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口紅の使用期限はいつまで?チェックの仕方や過ぎた古いリップの使い道について
「もう何年も前に買った口紅を使い続けている」という人も少なくないのでは?実は口紅などの化粧品には使用期限が設けられており、使用期限内であっても開封後のアイテムは酸化したり雑菌が繁殖したりしている可能性があります。
今回は、口紅を含む化粧品の使用期限の目安やリップが劣化しているかどうかをチェックする方法、長持ちさせるための保存方法を解説します。さらに古いリップの使い道もいくつか紹介しているので、この記事を参考に手持ちのリップをフル活用しましょう!
チェック方法(5)リップを塗った後、唇に違和感がないか
リップを塗った後に唇に違和感がないかどうかも、劣化の有無を確認する目安の1つ。口紅を塗るとかゆみを感じたり唇がガサガサしたりするなど、刺激を感じる場合は使用を中止しましょう。
また、劣化は起こしていないけれど口紅が体質に合わなくなって違和感がある場合も、見た目に変化がなくても使うのは控えた方がよいです。
使用期限の過ぎた口紅にはどんなデメリットがある?
刺激になってしまう
使用期限の過ぎた口紅や古いリップを使うことで起こりうるデメリットの1つが、唇や肌の刺激になることです。古いものや劣化した口紅を使用すると、唇の皮がむける、炎症を起こす、発疹がでるといった症状が現れる恐れが。唇のコンディションが悪くなると、メイクのりにも影響してしまいます。
とくに開封後の口紅は雑菌が付着していたり微生物が繁殖していたりするため、刺激を感じたら使用を中止し必要に応じて皮膚科などを受診しましょう。
メイクの仕上がりが変わってしまう
使用期限の過ぎた口紅や開封後のリップの中には、発色やテクスチャーが変わってしまうものもあります。そういった口紅を塗ってしまうと、唇が乾燥しているように見えたりくすんだ色味のせいで顔色が悪く見えたりと、メイクの仕上がりもどこか微妙に。
メイクの完成度を高めるためにも、塗り心地や色味が変化した古い口紅は思い切って手放すか、ほかの使い道を考えてこの機会に新しいアイテムを試してみてはいかがでしょうか?
口紅を長持ちさせる秘訣や正しい保存方法とは?
リップブラシやスパチュラを併用する
口紅は直接唇につけて塗るものというイメージがありますが、リップブラシやスパチュラを併用してあげると直に触れずに塗り広げられるため、長持ちしやすくなります。きれいにリップメイクを仕上げたい人はリップブラシを、より衛生的に使いたい場合はスパチュラを選ぶのがおすすめです。
また、色味が合わなくて使わなくなってしまった口紅も、リップブラシやスパチュラがあれば複数の口紅を混ぜて自分好みのカラーを作れるので、使い道に困っている人は試してみてくださいね。
保存するときは高温多湿の場所に置かない
口紅を保存するときは、なるべく高温多湿になる場所を避けるのも長持ちさせるポイントです。温かい場所に置いておくと口紅が溶けてしまい折れる原因になります。リップの品質を保つためには湿度が高い場所も避けておいた方がベター。
直射日光が当たる場所や車の中、風呂場付近などは高温多湿になりやすく、保存場所としては適さないので覚えておきましょう。
フタをきちんと閉める
口紅を正しく保存して長持ちさせるためには、使用した後にフタをしっかり閉めることも重要なポイントです。フタがきちんと閉まっていないと乾燥したりほこりが付着したりして、劣化を早めてしまう恐れがあります。
保存の仕方を誤って、使用期限以内なのに口紅が使えない状態になってしまった…という悲しい結果を招かないように、開封後の口紅はしっかりフタが閉まっているかチェックした上で保存するようにしましょう。