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透明さがポイント◎守ってあげたくなる【儚げメイク】のやり方をパーツ別にレクチャー
守ってあげたくなるようなアンニュイな雰囲気が魅力的な儚げメイクは、透明感あふれるナチュラルメイクが特徴です。色素薄い系ともよばれる可憐なイメージの女性は、男性だけでなく女性からも愛される魅力の持ち主。
今回は、そんな儚げ女子に近づくためのメイクの特徴や、パーツ別儚げメイクのやり方について丁寧に解説します。儚げな印象はパーソナルカラーや髪色に関係なく演出できるため、ぜひ毎日のメイクに取り入れてみてくださいね。
アンニュイな雰囲気と透明感が魅力の儚げメイクとは?
「儚げ(はかなげ)」の意味とは
「儚げ(はかなげ)」とは消えてなくなってしまいそうな様子を指し、繊細で控えめなイメージを与える言葉です。か弱くて可愛らしい雰囲気の女の子に対して使用されることが多く、一般的には褒め言葉として受け取られます。か弱さゆえに「守ってあげたい!」と思わせるため、異性だけでなく同性からも好かれる傾向にあるでしょう。
また、儚げと似た意味合いのアンニュイはフランス語で「倦怠感」を意味しますが、メイクにおいて「ミステリアスな雰囲気がある」という意味でも使用されます。
儚げメイクの魅力と3つのポイント
守ってあげたくなるような儚げメイクの魅力は、透明感のある雰囲気美人を演出できる点ではないでしょうか。地雷系メイクやオルチャンメイクのように目指す顔が明確ではないため、髪色やまぶたの形などにとらわれることがありません。
また、儚げメイクは万人受けするナチュラルメイクが基本なので、老若男女問わず幅広い層に好印象を持ってもらえます。自分の魅力を最大限に引き出して、他の女の子とは違う神秘的で色っぽい大人の雰囲気を作り出しましょう。
【ポイント1】透明感あふれる色白肌
消えてしまいそうな儚さが特徴の儚げメイクは、肌の透明感があふれ出る色白肌がポイント。ベースメイクは素肌感を残しつつトーンアップさせたいので、パープルのコントロールカラーを仕込むとよいでしょう。ファンデーションはツヤ肌仕立てのグロータイプを使用して、厚塗り感が出ないようにブラシでベースメイクを仕上げます。
ただ色白なだけでは不健康な印象を与えるため、ハイライトやチークでツヤ感・血色感をプラスしてください。
【ポイント2】淡めカラーで色素薄い系を演出
儚げメイクではアイシャドウ・チーク・リップは淡いカラーで統一して、柔らかな印象のメイクに仕上げてください。
アイシャドウはベージュブラウンやピンクブラウンを使用し、上品なパールを足すと透明感がアップします。また、髪色に合わせて眉毛やまつ毛をトーンアップすると、ハーフ顔のような色素薄い系に近づけるでしょう。チークは発色を抑えるためにブラシでふんわりと重ね、リップは透け感のあるシアーなもので血色感を与えます。
【ポイント3】寒色系のアイテムがおすすめ
テクニックいらずで簡単にメイクで透明感を高めるやり方は、寒色系のアイテムを上手に取り入れる方法です。とくにラベンダーは黄色の補色にあたるため、肌の黄ぐすみを払拭して透明感を与える効果が期待できます。
ですが、なかには寒色系のコスメに苦手意識を持つイエベの人も多いのではないでしょうか?実は同じラベンダーでもブルベ向け・イエベ向けの色があるため、パーソナルカラーに合った寒色系カラーを取り入れてみてください。
【ベース・チーク編】魅力的な儚げメイクのやり方
コントロールカラーで透明感アップ
コントロールカラーとは色付きの化粧下地を指し、肌悩みに対して補色のカラーを選ぶことで色ムラをカバーできる優れもの。
例えば顔の赤みやニキビ跡に悩む人は、赤の補色であるグリーンのコントロールカラーがおすすめです。黄ぐすみが気になる人は補色であるパープルを選ぶことで、透明感あふれる色白肌に近づけるでしょう。コントロールカラーはあらゆる肌のアラを払拭するため、透明感が魅力の儚げメイクにおすすめのアイテムです。
厚塗り感を抑えたベースメイク
ナチュラルな透明感が重要となる儚げメイクでは、厚塗り感のあるベースメイクはおすすめできません。マット系のファンデーションは人為的な肌に仕上がるため、自然な水光肌に導くグロー系ファンデーションを使用しましょう。
また、ファンデーションを塗布するツールはいろいろありますが、ブラシを使用するやり方がムラなく均一なベースに仕上がります。すべてをファンデーションでカバーすると厚塗り感が出るため、部分的にコンシーラーを使ってください。
ハイライトでツヤ感と生気をプラス
儚げメイクのベースは透き通るような色白肌がポイントですが、ただ肌が白いだけでは不健康な印象を与えてしまいます。ベースにハイライトを仕込んでみずみずしいツヤ感を与え、生気のある健康的なグロー肌を目指してください。
おでこから鼻先にかけてのTゾーンにハイライトを入れると、おでこの丸みと鼻の高さを強調できます。また、眉尻から頬骨にかけてのCゾーンにハイライトを仕込むことで、顔に立体感とツヤ感を与えられるでしょう。
パウダーでふんわり毛穴が目立たない肌に
ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーをはたいて、気になる毛穴をしっかりカバーしてください。付けすぎるとマットな質感の肌に仕上がるので、ルースパウダーをブラシでのせるやり方がよいでしょう。
また、パウダーのなかには色付きのアイテムもあり、コントロールカラーと似たような効果が期待できます。ホワイトやベージュなど無難なカラーも使いやすいですが、透明感を底上げしたい場合はラベンダーのパウダーがおすすめです。