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サウナに入るだけではダイエットにならない?おすすめの入り方やメリット、注意点について

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サウナに入るだけではダイエットにならない?おすすめの入り方やメリット、注意点について

最近、男性だけなく女性の間でもブームとなっているサウナ。汗をかくので健康によさそうなイメージがありますが、実はダイエットにも効果が期待できるのです。
今回は、サウナのメリットやダイエットにおすすめの理由をはじめ、痩せるのに効果的なサウナの入り方や安全に入るための注意事項まで徹底解説します。サウナ好きな方はもちろん、サウナが気になる初心者さんにもおすすめです。

カテゴリ | ボディケア
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メリット(3)精神的に安定する

メリット(3)精神的に安定する 出典:adobestock

サウナで得られるメリットは、身体面だけでなく精神面にもあります。高温のサウナで身体を温める→水風呂で身体を冷やす、という工程を繰り返すと、交感神経と副交感神経を強制的に切り替えられ、精神を安定させる機能を持つ「自律神経」が整いやすくなるのです。

自律神経が整うことでストレスの解消やうつ病の予防、リラックス効果があり、精神的に安定した状態を保てます。

ダイエットにもおすすめ!「ととのう」サウナの入り方6STEP

「ととのう」とはどんな状態のこと?

「ととのう」とはどんな状態のこと? 出典:adobestock

それでは、ダイエットにもおすすめの「ととのう」サウナの入り方について紹介します。そもそも「ととのう」とは、心身共に快調に感じる状態を指すサウナ用語のこと。「サウナハイ」「サウナトランス」ともよばれます。

「ととのう」状態になる理由は、サウナで高温→低温を繰り返すことで自律神経を整え、最後に外気浴等で副交感神経を優位にするから。副交感神経を優位にしたときに「β-エンドルフィン」という幸福感が得られる神経伝達物質が多く分泌されるため、ストレスを軽減して心地のよい精神状態に導いてくれるのです。

「温冷交代浴」がととのうサウナの入り方の基本

「温冷交代浴」がととのうサウナの入り方の基本 出典:adobestock

ととのうためのサウナの入り方は、ヨーロッパで温泉療法として親しまれている「温冷交代浴」がおすすめ。そもそもは熱いお湯と冷たい水に交互に浸かる入り方で、これをサウナに応用し、高温のサウナに入る→水風呂に浸かる、を繰り返すのが基本の入り方です。

身体に温冷刺激を与えることで疲労回復できるだけでなく、交感神経を刺激して筋肉痛を和らげるなどパフォーマンス向上効果もあるため、スポーツをする人にもおすすめのサウナの入り方です。

【STEP1】まずは水分補給

【STEP1】まずは水分補給 出典:adobestock

それでは、ととのうサウナの入り方を詳しく解説していきましょう。最初に行うのが水分補給。理由としては、発汗による脱水症状を防ぐだけでなく、水分を十分に補給することで汗をかきやすくするからです。

水分補給の目安としては、デトックス効果を高めるためにもコップ1杯以上がおすすめ。このときの水分は、コーヒーやお茶など利尿作用を高めるものではなく、常温の水がよいでしょう。

【STEP2】身体と髪を洗う

【STEP2】身体と髪を洗う 出典:adobestock

水分補給を行ったら、次に身体と髪を洗いましょう。サウナは公共の場所のため清潔に使うという理由でも大切なのですが、実は「痩せるのに効果的な入り方」のポイントでもあります。

理由は毛穴の汚れを取り去って汗をかきやすくし、デトックス効果をUPさせるから。汚れが毛穴に詰まっていると発汗しづらくなり、デトックスの邪魔になってしまいます。さらに時間があれば、サウナ前に湯船に浸かるのもおすすめ。血行が促進された状態でサウナに入れば、さらなる代謝UPが期待できますよ。

【STEP3】サウナに入る

【STEP3】サウナに入る 出典:adobestock

では、いよいよサウナに入りましょう。裸で入る場合は、サウナマットやタオルをお尻の下に敷くか腰に巻いて座ります。このとき、サウナの熱で髪の傷みが気になる方は、サウナハットやタオルで頭を覆っておくのもおすすめです。

サウナに入る時間の目安は、高温のサウナの場合5~10分、低温のサウナの場合5~15分。初心者の人は低温サウナでも5分から始めて様子を見るなど、無理しないよう注意しましょう。

