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失敗しない「眉毛」の綺麗な剃り方!覚えておきたい基本と処理のコツまとめ
眉毛は顔の印象を左右するパーツ。眉メイクで理想の眉を描けるスキルを身につけることは大事です。しかし、その土台となる眉がボサボサの状態であったら、綺麗に描くことは難しくなりますよね。肌がボロボロだとメイクのりが悪いように、眉毛も土台を整えてあげることがポイント。
今回は、眉毛を整えるうえで重要な剃り方について解説します。
レディース用電気シェーバーの特徴とは?
レディース用の電気シェーバーには、大きく分けて2種類あります。その違いはカミソリの刃の長さ。長いタイプと短いタイプがあり、細かな眉毛を処理するには短い刃のタイプがおすすめです。2つの長さの刃を切り替えられるタイプもあるので、眉毛以外に顔全体の産毛処理も行いたい人は切り替えタイプが便利でしょう。
メンズ用の電気シェーバーも、眉毛や産毛処理に使えます。メンズ用はシックなカラーが多く、メンズの太い毛に対応しているものが多いです。
レディース用、メンズ用に関わらず、自分の用途に合っているかを確認してアイテムを選んでいきましょう。
剃り方に影響する基本の下準備と押さえておきたいコツ
スキンケアを念入りに行う
眉毛を剃る前には必ずスキンケアで保湿を徹底しておきましょう。保湿は肌を保護する役割があり、乾燥した状態で電気シェーバーをあててしまうと肌を傷つけてしまいます。正しい剃り方をしていても乾燥した状態では綺麗に剃れず、剃り残しが出てしまうため注意してくださいね。
メイクした状態で剃るのが正しい剃り方!
眉毛を剃るときは、必ずメイクした状態で剃りましょう。すっぴんのまま剃ると、剃りすぎて失敗する可能性があります。メイクをして理想の眉毛を作った状態で、余分な毛を処理。
こうすることで、必要な毛を剃りすぎる心配がありません。さらに、左右でチグハグな眉毛になってしまうことも避けられます。しっかりとした形ができていれば、出かける前にサッとメイクの上から処理できるのもポイントです。
長さ調節のために全体をカットしない
眉毛が濃い部分や長さが気になる部分を眉ばさみで全体的にカットしがちですが、眉毛が元々持っている立体感を損なってしまいます。また、毛がまばらになり、眉毛の下にある肌が見えてしまうことも。眉カットは余分な部分のみ!と覚えておきましょう。
眉毛は抜きすぎないこと
眉毛は、抜きすぎると生えてこなくなることがあります。さらに、毛を抜くときに皮膚が引っ張られて、たるみの原因になる可能性も。なるべく抜かずに剃り方を工夫して処理するようにしましょう。
どうしても抜きたい場合は最小限に留め、皮膚をピンッと張った状態で狙った毛だけを抜くことを心掛けてください。
眉毛の基本の剃り方と綺麗に仕上げるコツ
眉毛を整える基本の4つのステップ
眉毛の剃り方を解説する前に、眉毛の基本の整え方を確認していきましょう。眉毛を剃るのは、眉毛を整える際の1つの工程にすぎません。眉毛の整え方としては、4つのステップがあります。
ステップ1:毛流れを整える
眉毛を剃る前と眉毛を描く前はスクリューブラシで毛流れを整えましょう。眉毛は眉頭、眉中、眉尻で毛の生え方が微妙に異なっています。一見ボサッと見える眉毛も毛流れを整えるだけで、ボサッとした印象を緩和できますよ。
このとき、自分の眉毛の毛流れも確認しておきましょう。毛流れを知ることは眉毛の処理だけでなく、眉毛を描くときにも役立ちます。
ステップ2:印をつけて眉毛を描く
基本の眉バランスを意識しながら、眉頭、眉尻、眉山に印をつけていきます。左右対称の眉に仕上げるには、細い糸をピンと張り、左右の印同士をつないで位置を確認するのがおすすめ。眉頭と眉山の位置がずれていると、チグハグな印象を与えてしまうので注意してください。
左右の高さも確認したら、印同士をつなぎ合わせて理想の眉毛を描きましょう。輪郭ははっきりした方が処理を行いやすいので、アイブロウペンシルを使います。内側は埋めても埋めなくてもOKです。
ステップ3:はみ出した毛をカットする
ステップ2で描いた眉毛からはみ出した毛を眉ばさみでカットしていきましょう。眉ばさみはカーブ面を肌に当てながら使用します。間違っても、刃先のとがった方を肌に向けないように注意しましょう。毛流れとは逆方向からはさみをいれると根元から綺麗にカットできます。
