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髪の毛の静電気、対処法ってあるの?簡単にできるスタイリングとおすすめケアアイテム

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髪の毛の静電気、対処法ってあるの?簡単にできるスタイリングとおすすめケアアイテム

静電気のせいで髪の毛が「ボサボサする…」「絡まる…」といった経験はありませんか?せっかくばっちりキメたヘアセットも、静電気で台無しになるとその日はずっと気分が下がりますよね。
今回は、静電気が起こる原因と簡単な対処法をヘアケアとスタイリング方法に分けて解説します。また、静電気対策におすすめのアイテムや外出先で発生したときの簡単な取り方などもご紹介しているので、今まで静電気による髪トラブルに悩まされていた方はぜひ参考にしてみてくださいね。

カテゴリ | ヘアケア
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髪の毛に静電気が発生する原因とは?

こんな経験はありませんか?

こんな経験はありませんか? 出典:adobestock

冬になると、「髪の毛が広がる」「髪がペタッとする」「アホ毛が目立つ」「顔に髪の毛がくっつく」「絡まりやすくなる」などの経験はありませんか?これらはすべて静電気が原因で起こる髪のトラブルです。とくにミディアムヘアやロングヘアの方は、このようなトラブルが起こると髪の毛が扱いづらくなりストレスを感じますよね。

ですが、静電気が発生する原因を知り、しっかりと対策するとこのような髪トラブルに悩まされることが減ります。

きちんと対策をする前にまずは、静電気が発生する原因についてしっかりと理解しておきましょう。

髪の毛に静電気が発生する大きな原因はうるおい不足

髪の毛に静電気が発生する大きな原因はうるおい不足 出典:adobestock

髪の毛にうるおいが少なく、乾燥していると静電気が起こりやすくなります。

また、乾燥は静電気を起こしやすくするだけではなく、髪のダメージにも直結するのです。なるべく髪の毛が乾燥しないように日頃からケアをし、乾燥させやすい環境を作らないように意識しましょう。

それでは、静電気の発生に繋がってしまう原因をもう少し詳しく見ていきます。

原因1|空気が乾燥している

原因1|空気が乾燥している 出典:adobestock

冬は夏に比べ、髪の広がりや絡まりなどの髪トラブルに悩まされる方が増えます。その理由は冬の空気が乾燥しているからです。空気が乾燥していると髪の毛のうるおいが減り、静電気がたまりやすくなります。

静電気は湿度40%未満だと発生しやすいのが特徴です。もともとの空気が乾燥しているうえに、暖房などでさらに湿度を下げてしまう冬は、最も髪が乾燥しやすい時期だといえます。

原因2|ブラッシングのやりすぎ

原因2|ブラッシングのやりすぎ 出典:adobestock

ブラッシングのやりすぎも静電気を起こしやすくする原因に。髪の毛は外部からのダメージを防ぐために、天然の油分の膜で表面が覆われています。ですが、1日に何回もブラッシングをするとその油分の膜が剥がれてしまい、髪が乾燥しやすい状態に。さらに、ブラシの摩擦により静電気を起こしやすくしてしまうのです。

また、過度なブラッシングは静電気の発生を促すだけではなく、枝毛や切れ毛、抜け毛などの原因にもなってしまいます。

原因3|髪質

原因3|髪質 出典:adobestock

髪質によっても静電気の起こりやすさは左右されます。細く柔らかい髪は、太く硬い髪に比べ静電気を起こしやすいのが特徴です。理由は静電気が細いものの先端に集まりやすく、放電しやすい性質を持つから。そのため、髪が細く軟毛の方は静電気を集めやすく大きく放電しやすいのです。

また、くせ毛の方も起こりやすいといわれています。髪にうねりがあることで髪と髪の間に隙間ができ、そこから乾燥しやすいためです。乾燥した髪同士の摩擦で静電気を起こしやすくさせます。

原因4|身につける衣類の素材

原因4|身につける衣類の素材 出典:adobestock

静電気を発生させやすくする原因は、着用している衣類や小物の素材にもあります。とくに重ね着などによる異素材の組み合わせは、静電気を集め放電しやすくしてしまうのです。なかでも発生させやすい組み合わせは、プラスの電気を帯びやすいウール素材とマイナスの電気を帯びやすいポリエステルの素材の組み合わせ。

プラスとマイナスの異なる性質のものが組み合わさると、バランスを崩し静電気が放電されやすくなるのです。

髪の毛の静電気を防ぐ簡単な対処法【ヘアケア方法】

静電気の最も大きな原因は、「乾燥」です。空気の乾燥対策はもちろん、日頃のヘアケアやスタイリング方法で髪の毛を乾燥させないようにしておくと、静電気の発生を抑えられます。

トリートメントで保湿する、室内の湿度を保つ、スタイリング前はヘアミストで保湿をしてからおこなうなど、髪の毛がうるおい不足にならないように心がけましょう。

対処法1|トリートメントをたっぷり使って髪の保湿

対処法1|トリートメントをたっぷり使って髪の保湿 出典:adobestock

髪の毛に静電気を起こしやすくする大きな原因は乾燥。そのため、日常的なヘアケアでは保湿を意識することが大切です。シャンプーで洗髪をしたあとは、トリートメントでたっぷりと髪にうるおいを与えてください。

静電気対策には保湿力が高く、仕上がりがしっとりするアイテムがおすすめです。トリートメントを付けたあとはすぐに洗い流すのではなく、少し時間をおくとより髪の毛がしっとりと仕上がりますよ。

対処法2|静電気が発生しにくい素材のブラシを使う

対処法2|静電気が発生しにくい素材のブラシを使う 出典:adobestock

静電気の発生を抑える方法として、ブラシを見直すこともおすすめです。ブラシの素材によって静電気を発生させやすいものと、発生させにくいものがあります。とくにポリエステルやプラスチック製のアイテムは、静電気を起こしやすいので要注意。木製などの天然毛を使用したブラシを選びましょう。

天然毛のブラシは猪毛や黒豚毛、白豚毛などがあります。

この記事を書いた人

shimmy

美容やコスメをこよなく愛する2児の母。好きなことを仕事にしたい!という思いから美容やコスメについて一から勉強し、コスメコンシェルジュの資格を取得。現在はその知識を活かすため美容ライターとして活動中。
最近はブログでアラサーならではの肌悩みや美容についてマイペースに発信中。

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