【STEP4】水風呂に入る

【STEP4】水風呂に入る 出典:adobestock

サウナから出たら、水風呂に入りましょう。サウナで身体の芯から温めた後に水風呂でしっかりと冷やすことで、血流を促進して代謝を上げられます。水風呂の入り方としては、なるべく肩までしっかり浸かり、1分程度を目安にするのがおすすめ。

水風呂への入り方のマナーとして、入る前にぬるめのシャワーで汗を落とすことに注意しましょう。また、水風呂が苦手な方はぬるめのシャワーで身体を冷やすのもおすすめです。

【STEP5】STEP3~4を3回繰り返す

【STEP5】STEP3~4を3回繰り返す 出典:adobestock

水風呂でしっかりと身体を冷やしたらサウナに再び入ります。このとき、コップ半分以上の水分補給を忘れないように注意しましょう。

サウナの適切な回数は、サウナに入る~水風呂に浸かる工程を3セット繰り返すのが目安。「回数を増やす=痩せる」ではないため、しっかりと汗をかくことを重要視し、しっかり水分補給をして体調を見ながら行ってください。

【STEP6】外気浴で休憩

【STEP6】外気浴で休憩 出典:adobestock

最後に、外気浴で身体を休ませましょう。このときの時間の目安は10分程度です。椅子に座るか、横になれる場所があればリラックスしながら身体を横たえ、深い呼吸を意識します。

このときも水分補給が重要なのですが、おすすめは冷たい水よりも常温の水。身体の芯を急に冷やさずゆっくりと時間をかけて通常の体温に戻すことで、サウナの効果をUPさせます。爽快感が欲しい場合は炭酸水もおすすめですよ。

サウナ時間を活用してダイエット!おすすめのマッサージ&注意点

サウナ中はデトックスできるベストタイミング

サウナ中はデトックスできるベストタイミング 出典:adobestock

せっかくサウナに入るのであれば、サウナ時間を有効活用してさらにダイエット効果を高めたいですよね。そんなときにおすすめなのが、サウナの中でのマッサージ!血流がよくなっている状態でマッサージを行えば効率的にむくみやコリを改善でき、老廃物を流すデトックス効果がより期待できます。

あくまでサウナはリラックスする場所なので周りに迷惑をかけないよう配慮しながら、心地よく痩せる巡りのよい身体づくりをしましょう。

(1)そけい部マッサージで下半身すっきり

(1)そけい部マッサージで下半身すっきり 出典:adobestock

足のむくみや冷えが気になる方におすすめなのが、そけい部マッサージです。そけい部とは足の付け根のことで、大きな血管やリンパ節が集中している箇所。そけい部をマッサージすることで足全体のリンパの流れをスムーズにし、すっきりとした下半身に導きます。

  • 1.そけい部に両手のひらを乗せ、やや強めに左右に10往復さする
  • 2.指先で内ももの肉をつまみ、まっすぐ引っ張るように10秒もみほぐす
  • 3.両手で太ももをつかみ、ぞうきんを絞るようにねじる。膝から脚の付け根まで場所をずらしながら左右3往復ずつ行う。
  • 4.手のひらを太ももにぴったりつけ、膝からそけい部に向かってゆっくりと10回、老廃物を流す。

右足が終わったら左足、と両足順番に行いましょう。

(2)二の腕マッサージで華奢な上半身に

(2)二の腕マッサージで華奢な上半身に 出典:adobestock

次にご紹介するのは二の腕マッサージです。ぽっちゃりした二の腕は、わきの下や肩まわりのリンパの滞りや肩こりが原因の場合も。サウナで血流をよくしてしっかりほぐせば、憧れのスリムな二の腕に近づきます。

  • 1.肩の高さに左腕を上げてひじを曲げ、二の腕の肉を指先でつまむ。場所を変えながら10回が目安。
  • 2.バンザイするように左腕を上げ、二の腕の肉を3~4回に分けてねじり上げる。
  • 3.左腕の二の腕に右手のひらを沿わせ、圧を軽く与えながらわきの下のリンパに向かって10回程度流す。

左腕が終わったら右腕も行います。最後に二の腕や肩まわりの硬さがなくなり、肉が柔らかくなったかを触って確認しましょう。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

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