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マルチに活躍する椿油の使い方。髪や全身のスペシャルケアに取り入れてみよう

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マルチに活躍する椿油の使い方。髪や全身のスペシャルケアに取り入れてみよう

髪の毛の傷みが気になったときに、おばあちゃんから椿油を教えてもらった経験はありませんか?古くから存在するロングセラー美容オイルの椿油を、今一度おさらいしてみましょう。
椿油を初めて使う人からリピーターまで、あらゆるユーザーに向けて使い方や注意点を詳しく解説!1本で全身ケアができる万能オイルを取り入れ、乾燥に負けない肌作りをしましょう。

カテゴリ | ヘアケア
How to オイル

天然のオイルだから肌にやさしい

天然のオイルだから肌にやさしい 出典:adobestock

椿油は、日本国内では無農薬・有機栽培されたツバキの種が原料です。もちろん保存料などの添加物は一切使われていない天然オイルなので、肌にやさしく安心して使えます。

合成成分や石油由来の成分を使わないナチュラルなコスメを使いたい人に最適です。しかし、植物アレルギーを持っている人は使用前にパッチテストを行い、肌に合うか確認してから使うようにしてください。

椿油の使い方【ヘアケア編】

シャンプー後の洗い流さないトリートメント

シャンプー後の洗い流さないトリートメント 出典:adobestock

髪の毛のパサつきやうねりが気になるときに、椿油が助けてくれます。シャンプー後のタオルドライを済ませた髪の毛に2滴ほどの椿油をなじませてください。

手のひらに椿油を伸ばしてから毛先につけ、ドライヤーで乾かしましょう。毛先がコーティングされるとともにパサつきを防ぎ、うねりを抑える効果を見いだせます。シャンプーの都度アウトバストリートメントとしてお手入れをするとよいでしょう。

乾燥を防ぐ頭皮マッサージ

乾燥を防ぐ頭皮マッサージ 出典:adobestock

頭皮の乾燥によるかゆみが気になるときは、椿油を使って頭皮をマッサージしましょう。2~3滴ほどを手のひらで伸ばしてから指の腹を使って頭皮に揉みこんでいきます。

シャンプー後の清潔な頭皮にマッサージをしてください。アウトバストリートメント効果も得られますよ。

また、シャンプー前の頭皮マッサージ用の使い方もおすすめです。椿油が汚れを浮き上がらせてくれます。しっかり汚れを落としたいときに使ってみましょう。

傷んだ髪にピンポイントケア

傷んだ髪にピンポイントケア 出典:adobestock

カラーやパーマのダメージが強く毛先の切れ毛や褪色が目立つときには、乾いた髪に椿油をつけましょう。スタイリングを終えた後、1滴手のひらに伸ばしてから毛先に揉みこむようになじませてください。

椿油が外気による髪の乾燥から髪の毛を守ってくれます。毎日使えるので、お出かけ前の仕上げに椿油を取り入れてみましょう。椿油は無香料なので、フレグランスを邪魔することもありません。

柘植櫛(つげくし)をオイルコーティング

柘植櫛(つげくし)をオイルコーティング 出典:adobestock

柘植の木から作られる櫛は静電気が起きにくく、美髪を目指す人におすすめです。大事に使うために、椿油を用いたメンテナンスを行いましょう。

椿油をしみこませた柘植櫛で髪をとかすとツヤが出るとともに、髪のうねりなども整いますよ。キッチンペーパーに小さじ4分の1程度しみこませた椿油を、汚れを落とした柘植櫛に含ませるだけ。1時間程度なじませた後は、軽く表面の油分を拭いてから使ってください。

ウェットな質感づくりに

ウェットな質感づくりに 出典:adobestock

椿油は「不乾性油」で、空気に触れても酸化しにくく固着がありません。この性質を利用して、髪の毛に自然なウェット感を作ることもできます。

また、髪の毛の水分蒸発を防ぐ効果もあるので、時間の経過とともに髪の毛が広がることや、外出でヘアセットが台無しになるという悩みを持つ人には椿油をおすすめします。スタイリング剤や仕上げに使ってみましょう。

酸化による油脂特有のニオイが発生することもありませんよ。

ヘアアイロンの前に

ヘアアイロンの前に 出典:adobestock

高熱で髪の毛のうねりを整えるヘアアイロンを頻繁に使うと、髪の毛の傷みが進んでいきます。椿油はヒートプロテクトオイルとしての使い方も可能です。乾いた髪やシャンプー後の髪いずれにも使えるので、ヘアアイロンやドライヤーの前には椿油を使うようにしましょう。

1回分の量は2~3滴程度。ごく少量を、毛先など熱ダメージが気になる部分になじませてからアイロンを使ってください。

椿油の使い方【スキンケア編】

クレンジングオイルとして

クレンジングオイルとして 出典:adobestock

椿油の主成分は皮脂に近い成分のオレイン酸で、刺激も少なく肌にやさしく使えます。ナチュラルメイク程度であれば、メイク落としとしての使い方もおすすめです。

500円硬貨大の椿油を手のひらで温めてから、普段のメイク落としオイルと同じように使ってください。ティッシュで軽く拭き取ってから石鹸などでダブルクレンジングをおすすめします。

コスメの種類によっては落としきれない場合もあるので、ご注意ください。

角栓クリアオイルとして

角栓クリアオイルとして 出典:adobestock

鼻の頭などのザラザラが気になる場合、角栓が毛穴を詰まらせている可能性があります。椿油を1円硬貨大程度手に取って、角栓が気になる部分につけます。その上にラップフィルムをあててパックをしましょう。

10分ほど経過したらラップフィルムを外し、指の腹で円を描くように角栓がある部分をやさしくこすります。その後、ぬるま湯で洗い流したら完了です。こちらは2週間に1度程度のスペシャルケアとして取り入れてください。

乾燥しがちな肌の油分補給に

乾燥しがちな肌の油分補給に 出典:adobestock

頬のカサカサが気になるという場合は、椿油でミストを作るのも一案です。スプレーボトルに水と椿油を9:1の比率になるように入れるだけ。使う前にボトルをシェイクして混ぜてから肌につけてください。

メイクの上からも使えるので油分補給としての使い方のほか、メイク直しにもおすすめです。変質を避けるために、1週間程度で使い切れる量をこまめに作ってくださいね。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

RAXY Style編集部がセレクトした旬のコスメやメイクのHow to情報をお届けします。いつもより輝けるキレイのヒントをお届けしていきます★

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