→製造日とともに説明文記載
- ・数字4桁→「月/年」の意味(年:西暦の下2桁)
- ・公式サイトへ記載
「未開封」の使用期限は何年?
ハンドクリームに使用期限が全く表示されていない場合は、具体的にはいつまで使えるのでしょう?化粧品に関する法律の薬機法※では、製造後3年以内で変質する化粧品を除いて使用期限の表示義務はないとしています。
このことから、ハンドクリームも未開封の場合は製造後3年以内に使い切るのがおすすめです。
※正式名称は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」
「開封後」の使用期限は何年?
すでに使用している開封後のハンドクリームは、いつまでの使用期限になるのでしょうか?開封後は未開封に比べて、製品の変質・劣化の可能性が高くなることは明らかですね。
したがって一度でも開封したハンドクリームは、開封後半年〜1年以内に使い切ることがおすすめです。
無添加タイプは未開封でも注意して
ハンドクリームに表示がある場合はその使用期限に従い、表示がない場合は未開封3年・開封後半年〜1年という使用期限が目安です。
ただし、防腐剤を使用していないタイプは変質・劣化のスピードが早いため、開封後は注意してください。とくに「赤ちゃんも使える」「敏感肌もOK」といった、肌にやさしい無添加タイプは防腐剤不使用であることが多いです。そのようなハンドクリームを使用する際は、使用期限に関わらずなるべく早めに使い切りましょう。
開封後のハンドクリームの「劣化サイン」と、肌トラブルの危険性
劣化に気付くために、知っておきたいこと
ハンドクリームは使い方や保管方法によっては、開封後に使用期限よりも早く劣化してしまうことがあります。変化にすぐ気が付くために、ハンドクリームが劣化したときどのようなサインがあるかを知ることは大切。
また開封後のハンドクリームに限らず、未開封もいつまでも使えるわけではありませんので、次にお伝えする特徴を参考にしましょう。
ハンドクリームの「劣化サイン」特徴を確認しよう
見た目の変化
ハンドクリームの劣化が一目でわかる特徴は、色や質感などの見た目で判断できる変化です。開封後すぐのときに比べてハンドクリームの色が変化していたり、成分が分離してクリームに液体が混じって出てきたり、何らかの異変に気付いた場合は中身が劣化している可能性があります。
直ちに使用を中止して、肌についたハンドクリームはしっかり洗い流してください。
香りの変化
肌に塗布する前に見た目以外でチェックできるポイントは、ハンドクリームの香りです。
とくに天然成分が配合されたハンドクリームは、開封後時間の経過によって香りが変化しやすいという特徴があります。香りにこだわったハンドクリームは天然のエッセンシャルオイルを配合したものも多いですが、これも同様に注意する必要があるでしょう。
開封後のハンドクリームを久しぶりに使用する際は、使用期限以内であっても異臭などの変化がないかお気を付けください。
使い心地の変化
ハンドクリームの見た目や香りに変化がない場合でも、使用感が変わっていたら注意してください。塗り心地の変化や塗った後の過度なべたつき・皮膚刺激を感じたら、使用期限に関わらず肌への使用は避けた方がよいでしょう。
手についたハンドクリームはぬるま湯でよく洗い流し、別の新しいハンドクリームを使ってくださいね。