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のっぺり顔から脱出!パーツ別のメイク方法や立体感を出すコツを習得しよう
顔に立体感がなく、平坦な顔立ちが特徴の「のっぺり顔」。素朴でかわいらしい印象の持ち主ですが、「地味に見える」「メリハリがほしい」と悩んでいませんか?
今回は、そんなのっぺり顔の特徴や解消するメイク方法を、パーツごとに詳しく解説。あわせて、逆にのっぺり顔を加速させてしまうNGメイク方法などもご紹介します。鏡で自分ののっぺりした顔を見るたびにため息をついていた方は、ぜひ今回ご紹介するメイク方法を実践して憧れのメリハリのある美人顔を手に入れてくださいね。
チークは立体感と小顔を作るように入れる
チークは血色感をプラスする目的で使う方も多いと思いますが、顔に立体感を与える役割もあります。色味を足すと頬がふっくらとして見え、立体感が生まれるのです。さらにフェイスラインの余白も目立たなくなるので、小顔効果も期待できます。
ですが、チークは正しく入れないと逆効果になってしまうこともあるので、入れる位置には注意が必要。効果を最大限に発揮するには、自分の顔の形に合った位置に入れることが大切です。
ベースメイク|のっぺり顔から脱出する立体感メイク方法
化粧下地でツヤを仕込んでおく
ベースメイクでのっぺり顔を解消するためには、ツヤ感が大事。化粧下地の時点でツヤを仕込み、自然な立体感をプラスしましょう。
化粧下地はただ全顔に塗り広げるのではなく、立体感が出るよう塗るのがポイント。保湿系の化粧下地を顔全体に塗り、高さを出したい額の中央、鼻筋、目の下の三角ゾーン、顎先に再度重ねてツヤを追加すると、より立体感がアップします。
ファンデーションは顔の中央のみに薄く塗る
ファンデーションはとにかく薄付きを心がけて塗ることが大事。少量を顔中心のみにつけるようなイメージで、内側から外側に向かって塗り広げましょう。顔の外側にほとんどファンデーションがつかないように塗ることで自然とフェイスラインに陰影がつき、立体的な顔に仕上がります。
ファンデーションは額、両頬、鼻、顎に5点置きしてから塗り広げるのがポイント。高さが出てほしい部分に濃くつくことでトーンが明るくなる※ので、自然な立体感が生まれます。
※メイクアップ効果
シェーディング&ハイライトで影とツヤをプラス
シェーディングとハイライトはのっぺり顔解消の要。シェーディングとハイライトで影とツヤを足すことで、メリハリのある顔が作れます。
シェーディングを入れる位置は、眉頭の下のラインから目頭のくぼみにかけての三角ゾーン、小鼻、こめかみ部分の髪の生え際から顎先にかけたフェイスライン。ハイライトは額の中央、目の下の三角ゾーン、鼻筋と鼻の頭、唇の上に入れてください。
シェーディングもハイライトも塗りすぎると変に浮いてしまうため、必要な部分にだけ肌になじむ程度の薄さでのせるのがポイントです。
眉毛メイク|のっぺり顔から脱出する立体感メイク方法
眉毛同士の距離感を意識して仕上げる
顔がのっぺりと見えてしまう原因の1つとして、眉間の距離感が挙げられます。眉毛同士の距離感が離れていると中央に余白ができてしまい、立体感がなく見えてしまうのです。そのため、眉毛でのっぺり顔を解消するには、眉同士の距離感を近づけてメイクを仕上げるのがポイント。
眉頭の位置が小鼻の真上になるように描きはじめると、ちょうどよい眉間の距離感になります。
眉毛と目の距離感も大事
立体感のある彫りの深い顔に仕上げるには、眉毛と目元の距離感も大切。もとから目鼻立ちがはっきりしていて立体感のある顔立ちの方は、眉毛と目の距離が近い傾向にあります。そのため、眉毛を仕上げるときは、目元の距離感を縮めることを意識して描くのがおすすめです。
眉毛と目の距離を近づける方法は、眉下のラインにカーブを持たせないことがポイント。眉毛のアンダーラインをまっすぐに描くことで、眉下から目元までの余白が減らせて距離が近くなります。