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【セルフで簡単】アロママッサージの基本のやり方!行う際に気をつけたい注意点とは
ハーブや花から採れるナチュラルな成分や香りが特徴の精油。アロママッサージとは、そんな精油の魅力を最大限に活かし、日常生活で乱れた心と身体の調整に役立つセルフケア方法です。とはいえ、「やり方が難しそう」「自分にはできない」と躊躇している方もいるでしょう。
この記事では、アロママッサージの基本のやり方や注意点、精油のブレンド方法までレクチャーします。あなたもアロママッサージをはじめて、日々の中に癒やしをプラスしてみませんか?
疲れたときは、アロマの力を借りてじっくりセルフケアを
アロママッサージで、リラックスタイムを満喫しよう
知らず知らずのうちに溜まってしまうストレス。毎日のやるべきことに奔走して、身も心も疲れ気味の女性は多いでしょう。エステに行くのもいいけれど、より簡単な方法があれば日常的に自分を癒やして疲れを改善できるはず。
アロママッサージはエステに通うよりも手軽で、おうちでのリラックスタイムが向上するおすすめのセルフケア方法です。
アロママッサージならではのメリットとは?
アロママッサージとは、植物の香り成分を抽出して作られた精油(エッセンシャルオイル)を用いるアロマテラピーの一種です。アロマテラピーとは、精油を活用することで美しくヘルシーなライフスタイルを目指す自然療法。
精油を希釈したアロマオイルで行うマッサージには、精油とマッサージ双方のメリットが重なります。心地よい香りを感じながら疲れた部分をほぐせるため、普段忙しい大人の女性におすすめです。
自分に合った精油をカスタマイズ
アロママッサージに使用できる精油はさまざまな種類があり、その1つ1つに異なる香りと働きが期待できます。自分のためにその日の身体や気分にフィットする精油を選び、ゆったりセルフアロママッサージをする時間は格別。
精油の選び方は、香りの好みや改善したい目的などどちらでもOKです。よい香りが豊富にあるため迷ってしまう方は、続いてご紹介する精油の選び方を参考にしてみてください。
【ブレンドの基本】自分だけのレシピでアロマオイルを作ろう
ステップ(1)目的に合わせて精油を選ぶ
リラックスしたいとき
おすすめの精油
- ・ラベンダー
- ・サンダルウッド
- ・イランイラン
心身の癒やしを求めているときには、緊張を解きほぐす精油がおすすめです。アロマオイルでマッサージをすると、手の感触と香り成分の働きで相乗効果が期待できます。
リラックスタイムにぴったりの精油は他にも数多くありますので、数種類ブレンドしてお気に入りの香りを手作りするのもよいでしょう。
ストレスケアしたいとき
おすすめの精油
- ・ベルガモット
- ・オレンジ
- ・クラリセージ
仕事や人間関係で小さなストレスを感じることは、誰にでもありますよね。心のモヤモヤが晴れないときは、ストレスケアにぴったりな精油を使い、首や肩をじっくりほぐしましょう。首まわりは自律神経にアプローチできるため、おだやかな気分へと導きます。
香りをしっかり感じられるように、深呼吸をしながらマッサージするとよりグッドです。
気持ちよく眠りたいとき
おすすめの精油
- ・ネロリ
- ・カモミールローマン
- ・スイートマジョラム
よい眠りを誘う精油は心と身体をゆるめ、すっきりとした目覚めを促します。アロマの香りを嗅ぐと、呼吸の速度が自然とゆっくりとしたスピードになるので、心地よく入眠できるでしょう。
集中力アップしたいとき
おすすめの精油
- ・ローズマリー
- ・レモン
- ・ペパーミント
すっきりとした香りで気分をリフレッシュさせる精油は、集中力をグッと高めたいときにおすすめです。だらけがちな気分を向上させ、やるべきことへ集中しやすい状態に。
マッサージができないときも、アロマの香りを嗅ぐだけで気持ちがシャキッと引き締まるでしょう。
ステップ(2)お好きなキャリアオイルを選ぶ
ミネラルオイル | 扱いやすく、マッサージに適した質感 |
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スイートアーモンドオイル | なめらかな感触で肌をやわらげる |
ホホバオイル | 肌質を選ばずさらっと潤う |
ココナッツオイル | 酸化しにくく、幅広い用途で活躍する |
スクワランオイル | 肌なじみがよく敏感肌にも使いやすい |
オリーブオイル | 乾燥が気になる大人の肌におすすめ |
キャリアオイルとは、精油を希釈するときにベースとなる欠かせないアイテム。はじめての方は、上記の中でもミネラルオイルやスクワランオイルがおすすめです。さらりとした質感ですべりがよく、癖がないので精油そのものの香りを楽しめます。
キャリアオイルにも1つ1つ特徴があるため、好みの成分や使用感をみつけてみてくださいね。
ステップ(3)アロマオイル作りにチャレンジ
必要なアイテム
- ・お好みのキャリアオイル:50ml
- ・お好みの精油:10滴まで(0.5ml)
- ・遮光性のある瓶やガラス容器
お好みの精油を1〜3種類使用し、合計10滴を限度にブレンドします。身体へ塗布する場合の希釈濃度は1%が限度※ですが、敏感肌の方は0.5%程度から試してもよいでしょう。上記を目安に作りたい量によって調節してみてくださいね。
また、ブレンドした精油は遮光瓶に保存して早めに使い切りましょう。
※顔に塗布する場合の希釈濃度は0.5%が限度です。