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【ヘアケア迷子必見】洗い流さないトリートメントの魅力を引き出す使い方を伝授!
美容院で整えた髪の毛のクオリティを、自宅でも保つためのヘアケアに欠かせない洗い流さないトリートメント。「アウトバストリートメント」とも呼ばれ、使っている方も多いのではないでしょうか。ですが、何気なく使っていませんか?せっかく洗い流さないトリートメントを使っていても、正しいやり方や使い方をしていないと魅力が半減してしまうことも。
今回は洗い流さないトリートメントの種類や髪質に合った正しい使い方についてご紹介します。
ミストタイプ
スプレー式で液体がミスト状で出てくるタイプ。ツヤと水分を与え軽い仕上がりになるので、細く柔らかい髪質やふんわりとしたボリューム感がほしい方におすすめです。朝の寝癖直しにも使い勝手のよいアイテムとなります。
ただし、油分の配合が少ないので乾燥が気になる方には物足りなく、熱や紫外線ダメージから髪を守る効果はあまり期待できません。もう少し潤い感がほしいという方はミストタイプを使った後、少しだけオイルタイプを併用するやり方が◎。
洗い流さないトリートメントの魅力を引き立てる正しい使い方
使い方の順番(1)タオルドライ
まず髪の水分をしっかりとることが重要。目安は髪の毛から水が垂れてこない程度にタオルドライします。髪の水分がしっかりとれていないと、洗い流さないトリートメントをなじませてもトリートメントの役割を存分に発揮することは難しいです。
また、タオルドライする際に髪の毛をゴシゴシと擦って水気をとるのはやめましょう。キューティクルが剥がれてしまい、髪がよりパサつく原因に。顔のお手入れと同じように、タオルでやさしく包みこみ水分をとりましょう。
使い方の順番(2)適量を手に出してなじませる
使うアイテムを毛量や長さに合わせて適量を手のひらに出します。洗い流さないトリートメントは、量が少なすぎても多すぎてもいけません。
手のひらに出した後、両手で温めてなじませてから髪につけましょう。温めることで髪の毛にまんべんなくつけられ、髪の内部まで成分が行き渡りやすいですよ。
髪の長さ | オイル・クリーム・ミルクタイプの使用量目安 |
---|---|
ショート | 1~2プッシュ |
ミディアム | 2~3プッシュ |
ロング | 3~4プッシュ |
ミストタイプはショートヘアの方で10プッシュ、ロングヘアの方で20プッシュほどが目安となります。
使い方の順番(3)最初は毛先からつけて中間まで
ダメージを受けやすい毛先からつけ、中間までなじませましょう。やさしく手ぐしでつけるような感覚で軽く揉み込みます。最後に手に残ったトリートメントを前髪にも軽くつけましょう。
髪の毛が絡んでいる場合は無理に引っ張ると抜けてしまう可能性があるので、やさしくほぐすようにしてくださいね。
使い方の順番(4)コームでとかす
より均一に洗い流さないトリートメントをなじませるために、コームでとかすことがポイント。使うコームは目の粗いタイプを選びましょう。目の細かいコームだとせっかくなじませたトリートメントが取れてしまい、コームと髪の毛の間に摩擦が生じキューティクルを傷める原因となります。
コームでなじませるひと手間を行うことでダメージを抑え、なめらかな仕上がりが期待できますよ。
使い方の順番(5)すぐにドライヤーで乾かす
洗い流さないトリートメントをつけたとしても、髪が濡れている状態ではダメージを受けやすいので、すぐにドライヤーで乾かしましょう。乾かす際は、キューティクルを閉じるように根元から毛先に向かって乾かします。
高性能のドライヤーを使っていたとしても、下からドライヤーを当ててしまうとキューティクルが開くので、意識して上から当てましょう。
使い方の順番(6)最後にもう1度なじませる
ドライヤーが終わったら、最後の仕上げとして洗い流さないトリートメントを軽くなじませましょう。再度つけることで、寝具との摩擦や乾燥から髪を守れます。
ただし、つけすぎるとベタつくので、あくまで軽くつけることがポイント。乾燥やダメージが起きやすい毛先を中心に、部分的になじませるとよいですよ。
タイミングを押さえて!洗い流さないトリートメントの使い方
洗い流さないトリートメントは、基本的にドライヤーで髪を乾かす前になじませますが、そのほかにも、魅力的に使う方法があります。
例えば、日中髪が乾燥でパサつかないようにヘアセットの際に潤いを与えたり、ヘアスタイルをキープしたりなどの使い方がおすすめ。ぜひ自分のタイミングに合った使い方を見つけましょう。
ドライヤーで髪を乾かす前
ドライヤーの熱から髪を守るために、髪を乾かす前に洗い流さないトリートメントは必須。髪の表面にあるキューティクルは、髪に必要なタンパク質や水分を逃がさない構造をしています。何もつけずにドライヤーを使い乾かしていると、乾燥しやすいキューティクルが開き水分が失われ、パサつきやうねりの原因に。
また、トリートメントをつける前はしっかりタオルドライで髪の水分を取りましょう。髪に必要以上に水分が残っていると、洗い流さないトリートメントの魅力を発揮できません。
ヘアスタイルをつくる前に潤い補給
朝ヘアスタイルをつくる前に洗い流さないトリートメントをなじませ潤いを与えることで、日中のパサつきや広がりを抑える効果が期待できます。乾いた髪になじませることで髪がまとまりやすくなり、扱いやすくなるためヘアスタイルがつくりやすいでしょう。
好きな香りのトリートメントを使うことで、1日気分よく過ごせますよ。
スタイリング剤と混ぜてツヤとまとまりをプラス
ヘアスタイルをつくる際、ワックスを使う方は洗い流さないトリートメントと混ぜて使うと、よりまとまりやすくツヤ感の出る仕上がりに。美容院でセットしてもらうような、こなれ感のある濡れツヤ髪を再現できます。混ぜて使うことが難しい場合は、先にワックスで形を整え洗い流さないトリートメントを軽くなじませると使いやすいですよ。
ただし、トリートメントをつけすぎるとせっかく整えたヘアセットがトリートメントの重みで崩れてしまうので、使う量には気をつけましょう。