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困り眉を改善するメイク方法&整え方!ハの字を脱却して今っぽ美人眉に
不安げな表情で守ってあげたくなるか弱さを演出する困り眉は、国民的アイドルの影響により一昔前に流行しましたよね。ところが、近年ではナチュラルなアーチ眉が流行しており、困り眉は少し古っぽい印象を与えてしまう可能性も否めません。
そこで今回は、困り眉を改善する整え方やメイク方法のコツ、困り眉の特徴と印象について徹底解説します。「自眉の形が困り眉だから…」と諦めている人は、ぜひ参考にして今っぽい美人眉を目指してみてください。
困り眉とは?特徴と印象を解説
困り眉の3つの特徴
困り眉とは一体どのような眉毛の形を意味するのか、3つの特徴について詳しく見ていきましょう。
困り眉は眉毛の全体的な形がカタカナの「ハ」の字をしており、困ったような表情に見えることが特徴です。大人っぽくきりっとした印象を与える眉山がほとんどないので、子どもっぽく間の抜けたような表情に見えてしまいがち。また、眉頭と眉尻の高さが直線であることが理想にもかかわらず、困り眉は眉頭から眉尻にかけて角度が下がっています。
「ハの字」形をしている
困り眉とはハの字形をした眉毛を意味しており、つねに困っているような表情に見えることが最大の特徴です。つい守ってあげたくなるようなか弱い表情を演出するため、一般的には男性受けがよいといわれています。
ただし、困り眉は芋っぽく垢抜けない印象に仕上がるため、今っぽい旬なメイクを取り入れたいという人にはおすすめできません。できるだけ自然に困り眉を改善するためには、眉頭は眉上を剃って眉尻は眉下を剃る方法で整えてください。
眉山がほとんどない
困り眉の特徴の1つとして、眉山がなくてなだらかな形の眉毛であることが挙げられます。本来は眉頭から眉尻までの間に眉山が存在しており、きりっとした印象の美人眉に仕上げるためには眉山が必要不可欠。
ところが、困り眉の場合は眉山の存在感がほとんどないため、弱々しく子どもっぽい表情に見えてしまいます。アイブロウメイクをする際はアイブロウペンシルで眉山の位置に印をつけて、意識的に眉山を作ると困り眉を改善できるでしょう。
眉尻にかけて角度が下がる
困り眉とは眉頭の位置が眉尻の位置よりも高く、眉頭から眉尻にかけて角度が下がる点が特徴です。基本的には眉頭と眉尻の高さは同じ程度、もしくは眉尻のほうがやや高めの位置であることが理想といわれています。
一方で困り眉は眉尻の位置が眉頭に対して極端に低いため、どこか不安げで自信がなさそうな表情に見られがち。困り眉は眉頭の毛をハサミでカットして眉頭の位置を下げる整え方が、自然と眉尻の位置が上がって見えるためおすすめです。
困り眉が与える印象とは
「顔の印象の8割は眉毛で決まる」といわれており、眉毛メイクが顔の表情を決めるといっても過言ではありません。困り眉が与えるポジティブな印象は、童顔のような可愛らしさや守ってあげたくなるか弱さなどさまざま。
ただし、可愛らしくか弱い印象を演出できるがゆえに、わざと困り眉に見える整え方をしている場合はあざといと思われがち。また、暗くて幸が薄そう、垢抜けないなどネガティブな印象を与えることもあるので注意してください。
子どもっぽく可愛らしい
国民的アイドルのメンバーが困り眉であったことをきっかけに、一昔前に若い女性の間で流行していた困り眉。アイドルのような可愛らしいイメージに近づきたくて、困り眉に憧れていた女性もいるのではないでしょうか?
