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ワセリンの基本の使い方とは?種類や保湿以外のおすすめの活用方法をまとめてお届け
スキンケアやリップケアでもおなじみのワセリン。保湿効果が高いことは知りつつも、あまり使ったことがない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ワセリンの種類や基本的な使い方をご紹介します。一般的な使い方とは違うおすすめの活用方法もご紹介するので、これからワセリンを取り入れようと考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
【まずはチェック】ワセリンとは?特徴や種類を解説
ワセリンとは?原料もあわせてチェック
ワセリンとは石油由来の保湿成分で、肌の保湿作用や保護作用を持っていることが特徴です。ワセリンの原料は石油ですが、精製の段階で石油に含まれる不純物はほとんど取り除かれているため、肌に負担をかけることはありません。
値段もプチプラなので、手軽に活用できるスキンケアアイテムとしても広く知られています。皮膚科で処方されることも多く、赤ちゃんから大人まで広く活用できる保湿剤です。
ワセリンの種類とは?それぞれの違いを解説
ワセリンは、基本的に「白色ワセリン」と「黄色ワセリン」の2種類に分類されます。2種類の違いはワセリンの純度の高さで、どちらも保湿力そのものに大きな違いはありません。
ワセリンは純度の違いで値段も変わってくるので、使用する部位や肌状態にあわせて種類を選ぶとよいでしょう。
【種類1】黄色ワセリンとは?
黄色ワセリンとは、ワセリンの種類の中でも純度の低いタイプです。黄色っぽい色味をしていることが特徴でプチプラで購入できますが、若干の不純物が含まれていることから人によっては肌荒れを起こす可能性もあります。そのため、肌が敏感な人は注意が必要です。
黄色ワセリンを使う場合は、腕の内側で肌荒れが起きないことを確認してから使うことをおすすめします。
【種類2】白色ワセリンとは?
白色ワセリンとは、黄色ワセリンよりも純度の高い種類のワセリンです。スキンケアアイテムとして販売されているほとんどが白色ワセリンの種類に分類され、皮膚科でも広く使用されています。
しかし、人によって一般的な白色ワセリンでは肌荒れをしてしまうことも!そんなときは、純度の高い「プロペト」がおすすめです。一般的な白色ワセリンよりも不純物が少ない種類なので、目元や口元などのデリケートな部位にも使えます。
こんなときに便利!ワセリンの基本的な役割
【役割1】肌表面の潤いを閉じ込める
ワセリンは保湿作用が高いイメージがありますが、ワセリンそのものには水分を与える作用はありません。ワセリンは肌表面を油分でコーティングすることで、水分を逃がさないようにする作用があります。
ワセリンがとくに効果を発揮するのは、肌のバリア機能が低下したとき。肌のバリア機能が低下すると潤いをキープする力が低下するため、肌が乾燥しやすくなります。そんなときはワセリンでコーティングし、潤いを肌表面に閉じ込めることが効果的です。
【役割2】外部刺激から肌を守る
あかぎれができたときに、ワセリンを活用している人も多いのではないでしょうか?ワセリンには傷口を治す作用はありませんが、油分で肌表面をコーティングすることで、摩擦やほこり、化学物質などの外部刺激から肌を保護する作用があります。
傷口を保護して外部刺激から守ることは傷の治りを早くすることにもつながるので、「手のあかぎれを早く治したい」というときにもワセリンはぴったりです。