出典:adobestock
【眉毛が太い人向け】基本の整え方と描き方を習得して柔らかい印象に!
「メイクしても垢抜けて見えない!」といった悩みは、ボサボサと生えた太い眉毛が原因ではないでしょうか?眉毛は顔のバランスや目の大きさにも影響を与えやすく、眉毛が太いと不潔で野暮ったい印象を与えがち。反対に、細く整えすぎてもきつい印象を与えてしまうので、綺麗な眉毛を描くためには黄金比の確認が重要です。
今回は太い眉毛の基本的な整え方と描き方を解説するので、太い眉毛を整えて綺麗な垢抜け眉毛を目指しましょう。
太い眉毛を整える前に!まずはバランスを確認
理想的な眉毛の黄金比を確認
太い眉毛の整え方や描き方について確認する前に、理想的な眉毛に仕上げるための黄金比をチェックしてみましょう。
眉頭の位置は小鼻の延長線上からスタートして、眉尻の位置は小鼻と目尻の延長線上を目安とします。眉山の位置は黒目の外側ラインが理想とされていますが、バランスを見ながらやや外側にしてもよいでしょう。求心顔の人は眉尻を長めに描き、遠心顔の人は眉頭を近づけて描くとバランスをとりやすいためおすすめです。
角度
理想の角度はトレンドによって異なりますが、基本的には骨格に合わせて角度を決めると失敗しにくいでしょう。自分の骨格に合った眉毛を描くためには、目頭から目尻をつなげたラインと平行に眉毛を描いてください。
また、上昇眉はきつい印象を与えたり、困り眉は悲しげな印象を与えたりと眉毛の角度は表情に直接影響を与えます。自分の骨格や目の角度を意識しつつ、なりたいイメージに合わせて眉毛の角度を決めてくださいね。
太さ
一昔前までは細眉がトレンドでしたが、最近では太い眉が人気を集めており、眉毛の太さもトレンドによって異なりますよね。
自眉が太いと意識的に細く描きがちですが、理想は二重幅を含む目の縦幅の3分の2程度の太さです。眉毛を細くしたい場合は2分の1程度を限度として、それ以上は細くならないように気を付けてください。アイメイクを施すと目の縦幅がすっぴんよりも大きくなるため、メイク後の縦幅を基準にバランスを調整しましょう。
長さ
1本1本異なる長さの眉毛はすべて均一にそろえたくなりますが、眉毛の長さはバラバラのほうがナチュラルです。眉毛をカットする際にはスクリューブラシでしっかりとかし、コームで眉毛を押さえながらはみ出た毛先を綺麗にカットしましょう。また、眉毛用コーム付きフェイスシェーバーであれば、片手で簡単に理想の長さまでカットできます。
ただし、眉毛の長さをカットしすぎると眉全体に立体感がなくなるので、短くしすぎないように注意してください。
【眉毛が太い人向け】基本の整え方
ブラシやコームで毛流れを整える
太い眉毛を細くする整え方をチェックする前に、ブラシを使用して綺麗に毛流れを整えておきましょう。毛流れが不揃いのまま眉毛を整えてしまうと、眉毛をカットしすぎたり剃りすぎたりする原因につながります。とくに眉毛が濃く太い人は毛流れが整っていないとボサボサになりやすく、バランスがとりにくくなるため要注意。ブラシやコームが手元にない人は、指でやさしくなでるだけでも毛流れが整うので試してみてください。
アイブロウペンシルで眉毛を下書き
眉毛を整える際は「すっぴんのほうがいい」と思われがちですが、失敗を減らすためには下書きが重要です。下書きの描き方は眉毛の黄金比をチェックして、眉頭・眉山・眉尻の位置がずれないようにアイブロウペンシルで印を描きます。
細くなりすぎないように理想的な眉毛の太さを確認し、アイブロウペンシルで眉毛の輪郭を下書きしてください。あらかじめ眉毛の輪郭を下書きすることにより、メイク後とのギャップを最低限に抑えられます。
眉下のいらない毛を抜く
下書きをした眉毛の輪郭からはみ出た毛は、毛抜きを使用して綺麗に抜いていきましょう。ただし、眉下からまぶたにかけて生えている産毛など、毛抜きで抜く毛は絶対に不要な部分のみにとどめてください。
眉毛の太さはトレンドによって影響を受けやすく、抜きすぎると太い眉毛が流行したときに生えそろうまで時間がかかります。絶対に不要である眉下以外の眉毛は、カミソリや電気シェーバーを使用した整え方がおすすめです。
眉上のいらない毛を剃る
眉下から削っていくと目と眉毛の間が離れるため、眉毛を細く整える際は基本的に眉上から削ります。目と眉毛の間が広いと彫りが浅くあどけない印象に仕上がるので、なるべく眉下の位置を変えないようにしましょう。
また、しっかりと深剃りできるカミソリでの整え方は、毛の流れに逆らって剃る「逆剃り」がおすすめです。一方で肌へのダメージを抑えたい人は、刃が直接肌に触れない電気シェーバーを使用した整え方がよいでしょう。