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【眉毛が太い人向け】基本の整え方と描き方を習得して柔らかい印象に!
「メイクしても垢抜けて見えない!」といった悩みは、ボサボサと生えた太い眉毛が原因ではないでしょうか?眉毛は顔のバランスや目の大きさにも影響を与えやすく、眉毛が太いと不潔で野暮ったい印象を与えがち。反対に、細く整えすぎてもきつい印象を与えてしまうので、綺麗な眉毛を描くためには黄金比の確認が重要です。
今回は太い眉毛の基本的な整え方と描き方を解説するので、太い眉毛を整えて綺麗な垢抜け眉毛を目指しましょう。
眉用ハサミで長い毛をカット
太い眉毛の人は長く濃い毛が生える傾向にあるため、眉用ハサミを使用して眉毛を短く整えることをおすすめします。スクリューブラシやコームで眉毛の毛流れに沿って軽く抑え、眉毛の輪郭からはみ出た部分をカットしてください。ハサミの刃部分にコームが付属しているタイプであれば、片手で簡単に眉毛のお手入れが可能です。
カットしすぎると眉毛全体が薄くなりすぎてしまい、反対に眉毛が描きにくくなるため注意しましょう。
太い眉毛を整える眉毛用ツールをおさらい
アイブロウペンシル
眉毛の足りない部分を描き足せるアイブロウペンシルは、削って使う鉛筆タイプ、繰り出して使うジェルタイプ、筆ペンのようなリキッドタイプの主に3種類です。
芯が柔らかく太い鉛筆タイプやジェルタイプは、ぼかしやすくナチュラルにふんわりと仕上がるため眉毛が太い人向きといえるでしょう。芯が細く固い鉛筆タイプやリキッドタイプは、1本1本を描き足しやすくしっかりとした眉毛に仕上がるので眉毛が太い人には向きません。
アイブロウパウダー
まばらに生えている眉毛の隙間を埋めるアイブロウパウダーは、眉全体にふんわりと色をのせられるアイテムです。アイブロウペンシルよりもナチュラルな眉毛に仕上がるため、太い自眉がしっかりと生えている人向きといえます。
基本的には眉頭に淡いカラーを、眉尻に濃いカラーをのせることで、立体感のある綺麗な眉毛に仕上がるでしょう。1色のみで仕上げるとのっぺりとした印象になるので、2〜3色で仕上げることをおすすめします。
眉マスカラ
眉毛1本1本をコーティングして色をのせたり、毛流れを整えたりとアイブロウメイクの仕上がりを左右する眉マスカラ。髪色に合わせたカラーの眉マスカラを使用することによって、眉毛だけが浮いてしまう事態を避けられるでしょう。また、眉毛が太い人は髪色よりもワントーン明るいカラーの眉マスカラがおすすめです。
黒髪の人は眉マスカラを使用しなくても構いませんが、グレーやアッシュブラウンの眉マスカラを使用すると垢抜けて見えます。
眉ティント
地肌の角質層に色素をつけて染める仕組みの眉ティントは、アイブロウメイクを長期間キープしたいときに使用します。はじめは粘着力のある液体がべったりと付着しますが、乾いた液体をめくると自然な仕上がりになるので安心してください。基本的に3〜7日程度は色素が落ちないので、運動前や温泉旅行前に仕込むとよいでしょう。
ただし、眉毛のデザインを失敗してしまうとしばらくの間消えないため、使用する際は十分注意してください。
アイブロウコート
仕上げに使用するアイブロウコートは、汗や皮脂によるメイク崩れを防止するアイテムです。綺麗な眉毛を長時間キープできるため、出先でなかなかメイク直しができないときに重宝するでしょう。眉毛全体に塗るとテカリやすく不自然になりがちなので、とくにメイク崩れしやすい眉頭や眉尻へのポイント使いがおすすめ。
ヒアルロン酸などの美容保湿成分が配合されているアイテムも多く、眉毛や地肌へのダメージが少ない点も魅力です。
眉毛が太い人必見!細く柔らかい印象に仕上げる描き方
スクリューブラシで毛流れを整える
アイブロウメイクを施す前にスクリューブラシを使用して、まずは太い眉毛の毛流れを整えてください。スクリューブラシにはストレート型、アーチ型、ラグビーボール型の主に3種類があり、眉毛にはストレート型がおすすめ。また、お手入れが簡単な人工毛は初心者向け、肌当たりがやさしい天然毛はこだわり派向けとされています。
アイブロウペンシルで描いたラインをぼかす際にも使えるので、スクリューブラシは1本用意しておくと重宝するでしょう。
アイブロウパウダーで眉毛を埋める
しっかりと太い眉毛が生えそろっている場合は、アイブロウパウダーのみで仕上げてもよいでしょう。アイブロウパウダーは眉毛の隙間部分を綺麗に埋めやすく、眉毛が長く太い人でもふんわりとした仕上がりが叶います。1色で仕上げるとのっぺりとした仕上がりになるため、基本的に2〜3色を使用してグラデーションを作ってください。
パレットの1番淡いカラーは自然な陰影作りにも使いやすく、ノーズシャドウとして使用すれば立体感のある鼻に仕上がります。
アイブロウペンシルで足りない部分を描き足す
アイブロウペンシルはしっかりと眉毛を描き足したい人向けなので、自眉が太い人は使用しなくても構いません。ただし、眉毛が極端に短くて眉毛の長さを延長したい場合は、アイブロウペンシルで足りない部分を描き足しましょう。
顔のパーツが中心に寄っている求心顔の描き方は、眉尻を延長して顔全体のバランスを調整します。顔のパーツが外側に寄っている遠心顔は、眉頭を延長することで黄金比に近づくでしょう。
眉マスカラで眉毛をトーンアップ
髪色をブラウンに染めている人はもちろん、黒髪の人にもぜひおすすめしたいアイテムが眉マスカラです。黒々とした太い自眉が悪目立ちすることを防ぎ、髪色と統一感が生まれるため一気に垢抜けて見えます。
イエローベース向けのカラーは黄みの強いブラウン系やオレンジブラウン系、ゴールド系の眉マスカラがおすすめ。黄みの弱いグレー系、アッシュブラウン系、赤みの強いピンクブラウン系の眉マスカラはブルーベース向けといえるでしょう。