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のっぺり顔から脱出!パーツ別のメイク方法や立体感を出すコツを習得しよう
顔に立体感がなく、平坦な顔立ちが特徴の「のっぺり顔」。素朴でかわいらしい印象の持ち主ですが、「地味に見える」「メリハリがほしい」と悩んでいませんか?
今回は、そんなのっぺり顔の特徴や解消するメイク方法を、パーツごとに詳しく解説。あわせて、逆にのっぺり顔を加速させてしまうNGメイク方法などもご紹介します。鏡で自分ののっぺりした顔を見るたびにため息をついていた方は、ぜひ今回ご紹介するメイク方法を実践して憧れのメリハリのある美人顔を手に入れてくださいね。
パウダーとペンシルでメリハリのある眉毛に仕上げる
立体感のないペタっとした眉毛は、顔の印象も平たく見せます。眉毛を描くときはパウダーとペンシルを使い、メリハリのある眉毛に仕上げましょう。
メリハリのある眉毛に仕上げる方法は、まずふんわりと仕上がるパウダーで眉毛全体を整えるように描き、立体感を与えます。次に、しっかりとしたラインが描けるペンシルで、眉下の線をまっすぐ整えるように引き、パウダーでふわっと仕上がっている眉毛を引き締めてください。最後に、眉頭の毛が足りない部分にペンシルで1本ずつ毛のように描き足したら、メリハリ眉毛の完成です。
アイメイク|のっぺり顔から脱出する立体感メイク方法
グラデーションアイシャドウで陰影のある目元に
アイメイクはグラデーションアイシャドウで自然な陰影をつけ、目元をはっきり見せましょう。カラーは好みで選んでOKですが、ブラウン系を使うと肌なじみがよく、ほどよい陰影が作れるのでおすすめです。
グラデーションを作る方法は、まずアイホールと下まぶたにベースカラーをのせます。次に、中間色を二重幅と下まぶたの目尻から1/3の範囲に塗りましょう。一重や奥二重の方は、目を開いたときに色が隠れない部分まで塗るのがポイント。最後に、締め色を上まぶたの目のキワに塗って完成です。
ツヤ感も足して立体的に見せる
グラデーションアイシャドウで陰影を作ったら、次はツヤを足して立体的な目元に仕上げます。パールアイシャドウを上まぶたの中央と、下まぶたの涙袋にのせてください。ツヤを足すことで、光が集まり立体的な目元に仕上がります。
パールアイシャドウは粒子が粗いとギラギラし過ぎてわざとらしく仕上がるので、微細なものを選んでください。
上向きのロングまつ毛に仕上げ眉毛との距離を縮める
眉毛のメイク方法でも説明しましたが、目元と眉毛の距離が近いと目鼻立ちがはっきりと見えメリハリのある顔に仕上がります。アイメイクをするときも、眉毛との距離を意識して仕上げるのがポイントです。
まつ毛はしっかりと上げて長さを出すと、そのぶん目の縦幅が強調され眉毛との距離が縮まって見えます。マスカラを塗るときはビューラーでしっかりとまつ毛を上げてから、長さを出すようにまっすぐ上にスライドさせて塗ると、きれいな上向きロングまつ毛が完成しますよ。
チークメイク|のっぺり顔から脱出する立体感メイク方法
チークは骨格に沿って入れて立体感をプラスする
チークは顔に血色感を与えるために欠かせないアイテムですが、立体感を出したいときにも頼りになる存在です。頬に色味が足されるとふっくらと見え、顔が立体的に仕上がります。
チークは入れる位置によって仕上がりの雰囲気が変わりますが、顔に立体感を出したい場合は骨格に沿って入れるのがポイント。頬骨の高い位置からこめかみに向かって斜めに入れましょう。
上級者テクニックとして、淡い色のチークを頬骨の高い位置からこめかみに向かって広範囲にのせ、少し濃い色のチークを頬の1番高い位置にふんわりのせると、グラデーションの効果でさらに立体的な頬に仕上がります。
輪郭の形に合わせて入れてものっぺり感が解消できる
チークは輪郭の形に合わせて入れ方を変えると顔の余白がカモフラージュされ、小顔効果が期待できます。小顔に見えるとそれだけでのっぺり感もやわらぐので、フェイスラインにコンプレックスを持つ方は、輪郭の形に合ったチークの入れ方を覚えておくのがおすすめです。
丸顔
丸顔さんは顔が横に広いため、のっぺり顔に見えやすい輪郭の形。チークは丸みを目立たなくするため、頬の高い位置からこめかみに向かって斜めに入れるのがポイントです。
丸顔さんは顔の内側にチークを入れ過ぎてしまうと輪郭の丸みが強調されてしまうので、なるべく外側の位置から入れるようにしましょう。
面長
面長さんは顔が長く間延びして見えるため、のっぺり顔に見えやすい輪郭の形です。チークは顔の長さをカモフラージュするため、頬骨の高い位置より下のチークを入れるようにしましょう。入れる位置が高過ぎると顔の下半分が長く見え、バランスが悪くなってしまいます。
入れるときは、あまり角度をつけずに横に入れるのがポイントです。
ベース型
ベース型さんはエラが張っているのが特徴。顎はシャープですがエラが張っているぶん顔の横幅が広く見え、丸顔さんと同様のっぺり見えやすい顔の形です。
チークは丸顔さんと同じように頬の高い位置からこめかみに向かって斜めにいれると、顔全体がバランスよくシャープに見えます。