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旬のベースメイク「セミマット肌」を攻略。程よいツヤ感・素肌っぽさを作るコツって?
マット肌とツヤ肌の中間であるセミマット肌。「セミマット肌になりたいけれど、どうやってセミマットな肌を作ったらよいの?」と悩んだことはありませんか?セミマットな質感の肌を作るには、外せないポイントがあるのです。このポイントを押さえておけば、誰でも簡単に人気のセミマット肌を手に入れられますよ。
今回は、セミマット肌で重要な程よいツヤ感や素肌感を作るコツを含め、セミマットな質感の肌を作る方法を解説します。
人気のセミマット肌の基本をおさらい!
セミマット肌ってどんな肌?
人気のあるセミマット肌ですが、どんな肌のことを指すのでしょうか?セミには半分、ややという意味があります。セミマットを直訳すると、ややマット、半分マットのような意味です。
セミマット肌は、マット肌まではいかないけれど、落ち着いたマット肌と輝きが美しいツヤ肌の中間、2つの肌のよいところを合わせた肌のことです。上品さとかわいらしさを兼ね備えた肌ともいえるでしょう。
マット肌との違いは?
マット肌は肌の凹凸がなく、さらっとした仕上がりが特徴。まるで陶器のように滑らかさがある肌のことをいいます。隙のない肌に仕上げて、大人っぽさを演出したいときにぴったりの肌です。凹凸をしっかりカバーするので、きめの細かい肌という印象を与えます。
フェイスパウダーを使ってさらりとした肌に仕上げるため、崩れにくいのもポイント。皮脂吸着タイプのパウダーを使うことで、皮脂が気になる方にもおすすめです。
ツヤ肌との違いは?
ツヤ肌は、光を味方にしてツヤツヤとした質感の肌のこと。光の反射の効果で、肌悩みが目立たないように演出してくれます。みずみずしさがあり、若々しい印象を手に入れたいときにぴったり。さらに、ツヤによって光っている部分は高く見え、それ以外は低く見えるので顔に立体感が生まれます。
下地やファンデーションに潤いのあるリキッドタイプを使うことで、内側から潤っているような肌に仕上がるので、乾燥が気になる方におすすめです。
セミマット肌の印象とは?
マット肌とツヤ肌のいいとこどりをしたセミマット肌は、程よいツヤ感がありながらも、肌の凹凸はしっかりカバーしているのがポイント。マット肌よりも抜け感が出て、若々しさがプラスされます。さらに、ツヤ肌ほどの華やかさはないので、オフィスメイクにもぴったりです。
セミマットな質感を作れるのであれば、マットやツヤの質感も簡単に作れるということでもあるので、肌の質感を自由に変えられて普段のメイクがより楽しくなりますよ。
【基本編】セミマット肌の作り方
下地はツヤ感のあるものを
セミマットな質感の肌にするためには、ツヤ感のある下地を使いましょう。ベースの段階でツヤを仕込み、内側からにじみ出るようなツヤ感を演出します。さらに、ベースでしっかりとトーンアップもしておきましょう。
ツヤ感のあるタイプの下地は保湿力があることが多いので、乾燥を防ぐ効果も期待できます。肌が乾燥するとメイク崩れに繋がるため、ベースの段階でしっかり整えておきましょう。
ベースで肌の凹凸や色ムラをカバー
セミマット肌を作るうえで重要なのが、ベース選び。ベースの段階で、肌の凹凸や毛穴、色ムラなどの肌悩みをカバーしていきます。
毛穴が気になる部分には、毛穴カバーに特化した下地を塗り込むようなイメージでつけていきましょう。コンシーラーやコントロールカラーを使いながら、肌の凹凸だけでなく色ムラやシミ、クマなどの肌悩みもしっかりカバーしてください。
脂性肌の人は皮脂吸着系の下地を使うこと
脂性肌の人は、せっかくメイクをしてもすぐにテカってしまったり、化粧崩れが起きてしまったりして悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
脂性肌は皮脂の分泌が増えている状態なので、ベースの段階でいかに皮脂を抑えられるかがポイント!皮脂をコントロールしてくれる成分が入ったものを選びましょう。選び方としては、「汗や皮脂に強い」と書いているものが分かりやすいでしょう。脂性肌の方だけでなく、こまめなお直しができない方にもおすすめ!
ファンデーションはマットタイプを選ぶ
セミマット肌は、使い慣れているファンデーションで作れます。パウダリーでもリキッドでも問題ないですが、1点だけ注意するべきポイントが!それは、マットタイプのファンデーションを使うことです。
マットタイプのファンデーションを塗った上から、フェイスパウダーでほんのりツヤ感をプラスして、セミマットな肌へと仕上げていきます。厚塗りにならないように、内側から外側へとファンデーションを塗っていきましょう。
マットタイプは乾燥しやすいので注意!
マットタイプのファンデーションは、乾燥しやすいのが欠点。ベースの段階でしっかり保湿をしておきましょう。とくに、乾燥肌の人は注意が必要です。肌が乾燥してしまうと、カサカサするだけでなく、粉ふきに繋がる恐れがあります。
脂性肌の人は、マットタイプと相性がよいといえるでしょう。ただ、クレンジングや過度な洗顔は肌タイプを悪化させやすいので、落としやすいファンデーションを選ぶようにしてください。
仕上げのフェイスパウダーを忘れずに!
セミマット肌に重要な、フェイスパウダー。最後に必ずフェイスパウダーを使って、仕上げていきましょう。下地、ファンデーションで土台を作った後、全体の仕上がりを調整する役割があるのがフェイスパウダーです。
肌の質感にツヤが足りない場合はツヤ感のあるパウダーを使い、ツヤ感が多い場合はマットなパウダーを使ってツヤを抑えていきます。こうすることで、自分の理想のバランスでセミマットな肌を作れるのです。
ハイライトでツヤをプラスして
パウダーを塗布した後にツヤ感が足りないなと思ったら、ハイライトを使いましょう。すでにフェイスパウダーをのせているので、パウダータイプのハイライトがおすすめ。さっとひと塗りしてツヤをまといましょう。
セミマット肌はマットな部分とツヤのある部分があることで、顔に簡単に立体感が作れるのもポイント。ツヤをまといたいのにテカリに見えてしまうという悩みを防ぐためには、皮脂が出やすい小鼻や額の生え際にはハイライトをのせないようにすることが大切です。