実際に困り眉は思わず助けてあげたくなるような困り顔を演出し、気の弱そうな可愛らしい表情に見せる効果が期待できます。また、大人っぽい印象を強める眉山がほとんどないため、子どもっぽいイメージに仕上がるでしょう。
守ってあげたくなるようなか弱さ
つねに困っているような表情に見せる困り眉は、守ってあげたくなるようなか弱い女性を演出できます。眉尻が下がっているためたれ目に見える効果が期待でき、全体的にふんわりとやさしげな印象を与えるでしょう。
とくに男性陣からの支持が厚く、「この子は俺が守ってあげなきゃ!」という男性の庇護欲(ひごよく)をかき立てます。また、言いたいことをズバズバ口に出す強い女性よりも、何か言いたげな雰囲気を持つ女性のほうが男性受けがよいでしょう。
ちょっぴりあざとい
自眉の形が困り眉という人もいますが、なかにはわざと困り眉に見えるような整え方をしている人もいます。「可愛らしさを演出したい」「か弱く儚げな女性になりたい」と、困り眉に見える整え方をしている人は要注意。
男受けがよいとされているだけに、困り眉をあざといと感じる女性も少なくありません。もとの眉毛の形からかけ離れた整え方をしている場合、あざとさ以前に不自然な印象を与えるので気をつけてください。
暗くて不幸そう
困り眉は眉頭から眉尻にかけて下がっているうえ、眉山がなくなだらかなので覇気のない表情に見えがち。意志の強さが感じられないため悲しげで寂しそうだったり、暗くて幸が薄そうだったりとネガティブな印象を与えます。
困り眉を改善して明るくエネルギッシュな印象に見せるためには、眉尻の位置が眉頭よりも下がらない整え方をしましょう。また、細すぎる眉毛は不幸な印象を与えるため、ナチュラルな太さに改善することをおすすめします。
芋っぽくて垢抜けない
困り眉は2010年ごろに注目を浴びたメイク方法なので、令和に突入した現在に困り眉をすると古っぽく見えてしまいます。約10年前に流行ったメイクを今も引きずっていると、芋っぽく垢抜けないイメージを与えてしまうため注意が必要。とくに黒髪の場合は重たいイメージを与えやすいため、困り眉と合わせるとさらに野暮ったい印象に見られがちです。
旬な大人顔に仕上げるためには、トレンドを取り入れてナチュラルな太さのアーチ眉に改善しましょう。
困り眉を改善!自分に合った眉毛をチェックしよう
眉毛の黄金比を確認
困り眉を改善して美人顔に近づけるためには、眉毛の黄金比を意識した整え方がおすすめです。
眉頭は小鼻の延長ラインの位置が理想といわれており、眉上をカットして眉頭の位置が上がりすぎないようにします。眉山は黒目の外側から目尻までの位置を目安として、なだらかなカーブを描くような整え方や書き方をしましょう。眉尻の位置は小鼻と目尻の延長ラインを意識して、眉上の足りない部分はアイブロウペンシルで書き足してください。
眉毛の太さは目の縦幅3分の2
眉毛の太さは時代によってトレンドが異なりがちですが、理想的な太さは目の縦幅3分の2といわれています。目の縦幅は二重の幅を含む縦の長さを基準として、アイメイクをした状態で整える方法が失敗しにくいでしょう。
また、ナチュラル~やや太めの自然な眉毛が今のトレンドなので、旬な眉毛に仕上げたい人は細くなりすぎないような整え方が無難。「どうしても細眉にしたい」という人は、目の縦幅の2分の1を限度に整えてください。
眉毛の角度は眉頭と眉尻が直線上
眉頭から眉尻にかけて角度が下がる点が特徴の困り眉は、弱々しく垢抜けない表情に見られがちですよね。困り眉を改善してきりっとした美人眉に近づけるためには、眉頭と眉尻の高さが直線上に位置するような整え方が理想です。
眉尻が眉頭の高さよりも極端に高い場合は、気が強そうな印象を与える上昇眉に仕上がるので注意してください。眉毛を整える際はアイブロウペンシルで眉頭と眉尻の位置を下書きし、理想の位置がずれないような整え方をしましょう。