出典:adobestock
【気になる唇の黒ずみ】その原因と4つの潤いケアで魅力的なピンク色のリップに!
いつでもツヤツヤのうるうるでいたい唇ですが、「なんだか黒ずみが気になる」「マスク生活で黒ずみが増した気がする」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、気になる唇の黒ずみの原因に迫り、予防の仕方や4つのケア方法を注意点も含めてご紹介します。正しいケア方法を知って、魅力的なピンク色のリップを目指しましょう。
くすみ?シミ?色素沈着?唇の黒ずみの理由・原因とは
唇の黒ずみの原因
ふと気になる唇の黒ずみの原因は、乾燥や色素沈着、血行不良、日焼けなどさまざま。唇は他の部分に比べて皮膚が薄く、外部刺激からのダメージも受けやすいとてもデリケートな部分です。しかし飲食や呼吸をする器官でもあり、たくさんの刺激に触れる部分でもありますよね。
まずは、日常生活に潜んでいる唇が黒ずむ理由を知って、自分の生活習慣を見直してみましょう。1つ1つ、詳しくご紹介していきます。
乾燥
唇は、肌と違い汗腺や皮脂腺が少なく角質層が薄いため、皮脂の膜もありません。そのため肌より乾燥しやすく、すぐに皮むけしてしまい何もケアをしないとカサカサになってしまいます。透明感が失われくすんでしまい、黒ずみに見える理由の1つでもあるのです。
また唇を舐めると、唾液が蒸発すると共に唇に必要な水分も一緒に蒸発して、ますます乾燥する原因に。乾燥が気になっても、唇は舐めずにリップクリームで保湿をしましょう。
色素沈着
メイクに欠かせない口紅やティントは、その発色のよさからなかなかメイク落としを使っても落ちにくいアイテム。きちんと落としきれていないと、残った成分が紫外線を浴びることにより、酸化して色素沈着を引き起こし黒ずみの原因になってしまいます。
また、唇を噛んだり強く擦ったりなどの摩擦行為も、デリケートな唇にとって色素沈着の理由になるため注意しましょう。メイク落としは、擦らずすっきり落とせるものがおすすめ。
血行不良
唇が赤い理由は、血管の量が多く透けて見えているからだとご存じでしょうか。そのため、体調不良や貧血などで血行不良の場合は、唇に目に見えて現れてしまい、くすんで黒ずみに見えるという訳なのです。小さい頃、冷たい水のプールにしばらく浸かっていると身体が冷えて唇が紫色になりましたよね。
このように、唇は体調の変化がわかりやすく現れる部分なので、まずは健康でいることがケアをするより大前提として大切なのです。
日焼け
唇も肌と同じく日焼けをしますが、角層が薄いためより紫外線のダメージを受けやすいパーツです。紫外線によるダメージを受けてしまうと色素沈着の理由となるメラニンが生成されたり、乾燥によって荒れてしまったりなど黒ずみの原因になることも。
紫外線対策は、保湿と共に健康的な唇を保つために必要なケアなのです。外出時や飲食をした後もこまめにリップを塗るなど、UVケアを徹底することを心がけましょう。
黒ずみのない、理想的な唇
肌の細胞が生まれ変わっていく周期のことを「ターンオーバー」と呼び、4週間ほどで起こるといわれています。唇は3~10日と肌に比べて短いサイクルなので、ダメージを受けても治りやすい部分です。しかし、肌と比べて乾燥しやすく、紫外線の影響などによりターンオーバーが乱れると、トラブルが起こりやすくなってしまいます。
普段からこまめにケアをし、健康でいることが黒ずみのない理想的な唇を作る方法なのです。
唇の黒ずみを防ぐ方法は?
乾燥対策
唇の黒ずみを防ぐために大切なのは、こまめにリップクリームを塗ってしっかり保湿すること。「マスクをしているから乾燥しない」と思う方もいるかもしれませんが、それは実は間違いなのです。マスクをしていると蒸れてしまい、外した時に唇の必要な水分も共に蒸発して乾燥を引き起こします。
そのため、マスクをしていてもしていなくてもリップクリームを必ず塗って、乾燥から唇を守りましょう。カサカサになる前に塗るのが大切。
メイクオフの方法
基本のメイクオフ方法
唇の黒ずみの理由である色素沈着を防ぐには、ポイントメイクの専用リムーバーを使用するのがおすすめ。ポイントメイク専用のリムーバーをコットンに取り、やさしくオフします。ここで擦ってしまうと、肌の大敵である摩擦を引き起こしてしまうため、出し惜しみせず量をたっぷりと使うことがポイントです。
全体的に落とした後は、縦ジワに沿ってコットンを動かし、最後にコットンを折って口角も忘れずにしっかり落としましょう。
ティント専用リムーバー
落ちにくいリップとして人気のティントですが、難点としてはメイクオフがしにくい点です。無理に擦ってメイクオフをするより、ティント専用リムーバーを使うのが賢い方法。ティントは、韓国コスメから人気に火が付いたメイクアイテムなので、韓国コスメブランドなどから多く販売されています。
何度も申し上げていますが、メイクオフのポイントはなるべく擦らず落とすこと。専用アイテムでサッとオフしましょう。
ビタミン補給
唇が黒ずんで見える理由の1つに、口角炎や唇の荒れがあります。唇の荒れを予防するためには、ビタミンをしっかり取り入れた健康的な食生活が大切です。口角が荒れやすい人は、とくにビタミンB2とB6、また健康的な唇を保つためにはビタミンHがおすすめ。
B2は牛乳や豚肉、ほうれん草、B6はレバーやこんにゃく、にんにく、Hはサケや落花生などに多く含まれていますので、ぜひ参考にしてみてください。
喫煙
タバコの葉に入っている「ニコチン」という成分は、血管収縮の作用があり血流を低下させます。そのため血行不良となり黒ずみに見える原因で、また「タール」という成分は、色素沈着を引き起こす理由にもなり得るなど、タバコは唇と身体全体に悪影響を及ぼすため注意が必要です。
生活習慣を変化させることはなかなか難しいかも知れませんが、ケアを頑張っても唇の黒ずみが解消されない時は、禁煙を目指してみてはいかがでしょうか。