1回目は、顔全体に基本の塗り方でリキッドファンデーションを塗ります。2回目の重ね塗りは、ブラシの毛先だけにリキッドファンデーションを含ませてください。このとき、リキッドファンデーションの付けすぎには注意しましょう。

毛先だけに含ませることで表面の厚塗り感を防ぎ、薄付きメイクが完成します。また、足りないときは、少量をブラシに含ませるのがポイントです。

筆先に付いたリキッドファンデーションをティッシュやキッチンペーパーで拭き取りましょう。使ったあとは毎日必ず拭き取るようにし、筆先にリキッドファンデーションが付いていない状態にしてください。

拭き取らずに放置していると筆先に雑菌が増え、そのまま使用すると肌トラブルを起こす可能性があります。時間がない場合でも、忘れずに毎日拭き取りましょう。汚れがひどい場合には、正しい洗い方でブラシを清潔にしてくださいね。

拭き取るときは、力を入れすぎないでください。強い力で拭き取ると筆先が傷むのと同時に、毛が抜ける原因になります。また、ブラシの劣化が早まり、リキッドファンデーションを均一に塗れない可能性も。

洗い方を間違えるとブラシの魅力が半減し、キレイなメイクに仕上がらないので注意が必要です。力を入れすぎずに、やさしく同じ方向に繰り返し拭き取りましょう。洗い方が簡単で人気が高い人工毛を選べば、毎日のケアが楽になりますよ。

定期的に正しい洗い方でブラシをキレイに洗いましょう。まず、ぬるま湯に中性洗剤を2～3滴垂らし、ブラシを入れて軽く円を描くように混ぜます。リキッドの汚れが落ちたら、水を入れ替えてキレイなぬるま湯でブラシをすすぎましょう。

すすぎ終わったら筆先を手で絞って水気を切り、捨ててもよいタオルやキッチンペーパーを使って、しっかりと水気を切ってください。最後に毛並みを整えて、毛先が潰れないように日陰に干しましょう。

すすぎ終わったあとは、水分が残らないようにしっかりと水分を切ってください。水分が残っていると雑菌が増え、悪臭や肌トラブルの原因に。乾かすときは毛先を浮かせるか、立てかけて3日程度は乾燥させましょう。

また、長時間の浸け置きは毛先を束ねている接着剤の強度に影響し、劣化や毛が抜ける原因に。ドライヤーや紫外線は毛の表面が傷んで、毛先の広がりや劣化を早める原因になるため、自然乾燥してくださいね。

リキッドファンデーションの塗る方法を変えると、素肌のようなツヤ感あるキレイなベースメイクができます。スポンジやパフを使っている方はこれを機会にブラシに変えると、今までと違う雰囲気になれるでしょう。

また、使うブラシの種類によっても、違う仕上がりに。自分がなりたい姿を想像して、新しいベースメイクに挑戦してくださいね。