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大人のシンプルメイクのやり方って?ナチュラル&素肌感を作る3つのポイント
その人が持つ素の美しさを活かしてナチュラルな雰囲気に仕上げる「シンプルメイク」。作り込みすぎないラフな印象と手順が簡単で時短を叶えられることから、ナチュラルメイク派を中心に人気を集めています。
今回は、そんな「シンプルメイク」のやり方をご紹介。仕上がりのカギを握るスキンケアやベースメイクから、アイメイク・チーク・リップのポイントメイクまで、上手に仕上げるコツを伝授します。
エラからこめかみまでふんわり広げる
チークは頬にピンポイントで入れるのではなく、広い範囲にたっぷりのせましょう。エラから頬骨の下、こめかみにかけて広く入れると、さりげなく顔の輪郭をシャープに見せられますよ。
パウダーチークを使う場合は、ブラシで肌をやさしくなでるイメージでフェイスラインに向かってサッとなじませます。クリームチークは、指でポンポンと軽く叩くように素早くのせましょう。指の第2関節くらいまで広く使うと、チークを薄くキレイにのばせます。
【リップ編】シンプルメイクのやり方
リップクリームで丁寧に保湿する
ベースメイクの前にスキンケアをするのと同様に、リップメイクでも「保湿」で唇を整えることが大切です。カサカサに乾燥した唇では、リップの色がキレイにのらず崩れを招いてしまいます。
唇の汚れをやさしく拭き取った後、リップクリームやリップバームで保湿しましょう。リップクリームの保湿成分がある程度なじんだら、ティッシュで唇を軽く抑えて余分な油分をオフします。保湿は、シンプルでも洗練されたリップメイクに見せるための大事な工程なので、丁寧に行ってくださいね。
ヌーディーでシアーな発色のリップを選ぶ
シンプルメイクと相性がよいのは、肌なじみがよくナチュラルに仕上がるリップです。カラーはベージュを基調としたヌーディー系が、質感は繊細な透け感を演出できるシアーな発色のタイプがおすすめ。適度にうるおいを含んだ素肌感のある口元を演出できます。
塗り方のコツは、唇全体に直塗りした後に指でポンポンとなじませることです。色味とツヤの主張がほどよく抑えられ、シンプルでみずみずしい印象に仕上がります。
シンプルメイクのやり方で注意すべきポイントとは?
シンプルメイクは「地味見え」に注意!
シンプルメイクはナチュラルな仕上がりが魅力ですが、やり方を1歩間違えるとすっぴんのように見えてしまいます。とはいえ、各パーツに色を濃くのせると主張が強くなり、シンプルメイクの持ち味を引き出せません。
地味に見えそうな場合は、「ツヤ感」が強めのアイテムに変えてみるのがおすすめです。パール配合のベースアイテムや微細なラメ入りのアイシャドウやチークを使うことで、厚塗りしなくても自然なツヤを引き出し、いきいきとした印象に見せられます。
色選びを工夫してみるのもおすすめ
ツヤ感を意識してもパッとしないと感じるのであれば、使うカラーが合っていない可能性が。シンプルメイクは基本的にベージュやブラウンなどがおすすめですが、パーソナルカラータイプが「ブルベ」の方は、これらの色がマッチしにくい場合が見られます。
くすみカラーが似合う「ブルベ夏」の方は、『グレーミスト』や『シャンパン』など寒色系のグレイッシュなカラーを選んでみましょう。鮮やかな寒色系と相性がよい「ブルベ冬」の方は、『スノーホワイト』や『チャコールグレー』などの色をごく薄くのせることで、似合うシンプルメイクに仕上げられます。
シンプルメイクのやり方を覚えて、ナチュラルなキレイを叶えよう
人気のシンプルメイクについて、基本のスキンケアやベースのやり方からアイメイクやリップなどパーツ別のテクニックをご紹介しました。シンプルでも手抜きに見せないコツは、ひとつひとつの工程を丁寧に行うことです。指先で肌の感触を確かめながら、スキンケアや各部分に色をのせる工程を行うことで、シンプルながらも磨き上げられた印象を作れます。
ご紹介した内容を参考にして、ナチュラルな魅力を引き出してくださいね。