眉毛をコーティングしてメイク崩れを防止するアイブロウコートは、皮脂や汗によるメイク崩れが気になる人におすすめです。汗をかきやすい運動前やプール・海で遊ぶ際に使用すると、綺麗な眉毛を1日中キープできるでしょう。

使い方はアイブロウメイクがすべて完了したのち、アイブロウコートを付属のハケでメイクの上から塗るだけととても簡単。透明の液体をハケで塗るタイプがほとんどですが、なかにはうっすらと色が付くブラシタイプのアイブロウコートもあります。

アイブロウメイクを一段と綺麗に仕上げるためには、髪色に合わせた眉マスカラが必須アイテムです。とくに髪の毛をブラウンに染めている人の場合は、眉毛が黒色のままではどうしても眉毛だけが浮いて見えてしまいます。太い眉毛の人は自眉が黒々と存在感を放つので、眉毛1本１本を明るく染めることが重要なポイントです。

また、眉マスカラを使用することで毛流れが綺麗に整うため、太い眉でも簡単に垢抜けて見えるでしょう。

アイブロウパウダーや眉マスカラは、カラーバリエーションが豊富なため色選びに悩みますよね。髪色に合わせた色選びは失敗しにくいですが、髪色を頻繁に変える人はその都度買いなおさなくてはなりません。

1つのアイテムをできるだけ長く大切に使うために、パーソナルカラーを参考に色選びをしてみてはいかがでしょうか？パーソナルカラーに合わせたカラーを選ぶことによって、眉毛が肌から浮きにくいので一気に垢抜けて見えます。

夏タイプ・冬タイプに分類されるブルベは、青みを感じるカラーが得意とされているパーソナルカラー。ブルベ向けの眉毛カラーはグレーやアッシュブラウンなど、基本的に黄みを感じない色味がおすすめです。また、ブルベのなかには地毛に赤みを感じるタイプも多いので、ピンクブラウン系のカラーも似合いやすいでしょう。

黒髪の場合でも自眉のままでは存在感が強すぎるため、ワントーン明るいグレー系のアイテムを使用してください。

春タイプ・秋タイプに分類されるイエベは、黄みを感じるカラーが得意とされているパーソナルカラー。イエベ向けの眉毛カラーはブラウンやゴールドなど、基本的には肌なじみのよい黄みカラーがおすすめです。基本的に市販でよく見かけるブラウン系はイエベ向けなので、色味を決めたら髪色に合わせて明るさを選びましょう。

イエベの人は地毛がブラウンがかっている人が多いので、基本的に黒髪はナチュラルブラウンがおすすめです。

髪色に合わせたアイブロウパウダーを基本として、ニュアンスカラーをプラスするとおしゃれ顔に仕上がります。

レディライクな仕上がりが魅力のパープル系は、黒髪でもはまりやすく女っぽい表情を演出するブルベ向けカラー。クールにもカジュアルにも使いやすいカーキ系は、王道ブラウンとは一味違うイエベ向けニュアンスカラーです。太い眉毛でも簡単に垢抜けて見えるため、なりたい雰囲気に合わせて1色持っておくと便利でしょう。

眉毛が太い人は剃り跡が青く目立ちやすいうえ、ザラザラとした手触りが不快に感じてしまいますよね。眉毛の仕上がりをワンランクアップするために、仕上げとしてコンシーラーで眉毛の輪郭をフチ取ってください。

コンシーラーで眉毛を囲むことによって眉毛の剃り跡をカバーし、眉毛の形をより綺麗に見せられます。さらに、眉周りが肌よりもワントーン明るくなるので、ナチュラルにハイライト効果が得られるでしょう。

髪色に合わせて眉毛の色味やトーンを変えられる眉マスカラは、ぜひ黒髪の人にもおすすめしたい垢抜けアイテム。

しかし、あえて太い自眉を活かしたいという黒髪の人は、色味が付かないクリアマスカラの使用がおすすめです。クリアマスカラは太い眉毛の毛流れを綺麗に整えられるので、清潔感のある女性らしい印象に仕上がります。さらに、眉毛1本1本をコーティングしてくれるため、メイク崩れ防止にも効果が期待できるでしょう。

自眉が太い人向けに基本的な整え方と描き方、太い眉毛を整える基本ツール、太い眉毛を綺麗に見せるテクニックについて紹介しました。

太い眉毛の整え方は骨格に合わせて黄金比を確認し、アイブロウペンシルで下書きをした後に整えます。また、眉毛が太いとメイクから眉毛のみが浮くため、眉マスカラを使用して色味やトーンを調整しましょう。ニュアンスカラーを仕込むと一気に旬な眉毛に仕上がるのでぜひ試してみてくださいね。