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メイクしたまま寝ると大変なことに!肌への影響や翌朝すぐにできるケア方法5つとは?

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メイクしたまま寝ると大変なことに!肌への影響や翌朝すぐにできるケア方法5つとは?

帰宅時間が遅く疲れているときに「メイクをしたまま寝てしまった…」という経験をした女性もいるのではないでしょうか。メイクオフは、洗顔やスキンケアまでをセットでする必要があるので、一刻も早く寝たいときには面倒ですよね。しかし、メイクをしたまま寝ると肌に大きな負担がかかります。
当記事では、メイクをしたまま寝た際の肌への影響や、翌朝にするべき5つのスキンケア方法を解説。おすすめの肌ケアアイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

カテゴリ | スキンケア
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メイクしたまま寝るとどうなる?肌への影響をチェック

影響(1)汚れや皮脂が毛穴に詰まり肌荒れの原因に

影響(1)汚れや皮脂が毛穴に詰まり肌荒れの原因に 出典:adobestock

メイクをしたまま寝ることによる肌への影響1つめは、余分な皮脂やメイク汚れが毛穴に詰まること。朝から夜までメイクをオフせず、さらにそのまま寝てしまうと、ファンデーションなどが毛穴に入り込んでしまいます。

また、潤い不足の肌は皮脂を出して肌表面を保護しようとするので、皮脂分泌が活発になり、肌トラブルの原因になることもあるでしょう。毛穴の目立ちや大人ニキビに悩む女性は多いですが、メイクをしたまま寝ると今抱えている肌悩みが加速する可能性があります。

影響(2)かゆみや色素沈着などのトラブルが起きることも

影響(2)かゆみや色素沈着などのトラブルが起きることも 出典:adobestock

メイクをしたまま寝ることによる影響2つめは、かゆみや色素沈着などのトラブルが起きること。メイクをした肌の上で汗や皮脂が長時間放置されると、雑菌が繁殖しやすい状態となり、かゆみや赤みなどの炎症につながる恐れがあります。

また、目元のアイラインなど密着力の高いアイテムは時間が経つほど落ちにくくなり、色素沈着することも。油汚れがひどいフライパンを放置したら洗うのが大変になるように、肌も皮脂汚れをそのままにしておくと、落ちにくい状態になってしまうのです。

影響(3)肌サイクルの乱れにつながる

影響(3)肌サイクルの乱れにつながる 出典:adobestock

メイクをしたまま寝ることによる影響3つめは、肌サイクルが乱れてしまうこと。私たちの肌は約28日間で、肌の底から新しい細胞が生まれ表面にあがってきて、古い角質となって剥がれ落ちるサイクルを繰り返します。

就寝中は、この肌サイクルを正常化する重要なタイミングなので、メイクが落ちていないと古い角質がうまく排出されない可能性も。その結果、あらゆる部分にシミやくすみ、たるみなどの悪い影響が現れてしまい、肌の老化を感じやすくなります。

影響(4)メイクが目に入り炎症を引き起こす

影響(4)メイクが目に入り炎症を引き起こす 出典:adobestock

メイクをしたまま寝ることによる影響4つめは、メイクが目に入り炎症が起きる可能性があることです。アイシャドウやアイライン、マスカラなどは細かい粒子や繊維から成り立っており、メイクをしたまま寝ると目の中に入る危険性があります。

そうすると、目が腫れたり充血したりするほか、ひどい場合は、眼瞼炎や結膜炎など重大なトラブルにつながることも。また、マスカラの長時間使用は、まつ毛がもろく切れやすくなります。

メイクをしたまま寝ちゃった!翌朝するべきスキンケア方法5つ

メイクをしたまま寝た翌朝は基本のスキンケアを丁寧にしよう

メイクをしたまま寝た翌朝は基本のスキンケアを丁寧にしよう 出典:adobestock

メイクをしたまま寝てしまったら、翌朝は丁寧なクレンジング・洗顔・保湿で肌の汚れをリセットすることが大切。1日以上メイクをしたままの肌は汚れが落ちにくくなっているので、とくに汚れがたまりやすい目元や小鼻、あごなどは注意して洗いましょう。その後は化粧水や乳液、クリームなどを使って、肌に水分と油分をしっかり補給してください。

翌朝に時間があるなら、湯船に浸かって汗をかくのもおすすめです。

方法(1)丁寧なクレンジングでしっかり汚れを落とす

方法(1)丁寧なクレンジングでしっかり汚れを落とす 出典:adobestock

まずは、メイクをしっかりと落とすために丁寧なクレンジングをしましょう。1日以上メイクをしたままの状態だと汚れが毛穴に入り込んでいる可能性があるので、いつもより念入りなクレンジングを意識してください。

ただし、一生懸命落とそうとしてゴシゴシ擦るのはNG。ただでさえ肌はダメージを受けている状態なので、これ以上刺激しないようやさしい力でおこなうことが大切です。

メイクをしたまま寝た翌日の正しいクレンジング方法

メイクをしたまま寝た翌日の正しいクレンジング方法 出典:adobestock

メイクを落とす際は肌と指の間で摩擦が起きないよう、クレンジング剤は推奨されている使用量よりも少し多めにとりましょう。クレンジング剤を肌にのせたら、力を入れずにくるくると円を描くように肌全体になじませます。

小鼻のキワやあごなど、汚れが溜まりやすい部分までしっかりとクレンジング剤をなじませたら、ぬるま湯で洗い流してください。アイメイクをしているときは、なるべく目元専用クレンジングや綿棒などを使い、ゴシゴシ擦らないよう注意して落としましょう。

