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【完全保存版】オフィスメイク講座。ナチュラルで好印象になるやり方をパーツ別に伝授
改まったビジネスの場面において、清潔感あるきちんとした佇まいに見せるのに効果的な「オフィスメイク」。ナチュラルに洗練された印象を演出するには、普段のおしゃれメイクとは異なる、部分別のやり方のコツがあります。
今回は、ナチュラルで品のよい「オフィスメイク」に仕上げる秘訣を伝授。覚えておきたいオフィスメイクの基礎や、ベース、アイメイク、チーク、リップなど部分別のやり方をご紹介していきます。
頬の中央をメインにファンデーションをオン
オフィスシーンにふさわしいムラのないベースを作るために、ファンデーションは赤みや毛穴が目立ちやすい頬の中心をメインに塗っていきます。指やスポンジで軽く叩き込むようにのばし、ヨレやすい目元や口元はスポンジに残ったファンデーションをごく薄く塗ってください。
毛穴やそばかすなど肌悩みが気になるときは、カバーしたい部分にのみコンシーラーを重ねます。最後にTゾーンを中心にフェイスパウダーをのせて、テカリをオフしましょう。
【眉毛編】オフィスメイクのやり方と使うべきアイテム
眉毛メイクのやり方で大切なのは?
オフィスシーンに適したキリリと整った眉毛に仕上げるには、「黄金比」を意識して眉毛を描くのがおすすめです。平行眉や太眉など眉毛の形にもさまざまなトレンドがありますが、この黄金比であれば顔立ちを問わず取り入れやすく、洗練された印象に見せられます。
画像に記した「眉頭」「眉山」「眉尻」の3つの部分を、自分の顔に当てはめて眉毛を描いてみましょう。眉毛を描くのが苦手な方でもチャレンジしやすいため、失敗も少なく済みます。
眉毛メイクで注意すべきポイント
長さや左右の形が不揃いの眉毛は、清潔感を出したいオフィスメイクにふさわしくありません。すっぴんの眉毛がボサボサの状態だと、せっかくきれいに描いてもだらしなく見えてしまいます。
長くて輪郭からはみ出した眉毛は化粧用のハサミでカットする、左右で不揃いなら高さを揃えるなどして、事前に眉毛を整えておきましょう。きちんと形を整えたうえで描けばメイクも映え、オフィスシーンに合う洗練された眉毛に仕上げられます。
アイブロウはパウダータイプがおすすめ
オフィスメイクには、ふんわりナチュラルな眉毛に仕上げられる「パウダータイプ」のアイブロウがうってつけ。パウダータイプは色づきが穏やかでぼかしを効かせやすいため、多少失敗しても指で軽くなじませれば簡単に修正できます。
色は、髪よりワントーン明るいものを選びましょう。なお、眉毛の量が少ない方や部分的に薄い方などは、ペンシルタイプとの併用がおすすめです。足りない部分にのみ毛を1本1本書き足してから、パウダーをのせてください。
理想の眉毛を描いてからはみ出た部分をカットする
まず、電動シェーバーを使って、眉毛の上下にある産毛を処理します。埋もれ毛や毛が生えてこなくなる可能性があるため、毛ぬきで抜くのは控えるのがマストです。スクリューブラシで毛の流れを整えたら、「黄金比」に当てはめて眉頭・眉山・眉尻の順に描いていきましょう。
描き終えたら、眉毛の下側からスクリューブラシを当てて、はみ出た長い毛をハサミでカットします。眉毛を描いてから余分な毛をカットすることで、切りすぎや形の崩れを防げますよ。
【アイメイク編】オフィスメイクのやり方と使うべきアイテム
アイメイクのやり方で大切なのは?
オフィス用のアイメイクでとくに心がけたいのは、肌なじみのよい「ナチュラルな色使い」です。マスクをする時間が増えた今、目元が一番目に留まりやすく仕事相手の印象に残ります。注目度が高い部分だからこそ、洗練された好印象を与えられるようバランスよく仕上げましょう。
また、シンプルに仕上げる「引き算」の意識も大切です。あれこれとアイテムを重ねすぎず、目元に抜け感と自然なツヤを引き出してくださいね。
アイメイクで注意すべきポイント
目元を鮮烈に強調する濃い仕上がりは、オフィスでのアイメイクに向いていません。原色系やギラギラのグリッターなど個性的なカラーや、ボリューム感の出るマスカラ、インパクトのある跳ね上げラインなどは控えましょう。普段のおしゃれとしては素敵ですが、仕事の場では浮いてしまい相手に不快感を与える可能性があります。
また、1個1個のアイテムがナチュラルでも複数重ねると派手になる場合があるので、「足し算」アイメイクにも注意してください。
ブラウン系カラーで大人の落ち着きを演出
オフィス用のアイメイクには、扱いやすく失敗が少ないブラウン系カラーを使うのがおすすめです。肌なじみがよいため、簡単にオフィスシーンにマッチする落ち着いた目元に仕上げられますよ。
グラデーションの場合は明るい色から順番に重ね、最後に締め色を目のキワに細く引きます。単色使いなら二重幅にひと塗りした後、下まぶたのキワに細く色を足しましょう。ブラウン系は比較的発色がよいため、「薄づき」を意識して使うとナチュラルな色づきを楽しめます。
パールやラメ系は部分使いがマスト
パールやラメが入った華やかな発色のものは、まぶた全体に使うとやや派手な見た目に。オフィスシーンのアイメイクとしては不向きなので、これらは「部分使い」で取り入れるようにしましょう。
たとえばグラデーション塗りなら、ベースカラーがパール系であれば締め色はマットなものを使う、のように組み合わせるのがおすすめ。また、黒目の上や涙袋にポンポンとのせると、オフィスアイメイクにふさわしい自然なツヤと立体感を演出できます。