出典:adobestock
セルフジェルネイルの基本のやり方!【初心者さん必見】綺麗に仕上げるコツも伝授
持ちがよく、ぷっくりしたフォルムが美しいジェルネイルですが、ネイルサロンで施術をすると手間もお金もかかりますよね。そこで今回は、初心者さんでも自宅でセルフネイルができるよう、基本の道具ややり方、綺麗に仕上げるコツなどをご紹介します。
セルフジェルネイルをマスターすれば、気が向いたときに気軽にネイルチェンジが可能。美しい指先で毎日の気分も上がりますよ。
あると便利な道具
あると便利なセルフジェルネイルの道具
- ・ジェルプライマー
- ・キューティクルリムーバー
- ・キューティクルニッパー
- ・キューティクルプッシャー
ジェルプライマーはジェルと自爪を剥がれにくくするため、持ちが悪い方は準備しておくとよいでしょう。キューティクルリムーバーは甘皮を柔らかくし、処理しやすくするのに役立ちます。
入浴後など、甘皮が柔らかくなった状態であれば必要ありませんが、そうでない場合は準備が必要です。キューティクルニッパーとキューティクルプッシャーは甘皮処理のための道具ですが、コットンを巻き付けたウッドスティックで代用できます。
いずれも、セルフネイルを始めてから状況に応じて揃えるのがよいでしょう。
セルフジェルネイルの基本的なやり方
セルフジェル基本のやり方(1)手指を綺麗にする
まず、コットンにエタノールを含ませて手指を消毒します。爪の表面に油や汚れが付着しているとネイルが剥がれやすくなる原因になるため、爪もしっかり拭くようにしてください。
ハンドクリームやネイルオイルを塗っている場合は、ハンドソープで手を洗ってから消毒を始めるのがよいでしょう。
セルフジェル基本のやり方(2)爪の形を整える
次に、ネイルファイルで爪の形を整えましょう。やすりを往復でかけると爪に負担がかかりやすいため一定方向にかける必要があります。圧をかけ過ぎてしまわないよう、ソフトにおこなうのがコツです。
爪の形にはいろいろなタイプがあるため、理想の形をイメージしながら好みのデザインに近づけましょう。
セルフジェル基本のやり方(3)甘皮を処理する
コットンを巻いたウッドスティックを使って、甘皮をやさしく押し上げます。押し上げた甘皮は、エタノールを含んだコットンなどで拭き取りましょう。
入浴後は甘皮が自然にふやけて簡単に剥がれるため、セルフジェルネイルをする際は入浴後がおすすめです。それ以外の場合では、お湯を張った洗面器に10分ほど手を浸す方法もあります。
セルフジェル基本のやり方(4)爪の表面を整える
甘皮処理が完了したら爪の表面を整えます。柔らかく目の細かいタイプのネイルファイルを使い、爪の表面が軽く曇る程度に削りましょう。こうすることでジェルと自爪が密着し、剥がれにくいネイルとなります。
削った後は、エタノールを含ませたコットンで爪の表面についたダストを綺麗に拭き取ってください。これでセルフジェルネイルの下準備は完了です!
セルフジェル基本のやり方(5)ベースジェルを塗り、硬化する
ベースジェル→カラージェル→トップジェルの順番に重ねます。ベースジェルとカラージェルを塗るたびにライトで硬化させますが、その際に表面の未硬化ジェルを拭き取る必要はなく、そのまま重ねて問題ありません。
ベースジェルを必要な量だけ筆に取り、丁寧に爪に塗りましょう。ジェルを中央に乗せてから根元まで押し広げ、爪先に向けて塗り広げるようにすると綺麗に塗れます。ベースジェルは、その後のデザインに響かないようフラットに塗るのがポイントです。
はみ出たジェルは、ウッドスティックを使って拭ってください。ベースジェルを塗り終わったらライトに入れて硬化させます。
セルフジェル基本のやり方(6)カラージェルを塗り、硬化する
カラージェルは同じ色を重ね塗りするのが基本です。基本的には2回の重ね塗りがスタンダードですが、色の濃さやデザインによっては1回にしたり、3〜4回重ねたりするのもOK。1度塗り終わるごとにライトで硬化させましょう。
1回目にムラが出てしまう場合も、カラージェルを重ねることで目立たなくなります。サイドを塗るときには、指で押さえてジェルが皮膚に付かないようにするのがコツです。
セルフジェル基本のやり方(7)トップジェルを塗り、硬化する
ベースジェルとカラージェルを重ねたら、最後にトップジェルを塗ります。ベースジェルやカラージェルよりも少し多めに乗せることで表面が滑らかに。ネイルの持ちをよくするために、爪の先までしっかりとコーティングするのがコツです。トップジェルを塗り終わったら、同じようにライトで硬化してください。
トップジェルのタイプによってツヤ感やぷっくり感が変わるため、イメージに近いものを探すとよいでしょう。
セルフジェル基本のやり方(8)未硬化ジェルを拭き取る
ネイルを硬化する際に残った未硬化ジェルは、拭き取る必要があります。エタノールをたっぷりと含ませたコットンで爪を覆うようにして置き、1本ずつ一気に拭き上げるのがコツです。
コットンに未硬化ジェルが残るとネイルが曇る原因になるため、コットンの面は1本ずつ変えるのがよいでしょう。拭き取りが面倒な方は、未硬化ジェルの拭き取りが必要ないノンワイプトップコートの使用がおすすめです。
セルフジェル基本のやり方(9)爪の保湿をする
キューティクルオイルを爪の根元に垂らし、甘皮部分に行き渡らせます。その後、指を使って爪全体に馴染ませましょう。
キューティクルオイルを使ってケアすることで、ネイルの持ちがよくなります。処理した甘皮部分も保湿され、美しい仕上がりに。こまめにオイルを塗ることで、爪を健やかに保つサポートにもなりますよ。
初心者さんが知っておきたいジェルネイルの選び方
ポリッシュタイプorジャータイプ
筆が蓋に付属しているポリッシュタイプは筆を洗う手間がなく、気が向いたときに気軽に塗れる手軽さが魅力。それゆえジェルの粘度が低く、アートには向かないタイプである点に注意が必要です。また、ブラシが底に届かないため最後まで使い切れないというデメリットがあります。
一方、ジャータイプは筆を用意する必要があり、筆が固まらないよう使用後のお手入れが必須です。しかし、ジャータイプならアート向きな粘度の高いジェルを使用でき、筆を使って最後まで使い切れます。どちらもメリット・デメリットがあるためデザインや用途に合わせて選びましょう。
化粧品ジェルor雑貨品ジェル
店頭やネットショップではさまざまなタイプのジェルが販売されていますが、セルフネイルで使用する際は『化粧品ジェル』か『雑貨品ジェル』かを確認するのがおすすめです。
化粧品ジェルは、さまざまな基準をクリアした化粧品として認可されている商品である一方、雑貨品ジェルは化粧品として認可されておらず、トラブルに見舞われる可能性も。もちろん安全性に配慮したタイプの雑貨品ジェルもあるため、ひとつの判断基準として参考にしてください。
セルフジェルネイルを綺麗に仕上げるコツ
下準備を怠らない
ジェルネイルの下準備は、その後の持ちを左右する重要なコツのひとつです。セルフネイル初心者の方は、怠りがちなため注意しましょう。
自爪の形や甘皮を綺麗にする基本の工程はもちろんですが、初心者さんがとくに気をつけたいのは爪の表面を整えること。爪の表面が曇る程度に削り、しっかりとダストを拭いてからジェルを乗せるようにしてください。