カットするときは、コームで眉毛を斜め下に向かってとかし、はみ出した毛をカット。コームはやさしくあてるのがコツです。強くあてると必要な毛も描いた眉毛からはみ出し、切りすぎてしまう可能性があるので注意してくださいね。
ステップ4:電気シェーバーで処理する
はみ出した毛をカットしたら、眉メイクをオフ。スキンケアで肌を整えた後、シェーバーを使ってうぶ毛を処理します。このとき、ステップ3でカットした際に残った短い毛があれば、シェーバーで剃っていきましょう。
眉毛全体の剃り方のコツ
眉毛全体を整えるときの剃り方のコツとしては、電気シェーバーは肌に沿わせるようにして使うことです。肌に沿わせることで、肌に余分な負荷をかけずに処理ができます。そして、上から下に向かって剃っていきましょう。眉頭は細かい部分なので、ブラシを立てながら使うと綺麗な眉毛に整えられますよ。
眉間に余分な毛があると、眉同士の間隔が狭くなりきつい印象を与えてしまいます。基本のバランスで確認した眉頭より内側にある毛は、思い切って剃ってしまうのがコツ!先端の角度を変えながら少しずつ剃るのが、正しい剃り方です。
眉毛の上部分の剃り方のコツ
眉毛の上部分は抜くと生えてこなくなる可能性があるので、電気シェーバーを使った処理がおすすめです。しかし、眉上は剃りすぎに注意が必要な箇所!剃りすぎてしまうと毛がポツポツと目立ってしまう恐れがあるので、眉上から2~3ミリが処理の目安となります。
さらに、眉付近だけでなく、額の産毛も処理することを忘れないでください。眉付近だけの処理だと額との色ムラが目立つ可能性があり、眉周りだけ白く見えてしまうことも。色ムラ防止のためにも額部分から眉の2~3ミリ上までをしっかり処理するのが正しい剃り方となります。
眉毛の下部分の剃り方のコツ
眉下はこまめに処理をしたい部分。毛抜きを使った処理は、毛抜きで肌を引っ張ってしまうことにより肌のたるみにつながる可能性があります。そのため、眉下は電気シェーバーでの処理がおすすめです。
電気シェーバーを使って処理をする際には肌を外側に軽く引っ張ってあげると、肌がフラットになって剃りやすくなります。さらに、短くて剃りにくい部分は、毛穴の向きに逆らうようにして動かすと綺麗に剃れますよ。この2つの剃り方のポイントを押さえておきましょう!
眉毛が濃い人の剃り方のコツ
眉毛が濃い人は、毛が集まって濃く見えているケースがあります。濃い部分の毛の量を調整することで濃さを緩和させましょう。
眉毛が濃く見える部分にコームをあて、斜め下にとかします。そうすると、眉メイクからはみ出す毛が出てくるので、この部分を眉ばさみでカット。眉頭の毛はコームを下から上に向かってとかし、コームを眉毛の上に立ててはみ出た部分があればカットします。間違っても眉全体をカットしたり、剃ったりしないようにしましょう。
眉毛が太い人の剃り方のコツ
眉毛が太い人は、形を整えることを意識してみてください。眉毛の形を整えることで太さはあっても、綺麗な美眉になれます。基本のバランスで眉毛を作ったあとは余分な毛をカットし、濃い眉さんと同じように長さも整えていきましょう。
眉周辺の毛が眉毛を太く見せている可能性もあるので、産毛処理をしっかりと行うことがコツです。
手入れの間隔の目安は?
眉毛はこまめな手入れが重要です。とくに眉下の部分に細かな毛がぽつぽつと生えていると、それだけでボサッとした印象を与えます。眉毛の生えてくるスピードに合わせて、1週間に1~2回は処理するのが正しい剃り方です。眉毛の形が崩れないうちに処理をすることで、綺麗な眉毛の形を維持できます。
電気シェーバーは元々肌への負担が少ないアイテムなので、剃り方のコツを押さえたうえで、こまめに使って手入れをしていきましょう。
基本の剃り方をマスターして、清潔感あふれる理想の眉毛へ
綺麗な眉毛を作るには、丁寧でこまめな処理が最大のコツ!眉毛を剃って過去失敗した経験がある人も、改めてコツを確認したうえでもう一度チャレンジしてみてください。眉毛のメンテナンスが自分でできるようになると、綺麗な状態をずっとキープできますよね。顔の印象を決めるパーツだからこそ正しい剃り方をマスターして、清潔感あふれる眉毛を目指しましょう!