たっぷり大容量サイズのアロエジェルは惜しみなく使えます。顔や体、髪にも使えるのでマルチに使えると人気が高いアイテム。香りのよさは植物由来エキスによるもの。敏感肌にも使えるため家族で使っている方もいらっしゃるようです。

こちらのアロエジェルのボトルはチューブ型です。ジャーに直接手を入れる必要がないので、衛生的に使いたい人に支持されています。

アロエジェルには安定性を図るためにエタノールが配合されている商品もみられます。乾燥肌の場合、カサつきなどの肌状態によってはアロエジェルに含まれたエタノールの刺激を受けやすい可能性も否めません。

また、揮発性のエタノールは、肌に必要な水分まで奪ってしまうこともあります。そのため乾燥肌の場合は化粧水を塗った後で肌に乗せる、オイルと混ぜてから肌に乗せるといった対策をおすすめします。

保湿や化粧下地としても使えるといわれますが、必ずしも「オールインワン化粧品」として使えるものではありません。単体使いでは逆に乾燥肌に傾く可能性もあるので、化粧水で肌を整えてからジェルを塗るなどひと手間をかけてください。

油分が無配合のジェルも多いので、アロエジェルの使い方で乾燥肌を回避したいなら、仕上げにオイルや乳液を使って肌に油分を補いましょう。

アロエジェルには「90％」など割合が記載されています。誤解されやすいのが、アロエが90％含まれているものではないということです。ジェルが90％で残りの10％は、アロエエキスを含むほかの成分や添加物という考え方になります。

この考え方でいくと「100％アロエジェル」はあり得ません。アロエエキスの含有量は成分表示の順番で確認可能です。含有量が多いほど全成分表示の記載上位に入ります。

例えば、「95％アロエジェル」の場合、ジェルの含有量が95％で残りの5％はアロエエキスや品質保持のための配合成分という考え方となります。

ジェルの含有量が多ければ、品質保持のための添加物が少なくなり、変質しやすくなるといえるでしょう。無添加処方で防腐剤や酸化防止剤を含まないアロエジェルなら、使用期限と開封後短期間で使い切れるサイズであるかをチェックしましょう。

アロエジェルは「敏感肌にやさしい」など肌にプラスになる紹介も多いのですが、すべての肌質に合うものとは限りません。成分が肌に合わずに、トラブルが生じることも。

敏感肌の人はパッチテストを実行し、肌に合うか確認することをおすすめします。清潔にした二の腕の内側にアロエジェルを100円硬貨大に塗るパッチテストの方法が簡単です。時間をおいて赤みやかゆみが気になるようであれば、肌に合わないと判断しましょう。

アロエジェルを使ってスキンケア効果を高めるために、オイルやトリートメント剤を混ぜる使い方も紹介しました。先にも記しましたが、防腐剤などの配合が少ないものも存在します。作り置きは、変質の可能性があるため禁物です。

思わぬ肌トラブルを防ぐために、スキンケアを行うたびにオイルやトリートメント剤をブレンドしてください。気になるようであれば、ブレンドしたものを利用してパッチテストの実践をおすすめします。

ヘアケアやボディケアにも使えるアロエジェルについて、その効果やスキンケアでの使い方などをまとめました。口コミでもその使用感について評価する声が多く、人気の高さがうかがえます。

しかし、肌トラブルを回避するために注意したい点もあります。誤解が生じやすいポイントをしっかり押さえ、肌トラブルを避ける方法でスキンケアを取り入れていきましょう。