方法(2)洗顔はやさしく汚れを絡めとるイメージでおこなう

方法(2)洗顔はやさしく汚れを絡めとるイメージでおこなう 出典:adobestock

クレンジングの後は、洗顔料を使って再び汚れを落とします。クレンジングと洗顔は落ちる汚れが違うので、どちらも使用するのがベター。

洗顔の際も決して擦らず、たっぷりの泡で汚れを絡めとるイメージでおこないましょう。ただし、丁寧な洗顔を心がけすぎて長時間洗うと、肌への負担が大きくなります。とくに乾燥肌や敏感肌の方は、自分の肌の調子に合わせて洗顔を短めにするなど調整してくださいね。

メイクをしたまま寝た翌日の正しい洗顔方法

メイクをしたまま寝た翌日の正しい洗顔方法 出典:adobestock

クレンジングと同様、洗顔も推奨されている使用量よりも少し多めに使うのがポイント。逆さに向けてもヘタらないぐらいたっぷりと泡を作り、皮脂分泌の多いTゾーンから洗っていきましょう。

その後、頬やあごなど残りの部分を洗い、ぬるま湯でしっかりと洗い流してください。生え際などに泡が残ったままだと、肌トラブルにつながる可能性があるので洗い残しがないよう注意しましょう。

方法(3)蒸しタオルで肌を温める

方法(3)蒸しタオルで肌を温める 出典:adobestock

クレンジングと洗顔で肌の汚れをしっかり落としたら、スキンケアの前に蒸しタオルを使う方法がおすすめです。メイクをしたまま寝た翌朝は、肌が乾燥し、ごわついたりかさついたりと、状態が悪くなりがち。

そのままでは化粧水や乳液が浸透※しにくいと考えられるので、蒸しタオルを使って肌を温め、やわらかくしてからスキンケアするとよいでしょう。濡らしたタオルを30〜60秒ほどレンジで温め、少し冷めたら30秒ほど肌全体を覆ってくださいね。

※角質層まで

時間があるときはプラスアルファのケア方法を取り入れて

時間があるときはプラスアルファのケア方法を取り入れて 出典:adobestock

メイクをしたまま寝た翌日が休みなら、朝から入浴をして汗をかくのもおすすめです。体の芯から温まれば血行がよくなり、肌の代謝アップが期待できます。どんよりと疲れた印象からも抜け出せるので、体全体がスッキリするでしょう。

また、ホットタオルや入浴以外の方法として、スチーマーを使うのもおすすめ。温かい蒸気を浴びることで、肌の汚れが落ちやすくなったり、化粧水や乳液の浸透性※アップが期待できたりしますよ。

※角質層まで

方法(4)化粧水や乳液での保湿ケアは入念にする

方法(4)化粧水や乳液での保湿ケアは入念にする 出典:adobestock

メイクをしたまま寝た翌朝は、落とすケアも大切ですが保湿ケアも重要。化粧水は、肌がもちもちとした感触になるまで、複数回にわけてつけましょう。その後は、乳液やクリームを使って、補給した水分が蒸発しないようフタをしてください。

肌の乾燥やダメージがとくに気になる場合はブースター(導入液)を使うと、その後の化粧水がスッと浸透※してくれますよ。

※角質層まで

方法(5)シートマスクで素早く潤いチャージもおすすめ

方法(5)シートマスクで素早く潤いチャージもおすすめ 出典:adobestock

「メイクをしたまま寝てしまったけれど、翌日も仕事で朝は時間がない」という方もいるはず。そんなときは、シートマスクに頼るのもおすすめです。落とすケアだけはしっかりとおこない、保湿ケアにシートマスクを利用すれば、スキンケアをしている最中にご飯を食べたり身支度を整えたりできます。

とくに、ヒアルロン酸※やビタミンC※などが配合された高保湿タイプのシートマスクを選べば、忙しい朝でも効率的に肌の保湿ができるでしょう。

※保湿成分

翌朝のメイクは肌負担の少ないアイテムをチョイスする

翌朝のメイクは肌負担の少ないアイテムをチョイスする 出典:adobestock

メイクをしたまま寝た翌日は肌を休めるのが理想ですが、仕事や用事があるとそうはいきませんよね。メイクをする必要がある場合は、なるべく肌に負担のかからないアイテムをチョイスしましょう。例えば、化粧下地は美容液成分が配合されたものを選んだり、コスメ自体をミネラル成分のものにしたりするのがおすすめ。

リキッドファンデーションなど使用感が重いアイテムはできるだけ避け、化粧下地で色ムラを整えるだけにするのもよいでしょう。

ナチュラルメイクでもイキイキとした肌に見せるコツ

ナチュラルメイクでもイキイキとした肌に見せるコツ 出典:adobestock

メイクをしたまま寝た翌日は、肌を休めつつも健康的な印象に見せたいもの。そんなときは、血色感と立体感を意識してメイクするのがおすすめです。下地は顔全体がトーンアップするようピンク系をチョイスし、目の下や小鼻、口角などクマやくすみが目立ちやすい部分は、コンシーラーを使って影を消しましょう。

さらに、ハイライトをTゾーンと頬の高いところに仕込めば、肌にツヤと立体感がプラスされ、ナチュラルでもイキイキとした印象の肌に見せられますよ。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

RAXY Style編集部がセレクトした旬のコスメやメイクのHow to情報をお届けします。いつもより輝けるキレイのヒントをお届けしていきます★

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